八月に入り、連日の暑さと北京オリンピックの開幕で、ず~っと鳥見していなかった。ただ、知っている方々のプログ・掲示板は時々チェックして、鳥情報はインプットしていた。それによると、そろそろ秋の渡りがスタートしたようだ。シギチに夏鳥たち。またまた鳥見人にとって忙しい時期がやってくる。ここ数日雨模様の天気が続いたが
今日は予報に反して、天気はもちそうだ。久しぶりに鳥見に出かけることにした。午後からのスタートとなったが、渡りが始まっているのかどうか、トケン類探しに霞城公園に行くことにした。ここは、山形市内の大きな公園で、9月から10月にかけて、渡り途中の夏鳥たちが羽を休めていくところだ。鳥見スタートが2時くらいになってしまったので、ポイントを絞って探すことにした。トケン類がよく出るポイント。それは、児童館裏のところだ。土手を上がって、散歩コースとなっているところをゆっくり歩きながら探す。しかし、・・・いない。全くいない
やはりちょっと早かったか。グラウンドのバックネット裏のところで、小さな鳥を見つけた。コサメビタキだった。でも、撮る間もなく、飛んでいってしまった。今度はジジュウカラの群れだ。幼鳥もいて、元気にエサを探している。しばらくシジュウカラを見ていると、ちょっと大き目の鳥を見つけた。黒い頭とちょっとした冠羽。茶色の上面。
これは!サンコウチョウの♀タイプだ。心臓がドッキンドッキン
しているのと、サンコウチョウのあまりにも速すぎる動きに、なかなかシャッターをきることができない。それに、木の葉や枝が邪魔をしてくれている。サンコウチョウは、シジュウカラ・コゲラといっしょに移動している。半分あきらめながら追っかけること20分ほど。やっと動きがゆっくりになった。そして、ついに写真を撮ることができた
この公園でサンコウチョウを見つけてから2,3年経つが、なんとか撮りたいと願っていたサンコウチョウの写真だ。これで、次に♂を撮れれば言うことなしだ。サンコウチョウにだいぶ時間を費やしてしまった。帰る前に野球場近くから大手門の方まで歩いてみた。ここも鳥影なし・・・かと思ったら、やっとカッコウの幼鳥を見つけることができた。残念ながら写真を撮る前に、堀の向こうに飛んでしまった
でも、確かに小鳥たちの渡りは始まっていた。これからが楽しみだ。
【出会った鳥たち】コサメビタキ・センダイムシクイ・シジュウカラ・コゲラ・サンコウチョウ