日本代表は木曜日夜遅くに1次リーグの第二戦のシリア戦です。シリアは初戦で強豪サウジアラビアから金星を得て、勢い付いて日本戦を迎えます。ただ、全然情報がなかったヨルダンとは違って、シリアはここ5年で2度も来日しているおなじみさんです。
その当時(2005年)の印象では、シリアはドイツW杯予選は1次予選でバーレーンに1敗1分けで敗れてはいましたが、守備の組織はしっかりしていました。空いたスペースを協力してカバーリングする能力は高く、そう簡単には点を入れさせないチームでした。
しかし、攻撃の組織には課題がありました。トップ下がドリブルで上がった後のスペースを埋め切れず、ダブルボランチはかなり楽にプレーできていました。また、当時のシリアには日本のDFに1対1で勝てるFWがおらず、シリアのクロスは合いそうなものはほとんどありませんでした。
それは結果にも現れ、2試合とも3-0、2-0と日本の完勝に終わっています。ただ、日本は中東のアラブ圏の人にとっては決して過ごしやすい国ではないので、今回の試合は同じアラブ圏のカタールですから、シリア代表にとっては地元のような意識でしょう。事実、シリアからは大勢のサポーターが押しかけ、隣国のサウジを上回る熱気を見せました。
また、シリアのサウジ戦の金星も、日本の戦い方を難しくします。中東のチームは最初は引き気味に入ってきますが、ヨルダン戦でも見られた通り、勝てそうだと思うと少しずつ攻撃の枚数を増やしてきます。シリアも最初は全然合いそうもないアーリークロスを上げていたのに、一本のミドルシュートが入って勝てそうだと思うと、攻撃の枚数を3枚から4枚に増やしてきました。
結局、シリアはミドルシュート2本でサウジに競り勝ち、この組は混戦になりました。日本は1勝2分けでも通過できそうな雰囲気ですが、絶対に勝たないといけない状況でサウジ戦を迎えるのはできれば避けたいので、シリア戦は勝って欲しい一戦です。
また、あの当時のシリアの弱点を一つ書くと、単純なクロスには強かったシリアですが、そのセカンドボールを拾ってしつこく何度もクロスを上げていると、次第にほころびが出てくるチームでした。大きなクリアを許さず、セカンドボールを拾い続ければ、メンバーは変わったとはいえ、今のシリアも相当苦しむでしょう。
その当時(2005年)の印象では、シリアはドイツW杯予選は1次予選でバーレーンに1敗1分けで敗れてはいましたが、守備の組織はしっかりしていました。空いたスペースを協力してカバーリングする能力は高く、そう簡単には点を入れさせないチームでした。
しかし、攻撃の組織には課題がありました。トップ下がドリブルで上がった後のスペースを埋め切れず、ダブルボランチはかなり楽にプレーできていました。また、当時のシリアには日本のDFに1対1で勝てるFWがおらず、シリアのクロスは合いそうなものはほとんどありませんでした。
それは結果にも現れ、2試合とも3-0、2-0と日本の完勝に終わっています。ただ、日本は中東のアラブ圏の人にとっては決して過ごしやすい国ではないので、今回の試合は同じアラブ圏のカタールですから、シリア代表にとっては地元のような意識でしょう。事実、シリアからは大勢のサポーターが押しかけ、隣国のサウジを上回る熱気を見せました。
また、シリアのサウジ戦の金星も、日本の戦い方を難しくします。中東のチームは最初は引き気味に入ってきますが、ヨルダン戦でも見られた通り、勝てそうだと思うと少しずつ攻撃の枚数を増やしてきます。シリアも最初は全然合いそうもないアーリークロスを上げていたのに、一本のミドルシュートが入って勝てそうだと思うと、攻撃の枚数を3枚から4枚に増やしてきました。
結局、シリアはミドルシュート2本でサウジに競り勝ち、この組は混戦になりました。日本は1勝2分けでも通過できそうな雰囲気ですが、絶対に勝たないといけない状況でサウジ戦を迎えるのはできれば避けたいので、シリア戦は勝って欲しい一戦です。
また、あの当時のシリアの弱点を一つ書くと、単純なクロスには強かったシリアですが、そのセカンドボールを拾ってしつこく何度もクロスを上げていると、次第にほころびが出てくるチームでした。大きなクリアを許さず、セカンドボールを拾い続ければ、メンバーは変わったとはいえ、今のシリアも相当苦しむでしょう。