Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

パナマの英雄(バルデス)

2007-08-16 16:50:21 | 他チーム
休日中は一日一本、サッカーネタを出すつもりですが、今日は浦和の選手のネタが浮かばなかったので、元大宮アルディージャFW、デリー・バルデス選手のネタにします。バルデスは36歳まで日本でプレーした息の長いFWで、長年パナマ代表にも入っていたパナマの英雄です。

ただ、そのキャリアのほとんどは、JFL(当時2部相当)、もしくはJ2でのものでした。双子の弟のバルデスが、セリエAのカリアリ、スペインリーグのマラガなどの華やかなキャリアを過ごしたのとは対照的な、地味な道です。しかし、バルデスのすごいところは、どこにいても点を取る技術だけは常に突出していたところです。

かつて在籍していた、JFLの東芝では、JFL得点王の常連でした。その後、C大阪、鳥栖、札幌と渡り歩き、その間無数のゴールを決めています。一時、札幌のJ2降格でMLS(アメリカ)のチームに移籍して、日本とは縁が切れたかに見えましたが、2001年に当時J2の大宮に移籍してきて、再び「昇格請負人」の役目を担うことになりました。

2001年の5月、当時仙台にいたJ2得点王、マルコスを見るために大宮サッカー場に出かけたときに、私の目を引いたのは対戦相手のバルデスでした。映像で見ると、単にゴールを決めた瞬間しか映されませんから、バルデスの良さを見るには生で見るしかありません。

バルデスは、決して足も速くなく、守備意識に至ってやほとんど皆無に近いです。ボールが来るまでは、オフサイドラインに引っかからないことくらいしか意識していません。しかし、バルデスのいいところは、相手守備陣と駆け引きして、いつの間にかフリーになっているところです。ある程度精度の良いパスを送れる味方さえいれば、バルデスのワンタッチシュート(ほとんどがヘディング)を見せることができます。

この選手に限っては、「点を取ったから動きが良い」と単純に断言していい、稀なFWです。ただ、バルデスの活躍で昇格戦線に絡んでいた大宮は、パナマ代表の試合でバルデスが重傷を負ってしまったことで失速してしまいました。大宮にとって悲願のJ1昇格は、2004年シーズンを待たなければなりませんでした。

2002年シーズンには復帰しましたが、13ゴールと、彼にしては少ないゴールにとどまり、2003年の川崎Fを最後に、日本でのキャリアを終えました。ただ、その点を取る秘訣は、人材不足が言われる日本のFWには参考になるものでしょう。今でも埼スタの柱に写真が残っています。大宮の伝説的FWでしょう。
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縁日の金魚

2007-08-16 15:16:58 | 雑記
猛暑が続く日々ですが、夏祭りと縁日の金魚すくいは、子供の頃の楽しみでした。この写真の金魚は、実は今年4月のさくら草まつりで、姪っ子がすくってきた金魚です。かつて、金魚すくいを親に反対されるときの決まり文句は、「持って帰ってもすぐに死んじゃうよ」というものでした。

それが、子供心に深く刻まれたため、姪っ子にも同じ言葉を掛けてしまいました。しかし、私が子供の頃と、今では金魚の養殖技術に格段の差があるようです。今の金魚は、生命力が増したらしく、すくってから4ヶ月もたった今、2倍以上の大きさになって、元気に生きています。姪っ子の帰省中、代理で面倒をみた母は、死なせてしまっては大変と、相当の気を使ったことと思います。

姪っ子にとっても、楽しみが増えてよかったことと思います。犬や猫は飼えない環境ですから、金魚を育てることで、生き物の命を大切に扱うことを覚えてくれればいいなと思います。
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