いやになるほど暑い日が続き鳥見の意欲が低下していたが
いろんな方のブログやHPの掲示板にシギチの画像が登場するようになり、消えかかっていた鳥見魂に灯がついたようだ
中でも、サルハマシギが出ているという情報は見逃せない
まだ見たことのない未見のシギだ。最近、仕事や家庭の事情で土日なかなか休めないのだが、何とか都合をつけて、この日久しぶりに宮城県に向かった。日中は暑いので、朝早く出発して、涼しいうちに鳥見して、お昼頃には帰ってくる計画だ。まずは、鳥の海へ。潮が引いて干潟が出ている。これは期待できるかも・・・と
あたりを見回すが、全然いない
あっちに行き、こっちに行きしていると、ピィーピィーとシギの鳴き声がする。
探すと、チュウシャクシギが1羽、干潟で休んでいた
ここで写真を撮っていると、仙台のYさんが来られた。近くの休耕田などいろんな情報を教えていただいた。鳥の海で朝食を済ませ、岩沼に移動した
サルハマシギが出たという休耕田。岩沼には毎年来ているが、この辺りの休耕田は初めてだ
早速ぐるっと辺りを探すと、トウネンの小さな群れがいる
忙しそうにエサを探し回っているところだ。さしずめ朝食タイムといったところかな
サルハマを探したが見つからない。こりゃあ、抜けたかな
ず~っと見ていくと、???というシギを発見
羽づくろいをしていてなかなか顔を見せてくれないが、
トウネンよりも2回りくらて大きい感じで、背中の色合いも赤褐色系だ。背中に白いV字が見られたので、キリアイだ
キリアイとトウネン2羽仲良く並んでくれたので、違いをじっくり観察することができた
約1時間、じっくりたっぷり堪能し、次のポイント探しに向かった
次は名取市郊外の休耕田。しかし、いくら探しても見つからず、挙げ句の果てには一方通行に入り込むところだった
何とかそれらしい休耕田を見つけたが、コチドリが数羽いるだけで、スカだった
まあ、こういうことは鳥見の世界ではよくあることだが・・・。で、どうしようか思案した結果、こういうときはスタートに戻ろうということになり、鳥の海に戻った。Yさんに教えてもらった休耕田にもう一度見に行ってみた。朝は何もいなかったが、日中何か入ったかもしれない。よくよく探すと、田んぼの一番奥のところに、タカブシギを見つけた
5,6羽いる。かなり遠く、草が邪魔だったが、
何とか証拠写真は撮ることができた。ここで、またまたYさんがいらした。タカブのことをお知らせし、自分はそのまま海辺の方に行ってみた。奥まで車で行けたが、何しろ暑かった
さ~っと見渡したが、全然鳥影はなく、あっさりと退散した
ここで、本日の遠征鳥見は終了となった。あっちこっち走り回ってやや疲れたが、まあまあ楽しめた鳥見だった。
【出会った鳥たち】 チュウシャクシギ・トウネン・キリアイ・タカブシギ・コチドリ・バン