きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

舞鶴山’20.12/28

2021年01月03日 | 村山地方
12月末の鳥見記事です。鳥見始めでなく申し訳ありません。紛らわしいですね。(汗)
年越し、年明けで記事をアップする暇がなく、年明けのこの時期にアップさせていただきます。
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大晦日から数年に一度の寒波がやってくるとの事。2週間前の大雪以上の大雪となるのかと心配であり、気が重い。これは、鳥見できるうちに・・・と、この日、天童市の舞鶴山に行った。今季、まだミヤマホオジロに会っていないので、何とか会いたい。山頂駐車場に車をとめ、歩き始めたタイミングで、「ジュリ、ジュリ。」と、エナガの声がした。道路脇の木々にエナガの集団が集まっていた。かなり近いところにも来てくれたが、何しろ動きが速い。何とか数枚撮ったところで、あとは、双眼鏡でエナガの愛らしい姿をじっくり楽しんだ。

エナガが去ったところで、坂道を下った。すると、次に聞こえてきたのは、ウソの声。探すと、頭上のモミジの枝に。種子をひたすら食べている。こちらの動きには気づいているようだが、お構いなしに食べまくっている。7,8羽の群れで、1羽、お腹の羽根がピンクがかっているのがいた。アカウソのようだ。

さらに下り、矢場跡でしば~らく待ったが、ミヤマホオジロは現れず。まぁ、タイミングなので仕方なし。柿の実はまだたくさんあるが、エナガがちょっと立ち寄ったくらいで、あとは静かだった。「開店休業中」といったところか。上の斜面の雪のないところに、シメが降りていたが遠かった。カケスの小群が飛び回っていたが、1羽、枯れ木の上で、のんびり羽繕いを始めた。やや距離はあったが、何とか全身を見ることができた。

本日の鳥見はここまで・・・という事で、山頂に戻り、車で坂を下っていくと、おじさんが道路脇で、デジカメで何かを撮っていた。工事関係者かな?と思ったが、撮っている方向を見ると、何と、そこには・・・、カモシカだ!急いで坂の下の駐車スペースに車をとめ、カメラを持って走った。成獣のようだ。おじさんが、「子どももいるよ。」と教えてくれた。坂の上に子どもがいるらしい。急いで上ると、白い毛並みの小柄なカモシカが、柵をくぐって斜面に入り、お母さん?のところに向かった。10年程前に、矢場跡で出会ったことがあるが、親子との出会いは初めてだ。街中にあるこじんまりとした山にカモシカがいるというのも驚きだが、ここで繁殖しているというのは、さらに驚きだった。

【出会った鳥たち】 エナガ、カケス、ウソ、シメ  番外で、カモシカ親子

コメント (2)
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