今日はサッカーの試合は今夜遅くですので、即日更新は例によって勘弁していただき、今日の昼間に行われたラグビーの大学選手権決勝からネタを引っ張ってきます。カードは早稲田対帝京大で、帝京大は連覇がかかり、早稲田なら2年ぶりという、いわば「常連対決」になりました。
一般にラグビーではFWで勝つチームは地味な印象があります。帝京大もFW(ロックとフランカー)に外国人選手を置き、去年の大学選手権もそのFWの力で勝っています。たぶん、スタンドから見るとターンオーバーなどがわからないので地味な印象を受けるでしょうが、テレビで見た私には強さを感じさせる勝ち方でした(帝京大17-12早稲田)。
理由はそのキープ率の高さと、スクラムの圧倒的な強さでした。サッカーならキープ率が7割近いチームは大抵勝つと言われていますが、ラグビーの場合カウンター攻撃がサッカーより有効で、事実早稲田はそういう戦い方を得意にしています。準決勝の早明戦でそのカウンターが冴え渡り、古豪明治を圧倒した戦いぶりを見ていると、決勝もそれが再現するのではと思っていました。
しかし、帝京大のキープ率の高さは、終盤の時間稼ぎのうまさにも相通じるところがあって、早稲田がようやくトライを返したのは残り4分というがけっぷちの時間でした。トライは決まっても、もう時間がないと、早稲田ファンの私が観念したほどです。
また、スクラムの強さは意外なところで効いてきました。それはあまりにも圧力が強すぎて早稲田のスクラムハーフがボールを入れられないことです。この能力があるから、たとえ帝京大のバックスが手痛いノックオンをしても、帝京大の監督はおそらく平然としていられたのでしょう。
相手ボールのスクラムが全然怖くないということになれば、バックスは思い切り良く出て行かれますし、ペナルティをもらう確率も高くなります。結局この試合はPGが勝負を分けましたが、PGをいい位置で取れたのはそのFWの強さが理由です。あまり展開をしないラグビーなので、地味な印象は受けますが、そのFWは驚異的でした。こんな勝ち方もあるんだと、私の頭に一ページを刻んだ印象です。
一般にラグビーではFWで勝つチームは地味な印象があります。帝京大もFW(ロックとフランカー)に外国人選手を置き、去年の大学選手権もそのFWの力で勝っています。たぶん、スタンドから見るとターンオーバーなどがわからないので地味な印象を受けるでしょうが、テレビで見た私には強さを感じさせる勝ち方でした(帝京大17-12早稲田)。
理由はそのキープ率の高さと、スクラムの圧倒的な強さでした。サッカーならキープ率が7割近いチームは大抵勝つと言われていますが、ラグビーの場合カウンター攻撃がサッカーより有効で、事実早稲田はそういう戦い方を得意にしています。準決勝の早明戦でそのカウンターが冴え渡り、古豪明治を圧倒した戦いぶりを見ていると、決勝もそれが再現するのではと思っていました。
しかし、帝京大のキープ率の高さは、終盤の時間稼ぎのうまさにも相通じるところがあって、早稲田がようやくトライを返したのは残り4分というがけっぷちの時間でした。トライは決まっても、もう時間がないと、早稲田ファンの私が観念したほどです。
また、スクラムの強さは意外なところで効いてきました。それはあまりにも圧力が強すぎて早稲田のスクラムハーフがボールを入れられないことです。この能力があるから、たとえ帝京大のバックスが手痛いノックオンをしても、帝京大の監督はおそらく平然としていられたのでしょう。
相手ボールのスクラムが全然怖くないということになれば、バックスは思い切り良く出て行かれますし、ペナルティをもらう確率も高くなります。結局この試合はPGが勝負を分けましたが、PGをいい位置で取れたのはそのFWの強さが理由です。あまり展開をしないラグビーなので、地味な印象は受けますが、そのFWは驚異的でした。こんな勝ち方もあるんだと、私の頭に一ページを刻んだ印象です。