Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

最後のヨンセン(1/1鹿島対清水)

2011-01-01 20:40:11 | 他チーム
今日は指定席だったことと、快晴の天気で暖かかったので、結局2試合続けて見ました。私は小野伸二とヨンセンを観戦のポイントに挙げていましたが、鹿島もこの二人には十分対策を練っていました。長身のイメージが強いヨンセンですが、186cmと日本人のDFにとっても決して届かない高さではありません。

その対策とは、常に二人で競ることと、挟むように跳ぶことでした。いくらヨンセンの高さがあっても、前後両方を相手DFに挟まれていては思うように高さで勝てません。何度かフリーになったときはいいボールを折り返していたので、この鹿島のヨンセン対策は少しずつ効果が出てきます。

それでも、ヨンセンは得意な動きではないはずの、DFライン裏への走り込みでGK曽ヶ端に競り勝って、ループで曽ヶ端の頭上を抜く同点ゴールを決めてみせます。さすがヨンセンというところはこのプレーで見ることはできました。今後はノルウェーに帰国するという情報ですが、ヨンセンという名前は自分にとって記憶に刻まれる名前になりました。

小野伸二については、鹿島が可能な限りスペースを与えないことで対策しました。こういうときに効いてくるのが青木で、SBが上がった穴を確実に埋めていられる堅実さは、今季控えが多かったとはいえ手放せない理由なのでしょう。来季は山形にレンタルしていた田代と増田が戻ってくるという情報なので、鹿島の来季は確実に戦力がアップしているでしょう。

清水を中心に書きましたが、やはり野沢のFKの弾道にはしびれました。ああいうところを確実に取るのは、さすが鹿島で、ちょうどボスナーが乱闘騒ぎを起こし本来退場のところをイエローで止まった直後のプレーでした。イエロー止まりだったことで清水の選手がちょっとほっとしたところはあるのでしょうが、それでも清水が壁を6枚作って備えた直接FKをねじ込めるのですから、やはり技術の高さはあると思います。

鹿島は天皇杯でも常連になったこともあって、やはりACL出場権は外さない勝負強さも見せました。ACLに出る4チームには日本の代表として、今季JリーグのチームがKリーグのチームにことごとく敗れた借りを返して欲しいものです。
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初笑いならず(1/1浦和L対INAC)

2011-01-01 19:25:37 | レディース
今日は10時半キックオフと朝早い試合だったので、ちょっと遅刻しましたが、女子サッカーの全日本選手権に行ってきました。INACの情報を持っていなかったので、プレビュー記事は書けませんでしたが、朝起きられない根性なしの私にしてはまだましの遅刻観戦でした。

優勝したINACですが、前見たのは2006年と遠い昔のため、当時から残っているメンバーは記憶にある範囲では米津一人でした。しかし、当時は昇格1年目だったため、引き気味のカウンターサッカーでしたが、今は前線から激しくプレスを掛ける強気のサッカーに変わっている事実は驚きでもありました。

ただ、こんなサッカーでは90分もたないと思ったのも確かです。もし、90分持つ体力があるなら、たぶんこの試合も1-0で逃げ切っていたでしょうが、70分過ぎから明らかに運動量が落ちました。その隙を突いて浦和が同点にすることができたのですが、これなら90分決着だろうと予想しました。

スタンドではわからなかったのですが、この試合のルールは90分で決着が着かなければ即PK戦だったのですね。延長戦があったら、INACの運動量がかなり落ちていたのでどうかとは思いましたが、試合は押し気味の浦和が最後まで決めきれず、PK戦にもつれ込むことになりました。

このPK戦が波乱の展開でした。浦和は北本と荒川が頼りで、この二人を重要な場面で出してくるに違いないと予想していたのですが、いきなりその北本が失敗します。INACの一人目は無難に決め、次のキッカーの熊谷は決めて、INACの二人目が失敗して同点に追いつくのですが、浦和の三人目の矢野がポストに当てる失敗で「低空飛行」になりました。

それでも、INACの三人目を山郷がファインセーブで止めるのですが、浦和の四人目の荒川がまさかの失敗でした。さすがに山郷もそう何度もファインセーブはできず、INACの四人目はGKの逆に蹴り込まれます。浦和は五人目の柳田が決めて最後に一縷の望みを託すことはできましたが、INAC五人目が決めてINACの勝利に終わります。

しかし、昇格5年目の若いチームだと、格下意識も少しあったINACですが、GKもいい選手がいますし、浦和相手に強気のサッカーを挑んで勝ったのは誇りに思うことでしょう。浦和は残念ながら今季無冠に終わりました。来季はタイトルをと思うでしょうし、その奮起を期待したいです。
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