goo blog サービス終了のお知らせ 

こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

いつの間にか周りは若い人ばかり

2019年11月15日 | 日々思うこと、考えること
某科で研修医の歓送迎会を開くので、今度新しくきたコロ健も特別参加ということでいかがかと声をかけてもらった。
参加して驚いたのは、みなさん若いこと。会議で隣の席ということで知り合った医長の先生は私と同世代だったけど、ほかはみんな20代、30代。当たり前といえば当たり前だけど、あれこれ頼らせてくれる年長の先生はいつの間にかいなくなっていて、気がつけば周りは若い人ばかり、というか自分が一番上の世代。やれやれ。

アルハラ、セクハラ、パワハラなどおこさないよう、不注意な発言に注意し、乱れないように気をつけながら飲んだつもりだったが、「先生結構お強いですね」などと後から言われてしまったから、ちょっと飲みすぎたか。

笑ってしまったのは、以前ここで紹介した「あすけんダイエット (サイト&アプリ)」をやっているという先生がいたこと。ダイエット話でしばし盛り上がった。でも笑えたのはその時だけ、今朝は体重が若干増加していた。これからの忘年会シーズンのいい予行演習演習にはなった。

酒は飲んでも飲まれるな

ブログランキング・にほんブログ村へお願いします





11月の月

2019年11月14日 | 日々思うこと、考えること
昨晩の月は美しかった。

各地で美しい月が見えたようで、色々な場所で撮られた月の写真が、フェイスブックやインスタに投稿されていた。
仕事が終わって病院を出た時、ちょうど東の空に大きな月が出てきたところだった。写真を撮りたかったのだけど、電線や柱に邪魔されて、いい写真を撮ることができなかった。帰宅してからは、高く上がってしまってだいぶ小さくなっていた。夕食を終えて、外に出てみると、月はあたりを明るく照らし出していて、雲間からみえる月はやっぱり美しかった。今度は、写真におさめることができた。

一昨日が満月で昨日は十六夜(いざよい、じゅうろくや)。以前十三夜の月のことを書いたことがある(がんばれ私のオンボロCPU - 2014年11月6日)。この時もやっぱり11月だった。11月というのは、あまり目立たない月のようだが、秋の深まりを楽しむにはいい月だ。それに、11月には私は特別の思い入れもある(
にしむくさむらい(二四六九士)−2010年12月8日)。そんな11月ももう半ば。仕事も少しずつ溜まってきている。
新しい職場に慣れてきたところで、もう少し馬力を上げていこう。
リラックスして
(更新遅れてすみません)

ブログランキング・にほんブログ村へお願いします



そんな苦労も、仕事のうちか

2019年11月13日 | 生き方について考える
好きだ、楽しい、やりがいがあるからと頑張って仕事をしていても、面倒なことは次から次へと起こる。別に誰かに嫌がらせをされたり、妨害されたりとかそういうわけではない。そういうことは自然に起こってくるのが世の中のが常だ。だからそんな苦労、起きてこなければないに越したことはないけれど、そんな苦労があったからといってどうということはない。それらはそもそも苦労ではないのだから。

それでも苦労と思えてしまうような時、必要なのはポジティブシンキング。苦労を苦労としていたら、いつまでたってもそれは嫌なこと嫌いなこと。それよりも、そういった苦労も苦労なんかではなく、苦労も含めて仕事だと考えるようにしたい。世の中、そんなものであるのだ。

楽しく考える

ブログランキング・にほんブログ村へお願いします


小鳥の世の中

2019年11月12日 | 日々思うこと、考えること
「あ、父さんの鳥が集まってきているよ」と、先週末、久しぶりに帰ってきた息子が言うので、ベランダの方を見ると、小鳥のエサを置いた皿にスズメが5、6羽集まってエサをついばんでいた。けっこう多い。
ベランダの手すりの上に小鳥のエサを置くようになって4、5ヶ月経つが、つい忘れたり、忘れなくても、台風などが来てしばらく置けないこともあった。このところは比較的穏やかな日が続いているので、置きっ放しにしていたので、小鳥たちもエサのあることを認識したようで、こうしてよく来る。
見ていると、スズメの中にも序列というようなものがあるのがわかる。というのもリーダー格のスズメがいて、威張っているように見えて、食べ方をいろいろ指示しているようだ。

