きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

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月山・自然博物園’08.6/7

2008年06月10日 | 月山

例年、この時期、残雪の月山に青や黄色の鳥を求めて行っている。今年もこの時期が来たと、わくわくしながら出かけたのだが・・・。遅かった今年の冬は雪が少なかったが、月山も例外ではなかったようだ。Cimg0442 いつもなら、硬くしまった残雪が一面にあり、急な斜面でもどこでもCimg0436 歩けるのだが、今年はすっかり雪が無くなり、葉が生い茂り、鳥が見つけられないあきらめて帰ろうかとも思ったが、せっかくここまで来たので、少し散歩していこうと思い、山に入っていった。最初に聞こえてきたのがミソサザイのさえずりだ。そういえば、毎年姿を見せてくれている。今日も見つけることができた。口いっぱいに巣作りの材料をくわえている。これから繁殖の時期に入るようだ。やぶのなかでさえずっていて、撮影はできなかった。Cimg0404 次は、キセキレイが♂♀いっしょに川の中の石の上にとまってくれた。坂を上り、山の方に上がっていくと、わずかに雪が残っていて、空気がひんやりして気持ちいい遠くでキビタキの声が聞こえる。雪があれば、どこまでもキビタキを追えるのだが・・・、残念だ。ミズバショウがまだ咲いていた。そこにも雪が残っていたので、そこからキビタキを探すと・・・見つけた。そして、遠くからでも見える高い木の枝にとまってくれた。Cimg0413 やはり、今年はキビタキとの相性がいいようだ。川の音でよくわからなかったが、「キョロロロロ・・・。」という声が聞こえたような気がした探したが、もちろん見つかるはずが無い。なにせ、「幻の鳥」だから。これといった出会いもなく、帰ることにする。昨年クロジと出会った見晴らしの広場に寄ったがいなかった。上がってきた道と違う道を下っていこうと思い歩いていくと、鳥のさえずりが聞こえてきた。オオルリ・キビタキではない。クロジの声だ!急いで声の方に歩いていくと、突然わきのやぶから棒に、小鳥が飛び出した。そして、道に降りた。クロジだった。まっCimg0428 たく、帰り際にこんな素敵な出会いを用意してくれていたとは再びやぶの中でさえずっているところを何とか撮ることができたが、親子ハイカーが運悪く登場してくれて、これまた運悪く飛ばしてくれちゃった・・・とさまあ、何とか今年もクロジに出会うことができたので、ほっとした鳥見といったところかな。どうも、この崖沿いの道は、クロジのお気に入りの場所のようだ。また来年も出会えるといいなぁぁぁ

【出会った鳥たち】 キセキレイキビタキクロジ・ミソサザイ・オオルリ・ホオジロ・シジュウカラ

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