きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

森の賢者Ⅰ’22.6月

2022年06月24日 | 村山地方
今回、貴重な情報をいただき、「森の賢者」フクロウに出会うことができた。初めて出会ったのは、イチョウの木にずっととまったままのフクロウ。初めは感動の余りバシャバシャと写真を撮ったものの、ずっとイチョウの葉が被ったフクロウばかり。それでも、数日通ううちに、いろんな貴重な場面に出会うことができた。
<フクロウです~>

一番は、狩りと食事の場面。日中狩りをするというのは全くの予想外だった。フクロウは夜活動する鳥という固定観念があった。いつものようにイチョウの木にとまっていたフクロウが、突然飛び立った。フクロウはハシボソガラスほどの大きなだが、飛び立っても全く羽音がしない。フクロウの羽根は消音効果のある構造になっている。さて、姿を見失ったが、再び枝にとまった。そして、足元には鳥の獲物がしっかりと・・・。周辺の様子から、獲った獲物はムクドリと思われる。そして、また、飛んだ。あわててシャッターを押したが、見られるのは1枚だけだった。でも、自分的には最高の1枚だった。とまった先で、お食事タイムとなった。時間的には午前11時前。まあ、「こびる」(小昼)といったところか。上空や周囲を気にしながら、ちぎっては食べ、ちぎっては食べ・・・していた。フクロウがネズミなどのエサを丸呑みする場面をよくテレビで見ていたが、このように、肉をちぎっては食べ、ちぎっては食べというのは初めて見る様子だ。
<食事タイム>

別の日には、羽繕いする場面をたっぷりと観察することができ、動画に撮ることもできた。後日公開したいと思う。
羽繕いの場面で注目したのは、フクロウの足だ。アップにして見てみよう。足の爪の鋭さはもちろんだが、爪の根元までしっかりと毛に覆われている。これで、冬の寒さをしのげるというものだ。また、内側は、獲物をしっかり掴めるようザラザラした皮膚になっている。
<羽繕いしたフクロウ・足と爪>
コメント (2)
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