咳が止まらず、今日も出勤することができず家にいます。寒いPC部屋に下りることもできず、携帯メールでブログの原稿を書いています。私の自宅のテレビはHDDで大量の番組を録画できるので、見られる暇がないかもしれないというサッカーの試合でも、念のため入れておきます。
こういう、風邪で会社を休んでいる日は、そのビデオを「解凍」します。今日はアジアカップの朝鮮民主主義人民共和国(以下共和国)対イランの試合を取り上げます。
共和国は皆さんご存知の通り、南アフリカW杯に44年ぶりに出場しましたが、そのW杯で3戦全敗で大会を去り、しかも私が見た試合が0-7と大敗したポルトガル戦だったので、あまりいいイメージはありませんでした。
しかし、アジアレベルだと、やはりW杯予選を通るほどのチームですから、それなりの理由はありました。結果だけ見るとイランが1-0で勝っていますが、内容を見ると共和国の方がやりたいサッカーができていて、イランはスローインの早いリスタートで取った1点と、あまり魅力は感じないサッカーでした。
イランは4-1-4-1のシステムでしたが、1ボランチのネコーナムのところを共和国の中盤がうまく狙いました。共和国は全チームの中で一番運動量が多かったという情報ですが、イランが相手でも十分走り勝てる能力がありました。
川崎Fからドイツ2部のボーフムへ移籍した鄭大世のプレーが楽しみだったのですが、鄭大世は膝の負傷で年末年始は日本に帰国していたという情報で、本人がボーフムにアジアカップ出場を直訴して共和国の代表に入りますが、残念ながら存在感は薄く途中でベンチに下げられています。
もし鄭大世がベストコンディションだったら共和国にも十分1次リーグ通過の可能性はあったと思いますが、欧州でプレーする選手もいますし、共和国もレベルアップしてきています。
過去の共和国と日本の対戦を振り返ると、2005年の最終予選当時は最終ラインとアンカーの安英学との連携が不器用でしたし、2008年の東アジア選手権では結果こそ0-1で日本が敗れましたが、1トップの鄭大世を残して全員で引く、面白くはないサッカーでした。
そんな共和国が、高い位置からプレスを掛けるサッカーを今後も機能できるなら、日本にとっては大いなる脅威になるでしょう。
こういう、風邪で会社を休んでいる日は、そのビデオを「解凍」します。今日はアジアカップの朝鮮民主主義人民共和国(以下共和国)対イランの試合を取り上げます。
共和国は皆さんご存知の通り、南アフリカW杯に44年ぶりに出場しましたが、そのW杯で3戦全敗で大会を去り、しかも私が見た試合が0-7と大敗したポルトガル戦だったので、あまりいいイメージはありませんでした。
しかし、アジアレベルだと、やはりW杯予選を通るほどのチームですから、それなりの理由はありました。結果だけ見るとイランが1-0で勝っていますが、内容を見ると共和国の方がやりたいサッカーができていて、イランはスローインの早いリスタートで取った1点と、あまり魅力は感じないサッカーでした。
イランは4-1-4-1のシステムでしたが、1ボランチのネコーナムのところを共和国の中盤がうまく狙いました。共和国は全チームの中で一番運動量が多かったという情報ですが、イランが相手でも十分走り勝てる能力がありました。
川崎Fからドイツ2部のボーフムへ移籍した鄭大世のプレーが楽しみだったのですが、鄭大世は膝の負傷で年末年始は日本に帰国していたという情報で、本人がボーフムにアジアカップ出場を直訴して共和国の代表に入りますが、残念ながら存在感は薄く途中でベンチに下げられています。
もし鄭大世がベストコンディションだったら共和国にも十分1次リーグ通過の可能性はあったと思いますが、欧州でプレーする選手もいますし、共和国もレベルアップしてきています。
過去の共和国と日本の対戦を振り返ると、2005年の最終予選当時は最終ラインとアンカーの安英学との連携が不器用でしたし、2008年の東アジア選手権では結果こそ0-1で日本が敗れましたが、1トップの鄭大世を残して全員で引く、面白くはないサッカーでした。
そんな共和国が、高い位置からプレスを掛けるサッカーを今後も機能できるなら、日本にとっては大いなる脅威になるでしょう。