また、ここ数日は、アカハラという、やっぱりスズメの仲間がよくやってくる。
なかなか綺麗な色をしていて、可愛らしいい。
スズメは警戒心が強いのか、窓の内側からならよくみえるのだが、こちらが少しでも動くとすぐに飛び立ってしまう。ところがアカハラは単独行で、スズメに比べて人間に対する警戒心は少ないように見える。スズメが飛び去ったあとから、ゆっくりとエサをついばんでいる。
それを見かねてか、時々そのようなところにスズメがちょっかいを出してくるのも見ていて面白い。
よく見ていると、どんな生き物でも人間同様訳あって行動しているのがわかる。犬も猫も小鳥も色々考えながら生きているということだ。ちなみに、コロもナイトも小鳥たちにはまったく興味を示さない。

餌も違うし

ブログランキング・にほんブログ村へお願いします


秋の深まり、もしくは少しずつ冬へ

2019年11月11日 | 日々思うこと、考えること
昨日は小春日和。東京では天皇陛下の祝賀御列の儀も無事おこなわれてよかった。紅葉も美しく、先日の虹といい、今度の天皇陛下の御即位は印象に残るものとなった。
令和が日本にとってそして世界にとっていい時代になってくれることを祈る。

さて、今朝は一点曇天。夜中のうちに雨雲が通ってあたりは水浸し。
鎌倉も紅葉がずいぶん進んだようで、度重なる台風による塩害にも負けず、葉が紅くなってきて、秋の深まりというか、冬の訪れを感じる。たまにはハイキングに行きたいところだが、ハイキングコースは依然として通行止で、残念ながら遠くから眺めるしかなさそうだ。

一週間頑張りましょう

ブログランキング・にほんブログ村へお願いします



”平素よりお世話になっています。”の効用

2019年11月10日 | 日々思うこと、考えること
先日、ノウハウ本のいくつかは人の不安に付け込んで売るという、不安商法的な側面があるのではないかと書いた(あなたはこれを知らないと損をする! という本の売り方 -11月3日 )。その良し悪し、実際そういうことをしていたのかそうでないかは別として、ノウハウ本は世に広がりさらにはあふれるようになってきている。そして、ノウハウ本的な生活様式が世の中に広まっているような気がする。

そう思ったのが”平素よりお世話になっています。”
自分でもしょっちゅう使っているのでどうこう言う資格はないのだが、この言葉、手紙を書くときの”拝啓”のようなもので、
『○○様
平素よりお世話になっております。
さて、・・・・の件についてですが、・・・』となる。

なんとなく変な感じがするのは、あまりお世話になっていない人に対してであっても、さらにはそれが初めてのメールのやり取りであってもその様に書き始める人がいるからだ。
そして”敬具”に相当する言い回しがないので、私は”どうぞよろしくお願いいたします”、などと結んでいる。
誰もかれもがこういう使い方をするのが果たしていいのか悪いのか。
”拝啓”よりは”お世話になっています”は格段に意味がわかりやすいので、みんなが使えば使うほど、”お世話になっている人”に面と向かって意地悪をする人はそうそういないと思われるので、実生活でもお世話になっておりますということになり、世の中よけいに円滑にいくようになるのかもしれない。

今後ともよろしくお願いいたします

ブログランキング・にほんブログ村へお願いします


学会で質問

2019年11月09日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと
昨日、病理学会で質問をした。
大きなセッションで質問をするのはその道の大家がするものと相場が決まっているので、私のようなものがしてはいけないのだが、切羽詰まっていたので思い切って手を挙げた。
幸い、演者の先生が討議の時間をだいぶとっておいてくれたので助かった。
数日前から診断に困っていたことがあって、話を聞くことができたらと思っていたのだが、その話題は出てこなかった。どうしても知りたいことだったので、おもわずマイクの前に並んでしまった。

並んでいる間、心臓がばくばくするのがわかって、深呼吸をしても止まらない。なんたることか。自分が発表するときよりも緊張している。発表の場合は、話すということも何を話すか半年以上前から決まっているからいいけど、いきなり質問するというのはテンションを急激に挙げなくてはいけないので、緊張の度合いが強いのかもしれない。所属と名前を言う時に声が上手に出せず恥ずかしかったが、そのまま質問を続けた。
演者の先生からの回答は的確で、納得がいくもので、診断にも役立つことだった。
一人病理医だと、なかなかほかの病理医と話すことができない。”こんな場合は”などと
いうことに臆することなく、質問をしてよかった。

人目は気にしない

ブログランキング・にほんブログ村へお願いします


人生100年時代の健康・・・下(第65回日本病理学会秋季特別総会に寄せて)

