こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

ぐるっと回って・・・

2021年03月22日 | 日々思うこと、考えること
 夜来の嵐。朝起きたら雨は降っていなかったが、風はそこそこ吹いていて、今夜はまた雨になるそう。春は天気がめまぐるしく変わる。雨が花粉の飛散を抑えてくれるとありがたいのだけど、効果はわずかで、くしゃみが出る。電車内でくしゃみをするときにはマスクを手で押さえて極力音が出ないようにしているが、自分が期待しているほどの消音効果が得られず、周囲の目が気になる。もうしばらくつらい時期が続く。

 朝食を食べていたら、キッチンで弁当の用意をしてくれていた妻が、

「あら、双子だわ。 ひさしぶり。」

 と嬉しそうに声を上げた。
 
「たまご?」

「そう」

 箸を置いて、妻の持つボウルを覗き込んだら黄身が4個。このうちすこし小ぶりの2個が双子。

 1つの卵からなので、受精していたら1卵性双胎となったかもしれない。ヒトの場合、双胎の頻度は分娩100につきおおよそ1組だが、卵を100個割って1個は双子ということはないので、ニワトリの方が双胎の頻度は低そうだ。ただ、受精したとして卵1個からひよこ2羽は生まれることは可能だろうか。
 
 何はともあれ、茶柱が立ったようで、なんとなく嬉しかった。もちろん、弁当にはその卵を使った玉子焼きが入った。

 昨日、新型コロナウイルス感染症対策の2度目の緊急事態宣言が解除された。テレビニュースでは多くの飲食店が営業を再開するということを盛んに流している。感染症予防対策を行なった上で、というお店の話が取り上げられているものの、十分な対応をしているお店が、どれほどあるのだろうか、心配になる。

 昨日行われた千葉など各地の首長選挙での当選祝いの場面で大声をだして万歳をしているのをみれば、感染対策が形骸化しているのがよくわかる。万歳の映像に続いて、当選した新首長が感染対策がどうのこうのと言うのを聞くと虚しいのを通り越してなんだか可笑しい。花見や歓送迎会は控えてくれと言っているが、果たしてどうなるだろうか。去年はずいぶんいろいろな有名人が花見で非難されていたが、今年はどうなるか。

 1日終わって振り返ってみると、いいことも残念なこともあった。帰りの電車は混んでいた。けっきょくのところ、人生プラスマイナスゼロ。最初出たところに戻ってくるだけのはなし。猫の目と同じ。
夜は眠って、朝また起きる

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