昨日のなんでも鑑定団のゲストが、アニメソングを歌う歌手の「ささきいさお」さんでした。ささきさんと言えば、銀河鉄道999、宇宙戦艦ヤマトなど、アニメの主題歌が中心です。私の少年時代は、こういった宇宙アニメは大のお気に入りでした。
宇宙戦艦ヤマトは、地球が放射能で汚染されてしまい、「放射能浄化装置」を買いに銀河系の向こうの「イスカンダル」まで旅立つという物語です。その途中でも、こういうアニメは波乱がつきもので、いろいろと小競り合いを繰り返しながら、仲間同士友情が芽生えてくるというものです。
しかし、少年時代物理学者志望だった(今はそんな面影はまったくないけど)私には、こういうアニメが、実は物理的に不可能だということが、少しずつわかってきてしまいました。まずは天文学です。銀河系の外に出ようとするなら、何百万光年の彼方へ行かないといけません。ただ、当時のアニメは「光速の何百万倍」の宇宙船を登場させています。
しかし、その後に知った「特殊相対論」は、その夢を完全に砕いてくれました。宇宙の全ての物体で、光速より速いものは物理的に存在しないというものです。また、光速に近づくと、その物質では時間が遅く展開されるようになり、地上時間とはギャップができてしまい、放射能浄化装置を届けに来る頃には地球はとっくに滅亡することになります。
勉強することは楽しみでもありましたが、実は夢が消えるきっかけにもなりうるかもしれないと、ちょっとむなしさも感じた瞬間でした。それで今はただのサラリーマンなのかもしれませんが。
宇宙戦艦ヤマトは、地球が放射能で汚染されてしまい、「放射能浄化装置」を買いに銀河系の向こうの「イスカンダル」まで旅立つという物語です。その途中でも、こういうアニメは波乱がつきもので、いろいろと小競り合いを繰り返しながら、仲間同士友情が芽生えてくるというものです。
しかし、少年時代物理学者志望だった(今はそんな面影はまったくないけど)私には、こういうアニメが、実は物理的に不可能だということが、少しずつわかってきてしまいました。まずは天文学です。銀河系の外に出ようとするなら、何百万光年の彼方へ行かないといけません。ただ、当時のアニメは「光速の何百万倍」の宇宙船を登場させています。
しかし、その後に知った「特殊相対論」は、その夢を完全に砕いてくれました。宇宙の全ての物体で、光速より速いものは物理的に存在しないというものです。また、光速に近づくと、その物質では時間が遅く展開されるようになり、地上時間とはギャップができてしまい、放射能浄化装置を届けに来る頃には地球はとっくに滅亡することになります。
勉強することは楽しみでもありましたが、実は夢が消えるきっかけにもなりうるかもしれないと、ちょっとむなしさも感じた瞬間でした。それで今はただのサラリーマンなのかもしれませんが。