きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

大江町’20.10/24

2020年11月11日 | マイフィールド
本日は、大江町の宿泊施設に一泊して、探鳥したり、夜行性の動物を観察する「ナイトウォーク」をしたりと、まるごと自然を楽しむことに。参加者は、日帰りの方も含めて11名。まずは、午前中の探鳥会。地区を流れる月布川に沿って、約2時間の探鳥だ。

スタートして5分ほど。いきなり白っぽい鳥が飛ぶのを見つけた。ヤマセミだ。今回の探鳥の目玉がいきなり出てしまった。しかし、ヤマセミは非常に警戒心が強く、少しでも人影が見えてしまうと飛び去ってしまう。なので、少しずつ、慎重に慎重にとまりそうな木、枝をチェックして行った。そして、ついに、川面に突き出た枝にとまるヤマセミを見つけた。かなり距離はあるが、その分、飛ばずにいてくれたのかもしれない。この時は、コンデジしか持っていなかったので、距離があることもあり、「ヤマセミを見た。」という本当の証拠写真しか撮れなかった。それでも、20分余り、全員じっくりと観察することができた。今回の探鳥はヤマセミねらいということで、「もう、あとはいいでしょう。」と、鳥見意欲がダウンしてしまった。時折雨足が強くなる中、予定のコースを短縮して歩いたが、皆さん足取りは軽かった。これも「ヤマセミ効果」かな?

夕方5時前からは、「ナイトウォーク」。まずは、ムササビ観察。ガイドの方の話では、現在、モモンガも見られるとの事。ムササビとモモンガの大きさについては、次のように例えられる。ムササビは「空飛ぶ座布団」、モモンガは「空飛ぶハンカチ」。これだと分かりやすいなぁ。まずは、モモンガが穴から出てくるのを待つことに。説明では、穴から顔を出し、周囲の様子をうかがって、その後、穴から出て近くの桜の木に飛ぶ。そこから、エサ取りに行くとの事。待つこと15分ほど。小さな穴からモモンガが顔を出した。みんな一斉に双眼鏡を向ける。声を出すと、モモンガは警戒して顔を引っ込めてしまう。なので、心の中で叫ぶ。「かわいいなぁぁぁ♥」。何度か顔を出した後、穴から出て飛んだ。暗くてなかなか見えないが、何とか写真に撮りたい。モモンガは8,9匹いるとの事。何匹目かわからないが、出てくるところをやっと撮ることができた。次は、ムササビの出る穴の所に移動し、穴をチェックしながら待つことに。しかし、何度か顔を出してくれたが、警戒してか、穴から出てくることはなく、雨降りという事もあって、出かけることを中止して、ここで終了となった。ムササビは撮れなかったが、モモンガは何とか撮ることができた。
夜は、今日の振り返りと野鳥談議に花が咲き、楽しいひと時を過ごすことができた。

【出会った野鳥たち】 アオゲラ、コゲラ、カワガラス、ヤマセミ、ジョウビタキ、アオジ、カシラダカ、ホオジロ 他   動物:ムササビ、モモンガ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする