きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

巣立ち間近!’21.5/30

2021年06月08日 | チョウゲンボウ観察
チョウゲンボウのヒナ、そろそろ巣立ちかな?ということで、この日行ってみた。
今シーズンは4組がペアになったみたいだったが、繁殖はどうなったのだろう?4ヵ所のうちきちんと確認できる巣は1ヵ所のみ。他は、葉がうっそうと生い茂り、樹洞が見えない状態だ。その貴重な1ヵ所の樹洞を確認すると、ヒナを2羽確認できた。周囲を探したが、巣立ったヒナは見つけられなかった。という事は、まだ巣立ってはいないのかな?ヒナの様子を見ると、羽ばたきの練習をしたり、さかんに外の様子を窺ったりと巣立ち間近を感じさせる、そんなヒナの様子だった。林間から飛び出したチョウゲンボウをチェックすると、成鳥雄だった。ヒナの巣立ちを促しているのだろうか。
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春の飛島Ⅲ’21.5/12-14

2021年06月05日 | 飛島
最終日。この日も、まずは朝探。昨日のコウライウグイスのリベンジを果たさねば・・・。
ヘリポートに着くと、道路脇の高い木の上でアカハラやマミチャジナイなどがさかんに歌っていた。ずっと真上を見ていると首が痛くなってくる。今日も、道路脇のブッシュでシマゴマが歌っている。早速スマホで2度目の録音。姿は全く見えないが、さえずりはとってもクリアでずっと聴いていたくなる。

チゴモズは、この日も朝から出ずっぱりだった。今回の飛島探鳥で、じっくりと観察撮影させてくれたのは、このチゴモズだった。アリガトウ。

昨日のコウライウグイスが出た辺りを見ていると、向こうからそのコウライウグイスが飛んできた。しかし、とまったところはまたまた樹木の込み入ったところで、これまた枝被りの顔無しだった。それでも、今回2回もコウライウグイスを見つけられたのは幸運だった。顔出し写真は次回にお預けとしておこう。そして、そのコウライウグイスが飛んできたところの近くにコムクドリの群れが飛んできた。そして、そのあと、ヒレンジャクも。そして、またその後、今度はムギマキが・・・。ムギマキ、もっと近くでじっくり見たかったぁ。これも、次回の宿題かな?

近くまで来てくれたのは、「ピリリ、ピリリ。」のサンショウクイ。こちらがじっとしていると、木々を飛び回りながら少しずつ近くまで寄って来てくれた。今回は、雄と雌両方を撮ることができた。

本日は帰宅日。定期船の出航時刻は、13時45分。なので、13時までには定期船乗り場に行かないといけない。昨日同様鼻戸崎でおにぎり弁当を食べた後、最後は、学校グラウンドで。しかし、相変わらず、これといった鳥さんがいない。この日もやっぱり相手してくれたのはジョウビタキ雌だった。という事で、最後はジョウビタキ雌にお別れの挨拶をして、飛島春の探鳥の終了となった。

帰りの船は、全く揺れず、おかげでぐっすりと眠ることができた。今回の飛島をまとめると、鳥の種類、数も少ない印象だったが、憧れのコウライウグイスを2度見つけることができたし、初見のチゴモズを3日間ずっと飽きるまで観察撮影することができたし、期待のムギマキも一応見ることができた。そして、見られなかったが、シマゴマのきれいなさえずりを録音し、堪能することができたのは大きな収穫だった。

【3日間で出会った主な鳥たち】 アマサギ、ツツドリ、アオゲラ、コゲラ、ハヤブサ、サンショウクイ、コウライウグイス、チゴモズ、アカモズ、ウグイス、センダイムシクイ、メジロ、ヒレンジャク、コムクドリ、マミチャジナイ、アカハラ、ツグミ、シマゴマ、ルリビタキ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、コサメビタキ、キビタキ、ムギマキ、オオルリ、シメ、イカル、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、シベリアアオジ
          (情報では)アカガシラサギ、オジロビタキ
*飛島ガイドのYさん情報では、この5月、ヤイロチョウが5羽は居たとの事。ヤイロチョウの当たり年となったようだ。1度でいいから、ヤイロチョウ、見てみた~い!
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春の飛島Ⅱ’21.5/12-14

2021年06月02日 | 飛島
飛島2日目。
飛島恒例、朝食前の朝探。
旅館を早朝4時半頃出た。自転車で学校グラウンド経由の鼻戸崎からヘリポートへ。
学校グラウンドはちょっと覗いただけだったが、オオルリ雌にルリビタキ雌、そしてジョウビタキ雌と、雌しか確認できず、女子会開催中のようだった。

続いては、坂を上り鼻戸崎へ。鼻戸崎から日の出を見たいと思っていたのだが、若干遅刻のようで、すでにお日様が上り始めていた。それでも、朝日と鳥海山、とっても清々しくきれいだった。

次は、ヘリポートへ。
昨日に引き続き、チゴモズが一番人気のよう。・・・って言うか、チゴモズしかいない!ある程度撮り終わると、「何か来ないかなぁ。」と周辺をぐるっと見回したり、遠くの高い木々をチェックしたり。そんなことを繰り返していた時、遠くの木々に鳥が飛んできた。すぐ双眼鏡でチェックすると、黄色い鳥さん。ナント、コウライウグイス~!びっくりするやら、ドキドキするやらで、手元が震えながらシャッターを切った。他の方々はチゴモズに集中している模様。自分だけ独り占めは申し訳ないので、「コウライウグイス出てますよぉ。」と教えてあげた。やっぱり鳥見は互いに助け合わないとネ。しかし、自分の撮った画像は枝被りばかり。コウライウグイスが移動したとき、どこに飛び移ったかわからず、結局一番いいところに止まってくれた時、自分だけ撮れずじまい。知り合いの方から画像を見せてもらったが、とっても羨ましい画像だった。何というマヌケな!かなりのショックで、一日尾を引いてしまった。

朝食後、もちろん、一目散にヘリポートへ。ここで、お昼まで粘るもコウライウグイスは出ず。なので、お相手はやっぱりチゴモズ。時々コサメビタキがエサを探して出てくれるが、チゴモズにすぐ追い払われてしまう。


お昼は、いつもの鼻戸崎の東屋で。ここは、鳥見人がおらず、一人のんびりゆっくり食べることができ、眼下には飛島小中学校とグラウンド。ここでは、冬鳥のシメも確認。

午後からも結局ヘリポートで過ごすことになった。もちろん、上の山グラウントや法木の畑の方にも行ってはみたが、これといった鳥さんも見られず。ヘリポートから上に行く坂のところで、とってもきれいなさえずりが聞こえた。初耳の声だ。コマドリの変わったさえずりのように聞こえ、「何だろう?やっぱりコマドリかなぁ?」と内心思いながら坂を上り下りしていたが、他の鳥見の人たちが数人、スマホを向けて録音していた。そうだ、自分のスマホにも録音機能があったような???と、確かめるとできるようだったので、道路脇のすぐ近くで鳴いている時にスマホで録音してみた。確認すると、バッチリOKだった。姿が見られるかとじ~っと探したが、全然見つけられない。こんなにすぐ近くで鳴いているのに・・・。あとで、鳥見の達人Yさんに録音を聞いてもらうと、シマゴマだった。潜行性が強く、滅多に見られない鳥さんのようだ。
 こんな感じで2日目終了。いよいよ明日は最終日。楽しもう。下の写真は、鼻戸崎から見た寺島と鳥海山。そして、お楽しみ夕食。

コメント (4)
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