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モチベーション(1/17日本対サウジアラビア)

2011-01-19 19:08:45 | ワールドサッカー
皆さんご存知の通り、サウジアラビアは2連敗で1次リーグ敗退が決まっています。ただ、不運もあったらしく、ヨルダン戦の0-1の敗戦は相手のセンタリングがミスキックになって入った1点を守り切られたものです。

たとえ敗退は決まっていても、相手は1994年から4大会連続でW杯に出場し、アジアカップでも3回の優勝経験があるサウジアラビアです。そう簡単な試合にはならないだろうと思っていました。しかし、優勝を狙っていたサウジアラビアがシリア、ヨルダンに連敗したというのは相当のショックだったようです。

厳しいことを言えば、この日の相手はとてもサウジアラビアには見えず、香港あたりと対戦しているような感覚でした。試合展開も影響したでしょう。前半の早い時間で3点立て続けに入れられたことで、サウジ側は前線からボールを追うこともしませんでしたし、中盤でも楽に持てました。

「(サウジは)明らかにモチベーションが低い」と発言している選手もいましたが、確かにサウジ側から見るとこの展開ではベンチから援軍を送っても効果は少なく、どうやって選手を戦わせるべきか監督も困ったと思います。

個人的には4-5-0-1のヨルダンや5-3-1-1のシリアなど極端に引いていた相手ばかりだったこれまでの相手と違って、4-4-2のサウジならもっとサッカーらしいサッカーができると期待していましたが、試合の面白さには欠けました。しかし、日本にとっては得るものがあった試合でした。

1位で通過してウズベキスタンを避けられたことも良かったですが、本田圭佑を休ませたことや柏木、伊野波、岩政らをピッチに立たせて雰囲気を味あわせたことも良かったです。初戦、二戦目を見ていると、ザッケローニは固定メンバーで戦う監督なのかなと思っていましたが、意外と柔軟性は持っているんだなと、アジア杯のような長期戦を経験していない監督にしてはいろいろな引き出しは持っている印象です。

昨日書いた通り、カタールには脆さがあるので、それはザッケローニならとっくに見抜いていると思います。それを徹底的に狙って、準決勝で当たる予定の韓国対イランの勝者と当たるところまでは最低限見たいです。
コメント
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