こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

あの頃は何にでもなれると思っていた

2020年01月30日 | 日々思うこと、考えること
子供の頃、自分は何にでもなれると思っていた。自分の人生が伝記になるような偉人、作家、政治家。はたまた、多くのタイトルを獲得する一流スポーツ選手、超人にだってなれるかもしれなかった。
でも、小学校に上がるか上がらないかのうちに、自分より力のある、大きな友達が行く手を塞ぎ、中学校に上がる頃には自分がどちらかというと凡人の部類に属することを自覚した。そして、自分探しもそこそこに、進路を定め、親の助けもあって大学に進むことができた。
ヒーローになれなかったからといって、いまさらそのことを悔やんでも仕方がない。人生は淡々と、ときに大きくうねりながら時間とともに流れていく。自分に与えられた残り時間が少ないと今頃になって気がつき、この先自分は何に成れるのだろうと考える。でも、いくら考えたところで、選択肢はほとんどない。それより、自分に今与えられていることが天命で、それを全うすることが私がすべきことなのだと自覚することが大切なのだろう。
ブレイクスルーはもう無いか

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