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Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

G大阪戦プレビュー

2007-08-14 17:07:29 | 浦和レッズ
入院で見られなかった、柏戦のビデオを、今日ようやく見ました。ワシントンが負傷でブラジルに帰国しているため、浦和はポンテと小野伸二をトップ下に置いているのですが、柏の策はポンテと小野伸二のところに強烈なプレッシャーを掛けてくるものでした。FWが駒不足の浦和は、G大阪戦でも同様の布陣を引く公算が高いですが、G大阪も同じ手で来るかもしれません。

ただ、柏は攻撃的MFの菅沼、太田が自陣に引くこともいとわない運動量で、小野伸二とポンテを前半は消せていましたが、その運動量は90分もちませんでした。引き分けでも優位に立てるG大阪が慎重策を選択しても、それは今の暑さの中では、90分持たない可能性が高いです。

それを考えると、G大阪はナビスコ杯準々決勝第二戦で成功したように、前から圧力を掛けて早い時間から点を取りに来る可能性が高いです。ただ、ナビスコ杯のときは、浦和のDFは急造の布陣でしたが、今回は坪井、阿部、闘莉王がいます。あそこまで完膚なきまでに粉砕されるとは思っていません。

埼玉新聞でも書いてあるように、この試合はだいぶ早いとは言え、リーグ戦の天王山になりうる試合です。G大阪が驚異的なペースで勝ち点を積み重ねている以上、浦和が勝ち点差を詰められる機会はこの直接対決しかないと考えるのは自然なことです。浦和にとっては勝たなければいけない試合と言えるでしょう。

そのため、浦和にとっての課題は、どうやって点を取るかです。田中達也は1トップ向きの選手ではなく、相手の守備陣のギャップを見つけて入り込むのがうまりFWですが、ワシントンがいない以上、何とかこの布陣で点を取るしかありません。ただ、G大阪がやりたいサッカーは両SBを上げてくるサッカーですから、特に左SB安田の裏は当然、浦和は狙ってくるでしょう。

柏戦の課題として、田中達也一人が走っても、小野伸二やポンテがボールを受けられる位置にいなければいけないというものがあります。今回の試合では、鹿島戦でポンテがうまくDFとボランチの間に走り込んで決めたゴールのように、トップ下がボールの受け手になれるかが鍵だと思います。
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甲子園雑感(退院しました)

2007-08-14 11:11:16 | 他スポーツ
kobbyは、たった今退院して自宅に帰ってきました。手術の傷跡もだいぶふさがってきました。病院のテレビは、地上波しか映らないので、浦和レッズの試合やサッカーは見ることができず、ひたすら甲子園球場で行われる高校野球を見つづけていました。

これだけたくさんの試合を見る機会は、なかなかありませんから、甲子園に出場する投手の平均レベルを確かめてみました。大体、ストレートの球速は最低でも130km、カーブ(またはフォーク)とスライダーが投げられることが条件です。昔は、スライダーを覚えると直球の切れがなくなると言われていた時代もあったのですが、松坂の活躍以降、スライダーは高校生の必須条件になりました。

そんな中で、素晴らしい投手も確かにいました。大会No.1投手は、間違いなく仙台育英高校の佐藤由規君です。直球が154kmを記録したことで話題になっていたので、ご存知の方も多いでしょう。佐藤君のいいところは、その直球がきちんと低めに制球されているところです。初戦の相手は、強豪の智弁和歌山でしたが、その相手から17奪三振という結果を残したのは、その制球力ゆえです。

このレベルなら、おそらくドラフトの1巡目で消えると思いますが、まだまだ高校生ゆえの荒削りさも若干見られます。佐藤君は、かつて日南学園で甲子園を沸かせた、寺原投手(現横浜)に似ている投手です。もちろん、球が速いことが寺原に似ているのですが、欠点も寺原に似ています。

その欠点とは、同じ直球でも、常に速い球を投げられるとは限らないことです。寺原も、158kmを投げたかと思うと、次のボールが140kmそこそこということがあったのですが、佐藤君も同じ欠点があります。このムラは、プロのレベルなら狙われるリスクがありますから、佐藤君がプロで通用するためには、直球を少なくとも常に140km台後半にする必要があると思います。

また、変化球が比較的横の変化を多用することも、プロレベルでは通用しない可能性があります。落ちるボールをものにしないと、プロのバッターからは空振りを取れないかもしれません。ただ、アウトを三振で取りにいく、強気さはプロ向きです。素材としては一級品ですから、是非投球術を進化させて、楽天の田中投手のように1年目から先発ローテーション入りを目指して欲しいものです。
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