きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

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上山市・前川ダム’06.12/16

2006年12月16日 | 県内の鳥見

このところぐずついた天候が続き、しばらく鳥見をしていなかった。今日は天気がよいという予報なので、ちょっと遠目の上山市に行くことに。しかし、結局あまり良い天気ではなかった。小雨が降ったり止んだりという感じだ。でも、いつもの年ならばもう雪が積もって山に入れない状態なのに、今年は全然雪がないので、どこでもOK牧場!(失礼しました)Cimg3334       さて、ダムに着くなり、とんでもないことが・・・!デジスコの準備から長靴に履き替え、いざ出発!・・・して、2,30mほど歩いた時、突然「ウォー」というけものの叫び声(鳴き声?)が。「熊だぁー。」びっくりして車に戻った。双眼鏡で崖の方を見ると、白い物体と黒い物体が見える。フィールドスコープで見ると、カモシカだった。雄と雌だろうか。それにしても、あんな声、初めて聞いた。よくよく考えれば、熊はもう冬眠に入った頃かもしれない。でも、今年は雪がなく、暖かいので、まだ動き回っているかもしれない。近くの林のほうからは、キィーキィーという鳴き声も聞こえる。サルの声かもしれない。スタートからびっくりしたが、鳥の方もびっくりするくらい静かだ。今日は赤い鳥ねらいで来たのだが、全然だ。仕方ないので、カラ類に遊んでもらった。シジュウカラ、コガラ、ヤマガラ、コゲラにエナガ。そしてゴジュウカラもいる。何度も撮ろうと試みるが、とにかく速くて間に合わない。あきらめて、じっくり観察することにする。エナガとヤマガラがすぐ目の前まで来てくれた。やっぱりエナガはかわゆい!大好きな小鳥だ。コガラを追いかけていたら、キクイタダキまで発見。ずいぶん久しぶりの出会いだ。どこからともなくキツツキが飛んできた。アカゲラかと思いきや胸に縦斑が。オオアカゲラだ。ちょっとしか見られなかったが、うれしい出会いだ。でも、でも、本当に鳥がいない。仕方なく、車に戻り、早めの昼食をとった。今日はたっぷり鳥見できるのに、肝心の鳥が出ない。時間をもてあまし、ダムの方に目をやると、マガモにぃ、んーと、マガモだけだった。しょうがない。あと一回だけ歩いて帰るとするか。歩き始めたその時、目の前を鳥が通り過ぎた。見ると、何とベニマシコの群れだった。今季初の出会いだ。鮮やかな赤の♂もいる。あまりの突然の出会いと、しばらく鳥見していなかったブランクから、初歩的というか、根本的というかミスをしてしまった。はっきり言って、追いかけて逃がしてしまった!くーっ。くやしぃ。じっくり観察しながら落ち着いて撮ればいいものを。Cimg3336 あちこち探してようやく見つけたときは、ダムの水際にいた。ずいぶん遠いし、近寄れないところだった。どうやら今年の鳥運は使い果たしたようだ。どっと疲れを感じながら家に帰った。家の近くのマイフィールドに寄ったら、柿の木にツグミが一羽いた。落ち込んだ自分を慰めてくれるのは君だけだよ、ツグミくん。それにしても、このツグミ、食べ過ぎ?今年も残り2週間となった。あと何回くらい鳥見できるだろうか。

【出会った鳥たち】ベニマシコ群れ・ツグミ・シジュウカラ・コガラ・ヤマガラ・ゴジュウカラ・エナガ・コゲラ・アオゲラ・オオアカゲラ・キクイタダキ・マガモ   (カモシカ)

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コメント (2)
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