2019年11月08日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと
立冬。
そう聞くと、晴天なのに日差しは余計に弱まって、冬らしさを増す。

つくば国際会議場で昨日から行われている第65回日本病理学会秋季特別総会に参加した。総会のテーマは”病理診断は学問か?医学研究か?”。臨床的事項である病理診断(業務)と学問、研究に連結させて考えることが可能なのかはわからないが、およそ”医学”といわれる学問は臨床事項に基づいて発展しているので、臨床医学=学問であり、病理診断は臨床医学の一分野であると考えたら、病理診断は学問、医学研究に直結する。そして、その総体としての”医学”は人間の寿命の延長に大きく寄与してきた。

昨日に引き続き、人生100年時代の健康とはなんなのかということを考える。加齢とともに、感覚、運動、認知、学習などなど、身体機能の多くが失われていく。それぞれの機能のピークは年齢によって異なるものの、運動機能などは早い段階から低下していく。代わりに経験値などは多少蓄えられるが高が知れている。機能の維持が精一杯だ。
それぞれの機能に関わる臓器の組織学的変化を加齢による(自然の)変化と考えるか、防ぎうる変化であると考えるかは難しい。血管の病気(動脈硬化)とそれに伴った脳血管障害、心筋梗塞などであれば、因果関係がある程度わかるからいい。でも、高齢者に多く発生するがんの発生に加齢がどの程度加わっているのか、個々の細胞の分子異常とかテロメアの機能がわかってきたところで、わからないことは多い。
私の細胞サバイバル説も馬鹿にしたものではないと思っている。

100年生きるとはどんな感じなのだろう。100歳まで生きることはないだろうが、仮にその歳まで生きたとしたら、私はその時何をやっているだろう?何をどれほど考え、何を書いているだろう?走ることも、歩くことすらままならず、それでも必死に何かを口に入れて生き続けているのだろうか?それ以前に、これまで生きてきた人生分の時間をもう一度生きるなんてこと自体、とても想像ができない。

病理学会で話を聞きながら、病気のことを色々と考えてみた。加齢とか健康とか余計にわからなくなってしまった。病理医のくせしてそんなこと結論づけられないのかと言われてしまうだろうけど、私にはわからないことばかりだ。
今回考えてみて、ぼんやりとだけどわかったことといえば、人間命ある限りしっかりと不摂生をなるべく控え、健康というか老化を遅らせながら生きていくことが大切だということだ。

質問したら疲れた

ブログランキング・にほんブログ村へお願いします



人生100年時代の健康・・・上

2019年11月07日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと
こうして毎日ブログを書けるのも健康であるおかげ。では、健康とは一体どのような状態を指していうことなのだろう。
病院に着くと受診に来ている方がたくさんいる。当然のことながら高齢の方が多い。加齢とともに、健康は失われ、病気は増えていく。私にしても、血圧は少しずつ上がっているし、肥満も進んでいる。腰痛もなかなか治らないとなると、やっぱり歳のせいなのだろうと思う。でも、仕事には行けるし、ブログも書いていられるのでまずまずこれが健康なのだろうと考えている。
私が病理医になった頃、ほんの30年ほど前の平均余命は男性76歳、女性81歳だった。癌にしても心疾患にしても病理医が病理診断で関わる方の多くは50歳から70歳だった。そして不幸にして亡くなられた方を病理解剖させていただき、臨床にフィードバックすることを重ね、医学は長足の進歩を遂げた。
そして今、平均余命(平成28年)は男性81歳、女性87歳だ。5歳寿命が延びたといのはものすごいことで、平均がこれだから、少し長生きする人ならば100年となる。人生100年時代が到来した。
(明日に続く)

高齢者の健康とは

ブログランキング・にほんブログ村へお願いします


夜間飛行

2019年11月06日 | 通勤・交通・旅行
11月に入って夜空が綺麗になった。家に帰って、東の空を見ると、暗闇にうっすらと浮かぶ絹張り山から朝比奈にかけての稜線近くを赤や白のランプを点滅させながら飛ぶ飛行機が見える。夕方あたりは渋滞しているようにすら見える。首都高で西向きに走っていると、ダイハードさながらに飛行機が羽田空港に向かって数珠繋ぎとなっているが、それを逆方向から見ていることになる。

