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Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

神戸戦プレビュー

2007-08-28 20:50:49 | 浦和レッズ
週2試合は、選手が一番大変ですが、サポーターにとっても常に試合を追う必要があって、忙しく感じます。

明日はアウェーの神戸戦です。会場は新しいウイングスタジアムではなく、古い神戸ユニバー記念競技場です。神戸ユニバーは巨大なスタジアムで、神戸の観客動員力を考えたら大きすぎるスタジアムに感じます。選手は、埼スタと違って、まばらな声しか聞こえないスタジアムに違和感を覚えるかもしれません。

前節で負傷交代した闘莉王は練習に参加しており、神戸戦には出るでしょう。坪井の負傷も治ったようで、ワシントンを除くベストメンバーが揃う試合になりそうです。前回の神戸戦は、6/20の駒場で、復帰した田中達也が敵陣をかき回す完勝でした。しかし、そのときにいなかった選手が一人、神戸に加わっています。

それは、浦和から移籍したばかりの酒井です。J1同士の移籍の場合、前所属チームが不利にならないようにするため、古巣相手の試合には欠場する契約もありうるので、酒井が確実に出るとは言い切れません。しかし、出てくれば、神戸の弱点だった守備的ボランチが埋まることになります。そのため、田中達也の絶妙なポジショニングをもう一度というのは期待できないかもしれません。

神戸というチームは、駒場では発揮できませんでしたが、攻撃的なチームです。ドリブルで仕掛けるレアンドロ、泥臭く体を張ってチャンスを作る近藤、MFへのコンバートで逆に得点感覚が復活した大久保といい選手がいます。点の取り合いなら相手の望むところでしょうから、浦和としては相手の攻撃を確実に抑えて、ロースコアの展開に持ち込みたいです。好調な平川のクロスで、田中達也にピンポイントで合わせたいところです。
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右に追いついた左(平川忠亮)

2007-08-28 19:15:50 | 浦和レッズ
二試合連続、2アシストという旬の人、平川忠亮選手の話をします。平川は、2002年にユニバー金メダルの実績を引っ提げて、同期の坪井、堀之内らとともに浦和に入団しました。大卒選手の条件として、即戦力になることが求められますが、平川は最初の年から試合に出ています。

しかし、右サイドが本職の平川に与えられたポジションは左アウトサイドでした。平川は岡野の話では、チーム一番の身体能力を誇っているそうで、ピンチになったときに確実に戻ってこられる堅実さでポジションを得ました。

ただ、平川の左アウトサイドは、安定しているものの、魅力に乏しいところがありました。右アウトサイドで出たときの平川は、縦のスペースを鋭く突き、ダイレクトで速いクロスを上げられますが、左で出ると右利きなので、どうしても右足に持ちかえることになります。そのため、右足でも上げられるアーリークロスが多くなり、縦に走る平川の良さは左アウトサイドでは出ませんでした。

これを見た浦和フロントは三都主を補強することになり、平川の左アウトサイドはあまり見られなくなりました。昨年、ギドは平川を右アウトサイドに固定しました。そこで、縦に走る動きを見せ、これで山田からポジションを奪ったかと思われる活躍でした。おそらく、ギドが続投していれば、今年も平川は右アウトサイドだった可能性が高いです。

しかし、ご存じの通り、今年の監督はオジェックに代わりました。オジェックは山田の良さを最初に発掘した監督で、以前指揮を執ったときとほぼ同じコンディションを保つ山田を右アウトサイドで起用しました。そのため、平川はベンチが定位置になり、負傷もあって今季は入団以来最悪の年になりそうな雰囲気でした。

しかし、千載一遇のチャンスは、8/11の柏戦で相馬の動きが良くなかったことで巡ってきました。走力が売り物の平川は、今季は左足のダイレクトのクロスを身につけていました。これが備わったことで、左アウトサイドでも右のときと同質のプレーが可能になりました。左足のダイレクトがある以上、相手DFは平川の右足に絞ってコースを消す手が効かなくなりました。

これで、たまに上げる右足クロスが武器になり、FC東京戦の堀之内のゴールは見事な精度でした。代表は左SBが手薄ですから、一気に代表もありそうな雰囲気です。最悪の年が一変、最高の年になるかもしれません。
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