昨夜放送された、U-17W杯の日本対フランス戦を見ました。日本は初戦のハイチ戦に勝ち、2戦目のナイジェリア戦に敗れ1勝1敗、フランスはナイジェリアに敗れ、ハイチに引き分けで1分け1敗です。日本にとっては、引き分け以上でグループリーグ突破が決まる、重要な一戦でした。
さすがに、いくら日本代表と言っても、U-17のレベルまで来ると、パワーや判断のスピードなどは大人の代表を見慣れている私たちには劣るように感じます。そんなパスではカットされるだろうと、思わず考えてしまいますが、まだまだ高校生ですから、あまり悪い所は見ず、いい所を見ていきたいものです。
レッズユースからは、右SBの高橋峻希君と、ボランチの山田直輝君の二人がスタメンに名を連ねています。高橋君は地味にバランスを取ることに腐心していましたが、山田君は攻撃参加を見せることもありました。スペースに出て行くセンスなどは、なかなかのもので、いつか浦和のトップチームでそれを発揮してくれることを期待しています。
このチームの中心選手は、高校1年生の時点でC大阪で既にプロ契約を結んだ、FWの柿谷曜一郎君です。アジアユースの決勝戦では、ジダンを思わせる華麗なテクニックを見せて、先制ゴールを叩き込んでいます。この日のフランス戦でも、センターサークルの中からの50mのロングシュートでGKの頭上を抜いて先制ゴールを決めています。
しかし、この試合で印象に残ったのは、フランスの強さでした。勝利以外では決勝トーナメントに進めない状況で戦ったフランスは、確実に勝利を手にしようと、攻撃のほとんどをシュートで終わらせることができていました。コンタクトプレーにも強く、17歳にして既に大人の雰囲気を漂わせるチームでした。
また、そのシュートも、単に無駄打ちしているわけではなく、十分に威力のある当たりで、日本のゴールを脅かしていました。この展開で迎えた後半の、フランスの逆転は必然だったように感じます。日本にとっては、17歳の時点でこのレベルの相手が、本気で向かってくる経験をしたのは貴重です。
かつては、小野伸二、高原らの世代が、エクアドルのU-17世界選手権で、ガーナの強さを目の当たりにして、強化を進めてワールドユース準優勝につなげました。柿谷君の世代も、成長が早ければ2010年南アフリカW杯も十分狙えます。是非、この世代が黄金世代と呼ばれるようになって欲しいものです。
さすがに、いくら日本代表と言っても、U-17のレベルまで来ると、パワーや判断のスピードなどは大人の代表を見慣れている私たちには劣るように感じます。そんなパスではカットされるだろうと、思わず考えてしまいますが、まだまだ高校生ですから、あまり悪い所は見ず、いい所を見ていきたいものです。
レッズユースからは、右SBの高橋峻希君と、ボランチの山田直輝君の二人がスタメンに名を連ねています。高橋君は地味にバランスを取ることに腐心していましたが、山田君は攻撃参加を見せることもありました。スペースに出て行くセンスなどは、なかなかのもので、いつか浦和のトップチームでそれを発揮してくれることを期待しています。
このチームの中心選手は、高校1年生の時点でC大阪で既にプロ契約を結んだ、FWの柿谷曜一郎君です。アジアユースの決勝戦では、ジダンを思わせる華麗なテクニックを見せて、先制ゴールを叩き込んでいます。この日のフランス戦でも、センターサークルの中からの50mのロングシュートでGKの頭上を抜いて先制ゴールを決めています。
しかし、この試合で印象に残ったのは、フランスの強さでした。勝利以外では決勝トーナメントに進めない状況で戦ったフランスは、確実に勝利を手にしようと、攻撃のほとんどをシュートで終わらせることができていました。コンタクトプレーにも強く、17歳にして既に大人の雰囲気を漂わせるチームでした。
また、そのシュートも、単に無駄打ちしているわけではなく、十分に威力のある当たりで、日本のゴールを脅かしていました。この展開で迎えた後半の、フランスの逆転は必然だったように感じます。日本にとっては、17歳の時点でこのレベルの相手が、本気で向かってくる経験をしたのは貴重です。
かつては、小野伸二、高原らの世代が、エクアドルのU-17世界選手権で、ガーナの強さを目の当たりにして、強化を進めてワールドユース準優勝につなげました。柿谷君の世代も、成長が早ければ2010年南アフリカW杯も十分狙えます。是非、この世代が黄金世代と呼ばれるようになって欲しいものです。