夜中、遠くの方からひどい騒音が聞こえたような気がして目が覚めた。週末の夜、時々大挙してやってくる暴走族のバイクの音かと思ったがそれとはちょっと違う。いよいよ耳鳴りが始まったか?実際にどこかから音がでているのか、自分の耳鳴りなのかを確かめようとベランダに出てみたらバイクの音は聞こえてこない。でもやっぱり音がどこかから聞こえてくる。幸い耳鳴りではなさそうだ。ではどこから?と、空を見上げたら、ライトを点滅させながら飛ぶ飛行機が見えた。音の正体は飛行機の騒音だったのだ。

たまに飛行機に乗ると神奈川の上空を通ることがあるが、騒音の原因はその飛行機だった。羽田空港(東京国際空港)は、2010年10月より24時間飛行機の離発着が可能 となっているから、こんな夜中でも上空を飛んだら騒音は地上まで届いてくるようだ。それも家の中の枕元まで。このあたりでもこれほどなのだから、夜間発着訓練だの何だのという基地近くの騒音被害はどれほどのものなのだろう、想像を絶するものであるに違いない。神奈川東京は基地が多いので、騒音被害に遭っている人は少なくない。そして沖縄も。

今、ヨーロッパでは”飛び恥”というムーブメントが盛り上がっているそうだ。なんでも、移動には、飛行機よりもずっと地球環境に優しい鉄道を積極的に利用しようということだそうだ。島国の日本ではそうそう簡単にはできないことかもしれないが、国内の移動を鉄道主体とすることだけでも色々と変わってくることはあると思うし、騒音もだいぶ軽減されるに違いない。

私自身も使ってる

ブログランキング・にほんブログ村へお願いします



ゼラニウムの挿し穂に挑戦、ついでにインパチェンスも。

2019年11月05日 | ガーデニング・菜園・花・緑
以前やってみようと書いたゼラニウムの挿木にいよいよ挑戦(自然とともに生きているということを意識する  2019年6月27日)。
まず、鉢植えのゼラニウムの少し太めの枝を切って、洗い、一晩乾かし、次に水耕栽培。
私の机が窓に面していて日当たりがいいので、そこで育てることにした。
三週間ほどで根が出てくるはずなので、楽しみに待つことにする。
年内にヒゲ根が見えたら嬉しい。
ちなみに、普段仕事をする病理診断科の部屋は窓のない行灯部屋。
日に2、3度しか見にきてやれないがそれなりに楽しみ。
部屋に閉じこもりがちな一人病理医が医局に顔を出すようになるという意味でもいい効果を生んでくれそうだ。
(右から2つが長短のゼラニウム、次がインパチェンス。一番左は隣の席の先生が私が赴任してきたときに生けておいてくれた日日草で花が終わってから根が出てきたのでそのまま水栽培中。また蕾をつけている)

寄せ植えに植えていたインパチェンスも少し伸びてきたので、3本ほど切って増やすことに挑戦。
こちらも無事根が出てきてくれるといいのだけど。

ゼラニウムは水が苦手で、インパチェンスは水が好き。
ということで、将来一緒の鉢に植えてはいけないということを忘れないでいよう。

うまくいくといいな

ブログランキング・にほんブログ村へお願いします


日日薬もなかなか効かず・・・

2019年11月04日 | 日々思うこと、考えること
日日薬(ひにちぐすり)という言葉があること、この歳になるまで恥ずかしながら知らなかった。この言葉を知ったのは、二週間ほど前にギックリ腰をやった時の記事にいただいたコメントでだった。時々、痛み止めを飲むだけで、湿布もしないで痛みがひくのを待っているのだが、なかなか治らないでいる。
日日薬というのはもちろん安静を含めてのことだろうから、仕事に行ったりしないで家でゴロゴロしている方がいいのだろうけど、一昨日昨日今日と出かけてしまった。
どこかに遠出したわけではなかったけど、それなりに有意義に過ごすことができた連休だった。

天気も落ち着いてきたし

ブログランキング・にほんブログ村へお願いします


あなたはこれを知らないと損をする! という本の売り方

2019年11月03日 | 読書、映画、音楽、美術
今日は文化の日。文化といえば、学問であり、学問といえば本。その本を断捨離してみて、人生勉強というものが机上だけでは学ぶことができないということを知った。ある意味、多くの本を買って読んで、そのうちいくつかからは何かを学び、本は役目を終えて、次の読者の手にわたることとなった。

昨日は、出身病理学教室の同窓会があった。2,3年ぶりに顔を出したのは今回の異動があったから。前任地は他大学の病理学教室だったので、教室とは一旦は縁が切れたことになったのだけど、今度来た病院は元の大学系列。教室内の人事異動ではなく、私のスペシャリティーに目をつけてくれた、こちらの病院から声をかけていただいた話なので教室とは関係がないのだが、まあ、関連病院といえばそうなので、帰室のような感じということだになった。

