今日、ビデオでアジア杯の韓国対オーストラリア(以下豪州)の試合を見ました。1次リーグで当たってしまうには好カードといえますが、試合は韓国のペースでした。韓国は1トップの朴主永が負傷で欠場していて、19歳のチ・ソンヨンという選手が代役でしたが、得点源は意外にもトップ下の13番(ク・ジャチョル)でした。
韓国はかつてはチェ・ヨンスを1トップに置いてアーリークロスを多用するチームでしたが、3トップになった今でもそんな香りは残っていて、サイドからのクロスのこぼれ球を13番がミドルで狙うサッカーをしていました。もちろん、今はマンU所属の朴智星がいて、個人技ならアジアレベルは超えている選手ですから、彼を軸にした攻撃も可能なのですが、朴智星は左FWでサイドアタッカーというところが韓国の戦略でした。
逆に、オジェックが監督ということで注目していた豪州ですが、試合は1-1の引き分けに持ち込んだものの、この試合の評価を高くすることはできません。FWケーヒルはいいボールがもらえず孤立し、キューエルも前回のアジア杯の悲惨なパフォーマンスからは多少回復しましたが、まだリバプール(イングランド)にいた頃の出来ではありません。
結局、豪州は得意のセットプレーで15番が押し込んだゴールが同点ゴールになり、何とか引き分けに持ち込みましたが、パワー頼みの豪州サッカーをオジェックが変えてくれるのではという期待は空しく消えました。結局、セットプレーのパワーサッカーでアジアレベルは勝てるものの、W杯では通用しないというチームで止まってしまいそうです。
豪州は世代交代も遅れています。GKはいまだに38歳のシュウォーツァーが守っていますし、DFもベテランのニールがまだCBです。日本と横浜国際で対戦した当時のメンバーがほとんど残っているということは、若手が育っていないという意味でもあります。
オジェックは用兵型の監督で、世代交代をさせながらチームを強くしていくタイプではありませんが、そろそろ若手に切り替えないと、W杯予選は苦戦を強いられることになるでしょう。
韓国はかつてはチェ・ヨンスを1トップに置いてアーリークロスを多用するチームでしたが、3トップになった今でもそんな香りは残っていて、サイドからのクロスのこぼれ球を13番がミドルで狙うサッカーをしていました。もちろん、今はマンU所属の朴智星がいて、個人技ならアジアレベルは超えている選手ですから、彼を軸にした攻撃も可能なのですが、朴智星は左FWでサイドアタッカーというところが韓国の戦略でした。
逆に、オジェックが監督ということで注目していた豪州ですが、試合は1-1の引き分けに持ち込んだものの、この試合の評価を高くすることはできません。FWケーヒルはいいボールがもらえず孤立し、キューエルも前回のアジア杯の悲惨なパフォーマンスからは多少回復しましたが、まだリバプール(イングランド)にいた頃の出来ではありません。
結局、豪州は得意のセットプレーで15番が押し込んだゴールが同点ゴールになり、何とか引き分けに持ち込みましたが、パワー頼みの豪州サッカーをオジェックが変えてくれるのではという期待は空しく消えました。結局、セットプレーのパワーサッカーでアジアレベルは勝てるものの、W杯では通用しないというチームで止まってしまいそうです。
豪州は世代交代も遅れています。GKはいまだに38歳のシュウォーツァーが守っていますし、DFもベテランのニールがまだCBです。日本と横浜国際で対戦した当時のメンバーがほとんど残っているということは、若手が育っていないという意味でもあります。
オジェックは用兵型の監督で、世代交代をさせながらチームを強くしていくタイプではありませんが、そろそろ若手に切り替えないと、W杯予選は苦戦を強いられることになるでしょう。