今月始めの広島戦で、浦和を中心に見ながらも、ある程度相手チームを見る私は、広島FW佐藤寿人の動きに注目していました。佐藤寿人は小柄なスピード型FWということは良く知られています。どうやって広島が、チームとして佐藤寿人を生かすかが、私の知りたいポイントでした。
FWの相棒のウェズレイも強力な選手ですから、広島はウェズレイと佐藤寿人が前線でコンビプレーを見せて点を取っていると思っていました。しかし、ウェズレイはボールを持ちたがる選手で、中盤まで下がってしまいます。前線にいるのが佐藤寿人一人で、どうやって点を取るのだろうと思いました。
しかし、佐藤寿人はスピード型にありがちな、引いてきてからのドリブルはあまり見せません。ひたすら前線に張って、無理なスルーパスだろうと、何でも追い掛けます。そんなスルーパスが一度でも通れば、点を決められる自信があるからできるプレースタイルです。
タイプ的にはACミランのFW、インザーギに似ています。インザーギは何回オフサイドに掛かっても、一回決めればいいと割り切っているFWで、欧州CL決勝のリバプール戦で2ゴールの活躍でした。佐藤寿人も、私が見た浦和との試合で、狙い通りゴールを決めています。
代表でライバルになる田中達也とは多少タイプが違っていて、田中達也は相手DFのバランスが崩れたところに正確に入り込む、ポジション取りのうまさが売り物です。対する佐藤寿人は、DFが付いていようと、身体能力でちぎって裏へ抜けます。
浦和が佐藤寿人対策を立てるなら、佐藤寿人の身体能力に対抗できるのは坪井一人ですから、中盤の選手に前を向かせないという守備の仕方をすると思います。スルーパスの本数を少なくすれば、ゴールの確率も下がるという理屈です。再戦は9/15ですが、今から楽しみにしています。
FWの相棒のウェズレイも強力な選手ですから、広島はウェズレイと佐藤寿人が前線でコンビプレーを見せて点を取っていると思っていました。しかし、ウェズレイはボールを持ちたがる選手で、中盤まで下がってしまいます。前線にいるのが佐藤寿人一人で、どうやって点を取るのだろうと思いました。
しかし、佐藤寿人はスピード型にありがちな、引いてきてからのドリブルはあまり見せません。ひたすら前線に張って、無理なスルーパスだろうと、何でも追い掛けます。そんなスルーパスが一度でも通れば、点を決められる自信があるからできるプレースタイルです。
タイプ的にはACミランのFW、インザーギに似ています。インザーギは何回オフサイドに掛かっても、一回決めればいいと割り切っているFWで、欧州CL決勝のリバプール戦で2ゴールの活躍でした。佐藤寿人も、私が見た浦和との試合で、狙い通りゴールを決めています。
代表でライバルになる田中達也とは多少タイプが違っていて、田中達也は相手DFのバランスが崩れたところに正確に入り込む、ポジション取りのうまさが売り物です。対する佐藤寿人は、DFが付いていようと、身体能力でちぎって裏へ抜けます。
浦和が佐藤寿人対策を立てるなら、佐藤寿人の身体能力に対抗できるのは坪井一人ですから、中盤の選手に前を向かせないという守備の仕方をすると思います。スルーパスの本数を少なくすれば、ゴールの確率も下がるという理屈です。再戦は9/15ですが、今から楽しみにしています。