それはさておき、同窓会が終わってから、買いたかった医学書があり新宿の紀伊国書店に行った。今頼まれている原稿の資料で、早く手に入れたかったので、懇親会で少しアルコールが入っていたのだけど足を延ばしたのだった。
お目当の本は無事手に入り、あと、前から欲しかった江國香織の本も手に入れ、あとは陳列棚を冷やかしてみた。
いくつかの本を手に取ってパラパラ。

タイトルを読んでいてなんだか変な気分になった。
あれ?これって、人の不安につけ込んでいない?

知っておくべきナントカ、
ナントカに負けないために、
人よりナントカするための法則、

そういういわゆるノウハウ本というのが平積みになっているということに気がついた。そして私はそれらをこれまで何冊も手に取ってきたのだった。
高額ではないから不安商法とはもちろん違うが、ちりも積もればなんとやらだし。

良書に親しむ

ブログランキング・にほんブログ村へお願いします



断捨離本がイタリアン・・・2019年10月の読書記録

2019年11月02日 | 読書、映画、音楽、美術
この前整理断捨離した本をブックオフに持っていったら、そこそこの額になったので妻と娘とで近所の最近できたイタリアンで昼食を食べた。カロリーはちょっと高かった。

吉田篤弘の作品は淡々としていてオシャレ。村上春樹ほどのスケール感はないのだけど、独自の世界観があって面白い。悪人が出てこないので、安心して読めて好きだ。
アウトプットとはとにかく実践。アウトプットできる場を見つけ出し、積極的にやっていこう。


読んだ本の数:2
読んだページ数:523
ナイス数:58

さらりとした優しくおしゃれな話の集まった組曲の様な作品。たくさんの伏線もしくは糸が絡み合っていることに途中で突然気がついた。読み終えて、すぐに読み返したくなった。感想を書こうと思っても、何だかふわふわしていて難しい。私には、人間っていいな、生きるっていいな、そんなことを感じさせてくれる作品でした。
読了日:10月16日 著者:吉田 篤弘

アウトプットが大事ということが書かれているということで、自分のこれまでの人生はどうだったかを確かめようと手にとった。私は学会とか研究会で講演をすることがあるが、数年前からよくお声がかかるようになった。これは仕事を断らずにコツコツアウトプットを重ねてきたからだろうか。もちろん巡り合わせとか、タイミングもあるので、努力だけでどうなるものでもない。アウトプットの最高峰はSNSでもブログでもなく論文だけど、私なりにアウトプットをしてきたのはよかったみたい。そろそろこういう本を読むのは卒業しなくてはいけないかな?
読了日:10月15日 著者:樺沢紫苑

昨日は犬の日ワンワンワン

ブログランキング・にほんブログ村へお願いします

PVアクセスランキング にほんブログ村
読書履歴はコチラで→

ひと月すぎて

2019年11月01日 | 生き方について考える
職場が変わって1ヶ月。55歳で新しいところに適応する力が残っているか不安だったが、立ち上がりはなんとか乗り越えることができた。
新しいところにきたら、あれこれやろうと思っていたけど、どれも漠然としていて具体的には案外何も考えていなかった。結局、バタバタするうちに過ぎたあっという間の1ヶ月だった。
世の中に目をむけると1ヶ月でこれほど多くのことが起こるのかと驚く。東日本を襲った台風19号とそれに引き続いて起きた未曾有の大水害、天皇陛下の即位正殿の儀、ラグビーワールドカップそして首里城の火災。あと、大臣が二人辞めた。世界に目をむけたらそれはそれはもう数えきれないほどで、私自身が異動したことなど忘れてしまう。
多くの人が多くのことにそれぞれ関わり、喜び悲しむ。
1ヶ月という時間のうちに遭遇することは数えきれなくあり、1ヶ月の間にできることもたくさんある。時間はあっという間に過ぎていくものだから、一瞬一瞬を大切にしたい。少しずつでも凝縮された時間を積み重ねたら1年後、5年後、10年後には大きな成果となる。
ひと月過ぎたところで、いろいろなことが見えてきた。少し落ち着いてきて、ここを選んで良かったと思えるようになってきたのはたしか。私は何を期待していたのか、何を期待されていたのかを今一度考えてみようと思う。

末脚やいかに

ブログランキング・にほんブログ村へお願いします