Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

バランスの一瞬の崩れ(9/24鹿島対F東京)

2006-09-24 18:12:13 | 他チーム
鹿島対FC東京の試合は、残念ながら平山のJリーグデビュー戦にはなりませんでした。しかし、連敗中のFC東京が、崩れたチームバランスを整えようとして、守備的な今野、浅利のダブルボランチを置いて慎重に戦ったので、最終スコアの3-2ほど守備が崩れた印象はありませんでした。

鹿島ももともと4-4-2(実際はFWのダ・シルバがかなり引いていたので4-5-1に近かった)のバランスの良いサッカーをしますから、そのバランスが崩れた一瞬の隙をどうやって突くかがポイントの試合でした。

そんなときに、鹿島にはフェルナンドがいました。フェルナンドは基本的には中盤の底に居座ってパスで崩す選手ですが、前節の清水戦では豪快なミドルシュートを決めています。そのミドルシュートはこの試合でも見られました。なかなかボランチのフェルナンドにまでは特定のマーカーをつけられませんから、このゴールが決まったのはある程度仕方ないとも言えます。

しかし、後半、CKでフェルナンドに連続失点したのはいただけません。あまりフェルナンドにはヘディングのイメージはありませんでしたが、うまく相手DFのいないところにきっちり入って、合計でハットトリックの活躍です。FC東京は茂庭がいないこともあり、少し高さと言う意味ではいつもより弱いところはありますが、鹿島といえばセットプレーの強さは伝統です。もう少し対策は立てられなかったかと思います。

最後はFC東京がミドルシュートを打ち続けて、2点を返しましたが、バランスの良いサッカーをしてもセットプレーが弱くては仕方ないという印象も受けました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

攻め合いになると思ったが(9/23G大阪対川崎)

2006-09-24 17:57:59 | 他チーム
G大阪はマグノ・アウベスと播戸、川崎Fはジュニーニョと我那覇と、点を取っているFWが二人揃う両チームの対戦ですから、試合前は攻め合いの好ゲームを期待しました。川崎Fはトップ下がマルクスからマギヌンに変わったことで、トップ下からのパスよりサイド攻撃に重点を置くチームに変わった印象を、序盤の展開からは想像しました。

マギヌンは両ボランチが攻撃参加する裏をカバーする意識も結構あり、ボランチの好守備と思っていると、実はマギヌンだったということがよくあります。しかし、この試合はそのマギヌンの守備意識が裏目に出ました。丁度、川崎Fの攻撃がクリアされ、カウンターから加地が上がろうとする場面でした。

この加地のドリブルを止めなければいけないと思う気持ちは間違っていません。しかし、その方法がまずかったです。加地の軸足となる左足に、両足の裏を見せてタックルしてしまいました。もし、加地の軸足が残ったままになってしまうと、骨折の危険性もあるタックルです。岡田主審の一発退場の判定は、テレビで見る限りでは正しいように思えました。

しかし、G大阪が4バックの攻撃的布陣で攻めに出ていることを考えると、川崎Fもジュニーニョ次第ではまだ勝機もあったかと思えました。しかし、播戸にシュートのこぼれ球を押し込まれ、さらにはジュニーニョが負傷退場と、試合の流れは完全にG大阪に行ってしまいました。

川崎Fにとっては、敗戦も痛いがジュニーニョの負傷はもっと痛いかもしれません。試合に出ている選手の力は、G大阪や浦和と比べても劣っていませんが、ベンチを含めた総合力ということになると、まだまだ足りないということになるのでしょう。是非、川崎Fには、来季以降、複数のポジションをこなせる「便利屋」を補強して欲しいと思いました。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする