きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

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秋の渡りⅢ山形市’08.10/4

2008年10月06日 | 村山地方

先週、トケン類を求めて山形市内の公園に行ったが、全然出会えなかった仕方なく、終わり近いヒガンバナを撮ってきた。Cimg1523 今年はまだじっくりトケン類を見ていない。それなのに、もう渡りは終わってしまったのだろうか???いやいや、そんなことはないたまたま先週は鳥運が悪かっただけだ。・・・と、自分に言い聞かせ、今日も行くのであった。K公園に着いたのが9時半ごろ。今はスポーツの秋だ。山形市内の中学校の大会をやっていた。野球にソフトボールの大会だ。いつもの駐車場はいっぱいで、体育館の方にとめた。で、スタートは体育館のところからだ。先週は反時計回りに回ったが出会えなかったので、今日は時計回りに歩くことにしたまず、歩いて2,3分ほどした東やのあるところで、トケン類発見でも、すぐ飛ばれてしまった。ソフトボールの試合場を過ぎ、児童館の裏側に移動。ここは、自分的にはトケン類のポイントなのだが・・・、いないここでしばらく時間をとって、じっと待ったがやはりいない。先週来た時に、ここでキビタキ♂と♀を見つけた。今日もいるかなぁぁぁ、とがんばって探したが見つからなかった。コサメビタキは今日も出てくれた。Cimg1525 Cimg1555 弓道場を過ぎ、大手門東側まで移動。先週撮ったヒガンバナはもうすっかり終わっていた。ここで、水面をチラッと横切る青いものを発見。周囲を探すと、カワセミがいたしきりに水面に飛び込むが、収穫なしのようだ。やや遠いが、証拠写真という事で、カシャ・カシャ。このまま体育館まで行ってもいないような気がして、Uターンして来た道を戻って行くことに。しかし、歩けど歩けど、鳥の姿はなし。何だかとっても疲れた感じだ車に戻ったとき、まだ11時だったが、おにぎり昼食タイムにした。ちょっと元気を取り戻したところで、このままじゃあ帰れない!もう一回、さっきトケン類と出会ったところに行ってみることにした。結果的にこれが正解だった。やっと見つけたヒヨドリがしきりにちょっかいをだしてきた。ヒヨドリより一回り二回り大きい感じがする。Cimg1560 Cimg1610 ツツドリかなと思った。肩や上面の羽に色が違うところがあり、換羽中のようだ。とにかくトケン類の識別は難しい。まず大きさで見ると、一番大きいのがカッコウ。キジバトぐらいかな?次がツツドリ。ハトより小さく、ヒヨドリより大きい感じだ。一番小さいのがホトトギス。ヒヨドリぐらいの大きさだ。次に見るのが、胸から腹の横斑だ。カッコウは横斑が細い。一方、ツツドリは横斑が太くて粗い。ホトトギスも太くて粗い。ジュウイチは胸から腹にかけての横斑がない。・・・と、図鑑には書いてある。だが、実際一羽だけ見ても、なかなか分からない。ましてや、幼鳥となると難解だ。やはり、何回も観察しないと。カッコウの幼鳥では、頭の後ろに白斑が見られる。これも大切な識別ポイントとなる。一度、三種いっしょに並んでくれるとうれしいのだが・・・。このポイントで、3羽ほど見つけることができた。そして、毛虫を捕って食べるのを何度か観察できた。ここも毛虫の多いポイントなのかもしれない。今シーズンはなかなかトケン類に出会えなかったが、今日、やっとじっくり観ることができた。ただ、樹上の葉っぱの多いところにばかりいて、下のすっきりした枝になかなかとまってくれなかったので、写真はいまいちだったただ、そろそろマイフィールドにも冬鳥がやってくるかもしれないし島にも行きたいしハクガンも来たようだし・・・ということで、トケン類探しは一応ここで完結ということにしよう。

【出会った鳥たち】ツツドリコサメビタキアカゲラ♀・モズ♂♀・シジュウカラ・カルガモ

                              カワセミ

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コメント (2)
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