以前の自分のブログで「カタールは脆さがある」と余裕があるようなことを言っていたら、まさかの大苦戦で驚いています。テレビで見ていましたが、負けていてもまったくおかしくない試合でした。選手のコメントでは審判の笛が厳しかったようなことも言っていますが、確かに基準はぶれていましたがカタールびいきだったようには見えず、「公平に不正確」なジャッジでした。
苦戦の原因になったのは、やはり吉田の退場が大きかったです。一枚イエローをもらっていた吉田のところには、カタールが意図的にボールを集めてくるのではとNHKのアナウンサーが指摘していましたが、自分のパスミスでアハマドに突破されたプレーがきっかけとあっては、焦って止めてしまう気持ちもわからないことはありません。
しかし、やはり10人にしては延長戦に持ち込まれたときのことを考えると、チーム全体が相当苦しくなるので、退場だけはやってはいけないプレーでした。日本はそれでも、10人になったときにどういうプレーをすればいいか、選手全員に意思統一がありました。
DF岩政を投入するために下げられるのはFW前田ということも、おそらく選手はわかっていたはずで、岡崎、香川、本田圭佑の3枚で攻め切るしか勝つ方法はないということもわかっていたでしょう。シリア戦と同様、縦への低いパスを何度も通した日本は、香川がうまくフリーで抜け出して貴重な同点ゴールを得て、負けの可能性を下げることに成功しています。
裏への飛び出しという意識は岡崎が持ち込んだもので、岡崎のサウジ戦のハットトリックという結果を見て、香川にその意識が伝染したようです。しかし、伊野波の決勝ゴールは運もありました。伊野波自身は、攻撃の際のクロスの精度が低かったことに責任を感じているというコメントもありましたが、決勝点の場面ではよくDFラインを見ており、オフサイドにだけはかからないという意識はしっかり持っていました。
もっとも、数的不利の状況でSBの伊野波が攻撃参加するリスクはあるので、本当はやって欲しくないプレーだったようです。それでも、最低限の結果である4強は実現しました。次の相手は韓国またはイランということで、ここまで来ればどこと当たっても強いところまで来ました。明日、準々決勝の結果が確定したら、プレビュー記事をアップする予定です。
苦戦の原因になったのは、やはり吉田の退場が大きかったです。一枚イエローをもらっていた吉田のところには、カタールが意図的にボールを集めてくるのではとNHKのアナウンサーが指摘していましたが、自分のパスミスでアハマドに突破されたプレーがきっかけとあっては、焦って止めてしまう気持ちもわからないことはありません。
しかし、やはり10人にしては延長戦に持ち込まれたときのことを考えると、チーム全体が相当苦しくなるので、退場だけはやってはいけないプレーでした。日本はそれでも、10人になったときにどういうプレーをすればいいか、選手全員に意思統一がありました。
DF岩政を投入するために下げられるのはFW前田ということも、おそらく選手はわかっていたはずで、岡崎、香川、本田圭佑の3枚で攻め切るしか勝つ方法はないということもわかっていたでしょう。シリア戦と同様、縦への低いパスを何度も通した日本は、香川がうまくフリーで抜け出して貴重な同点ゴールを得て、負けの可能性を下げることに成功しています。
裏への飛び出しという意識は岡崎が持ち込んだもので、岡崎のサウジ戦のハットトリックという結果を見て、香川にその意識が伝染したようです。しかし、伊野波の決勝ゴールは運もありました。伊野波自身は、攻撃の際のクロスの精度が低かったことに責任を感じているというコメントもありましたが、決勝点の場面ではよくDFラインを見ており、オフサイドにだけはかからないという意識はしっかり持っていました。
もっとも、数的不利の状況でSBの伊野波が攻撃参加するリスクはあるので、本当はやって欲しくないプレーだったようです。それでも、最低限の結果である4強は実現しました。次の相手は韓国またはイランということで、ここまで来ればどこと当たっても強いところまで来ました。明日、準々決勝の結果が確定したら、プレビュー記事をアップする予定です。