子供を育てるということは、神様から授かった命をある一定の期間お預かりするということだ。だから、子供が幼い間は全力で守らなくてはいけない。子供を育てるということは、ある程度自分を犠牲にしなくてはいけない。子供を持つ前はそんな覚悟を持っている人などいないけれど、幼い命を目の前にしたらその命を全力で守る決心をする。
大人になったら社会に戻すのだけど、そのとき子供をどのような形で社会に送り出すかということも難しい。
異性と付き合うということ、結婚することよりも楽しいことが世の中に溢れている時代となり、晩婚化、非婚化はどんどん進行している。そういったことの先にある、子供を持って育てるということの意義も薄れつつある。
それでも、この本を本屋大賞に選んだ人も人の子。自分が受けた命をどう使うかは、おそれぞれの人の自由。私は私でこの命をこの先どのように使っていくのかを改めて考えてみたい。
5月の読書メーター
読んだ本の数:1
読んだページ数:372
ナイス数:54
【2019年本屋大賞 大賞】そして、バトンは渡されたの感想
主人公の感情がフラットなのは愛情豊かな親によるものなのか、本人の元々のキャラクターなのかがわからなかった。後者とすれば担任の先生の心配するような事態がいつ起こっても仕方なかっただろうと思う。幸せになろうと思っている人が集まれば、みんなが幸せになる、そんな幸せな話を楽しむという素直な気持ちで読めば、自分も幸せになれる。そんな、幸せな物語。
読了日:05月28日 著者:瀬尾まいこ
読書メーター
読んだ本の数:1
読んだページ数:372
ナイス数:54
【2019年本屋大賞 大賞】そして、バトンは渡されたの感想
主人公の感情がフラットなのは愛情豊かな親によるものなのか、本人の元々のキャラクターなのかがわからなかった。後者とすれば担任の先生の心配するような事態がいつ起こっても仕方なかっただろうと思う。幸せになろうと思っている人が集まれば、みんなが幸せになる、そんな幸せな話を楽しむという素直な気持ちで読めば、自分も幸せになれる。そんな、幸せな物語。
読了日:05月28日 著者:瀬尾まいこ
読書メーター
あれ、1冊しか読まなかったか
読書履歴はコチラで→