アジアカップは日本のいるB組はもちろん、他の全組がすべて初戦を終えました。サッカー専門誌を買っていなかったので、日本以外の他の組がどういう組合せか知ったのは大会前日というダメダメぶりですが、映像を確認するのは土曜日まで待っていただき、今回は他組の動向を報告します。
A組(カタール、ウズベキスタン、中国、クウェート)
カタール0-2ウズベキスタン、中国2-0クウェートとこの組は2カードとも初戦の決着がついています。この組ではアジアカップの本戦に久々に出てきたクウェートの力が落ちると思いますが、他の3チームは混戦と予想しています。
特にカタール対ウズベキスタンはW杯最終予選で対戦して、再戦ということになりますが、ウズベキスタンがリベンジしました。以前はサッカー協会の財政が苦しかったウズベキスタンですが、天然資源で国民生活は向上しており、冬の間は試合のできない内陸国のハンデを跳ねかえせる長期合宿なども組んでいるかもしれません。
この組は日本とベスト8で対戦する相手ですが、ウズベキスタンの欧州スタイルは他チームと一線を画しているので、日本にとっては手ごわいかもしれません。
C組(豪州、韓国、インド、バーレーン)
豪州4-0インド、韓国2-1バーレーンという結果に終わっています。豪州相手に4失点したインドは国際試合の実績からして明らかに格下ですが、単純に豪州、韓国の2強で決まりではありません。理由はバーレーンの存在です。バーレーンは南アフリカW杯予選で5位決定戦でサウジを破り、惜しくも本戦出場はならなかったものの健闘しています。
おそらく、インドからは全チーム勝ち点3を計算しているでしょうが、バーレーンから勝ち点をどう取るかがこの組の勝ち抜けを決めることになりそうです。そうなると、既にバーレーンから勝ち点3を取った韓国はやや有利でしょう。豪州は直接対決で韓国を引きずり下ろしたいです。
D組(イラン、イラク、朝鮮民主主義人民共和国[以下共和国]、UAE)
共和国0-0UAE、イラン2-1イラクという結果です。この組が一番混戦になりそうで、全チームW杯出場経験があるという激戦区です。UAEサッカーは最近低迷しているものの、南アフリカW杯予選は最終予選まで勝ち進んでいますし、共和国は本戦に出場しています。イラクはディフェンディングチャンピオンですし、イランは一番強そうですが、油断はなりません。
イラクのFWマホムードは今大会にも出てきているようですし、初戦は落としましたがまだチャンスはあると思います。もちろん、初戦を勝利したイランが最も有利ではありますが、勝ち点3を計算できる相手がいないので、まだまだわかりません。
B組(日本、サウジ、シリア、ヨルダン)
日本1-1ヨルダン、シリア2-1サウジ。この組は日本とサウジの2強で決まりの無風区だと思っていたのですが、最初から波乱模様で予想が難しくなりました。日本対シリアの結果次第では通過ラインが下がる可能性があり、1勝1敗1分けでも通る可能性があります。
A組(カタール、ウズベキスタン、中国、クウェート)
カタール0-2ウズベキスタン、中国2-0クウェートとこの組は2カードとも初戦の決着がついています。この組ではアジアカップの本戦に久々に出てきたクウェートの力が落ちると思いますが、他の3チームは混戦と予想しています。
特にカタール対ウズベキスタンはW杯最終予選で対戦して、再戦ということになりますが、ウズベキスタンがリベンジしました。以前はサッカー協会の財政が苦しかったウズベキスタンですが、天然資源で国民生活は向上しており、冬の間は試合のできない内陸国のハンデを跳ねかえせる長期合宿なども組んでいるかもしれません。
この組は日本とベスト8で対戦する相手ですが、ウズベキスタンの欧州スタイルは他チームと一線を画しているので、日本にとっては手ごわいかもしれません。
C組(豪州、韓国、インド、バーレーン)
豪州4-0インド、韓国2-1バーレーンという結果に終わっています。豪州相手に4失点したインドは国際試合の実績からして明らかに格下ですが、単純に豪州、韓国の2強で決まりではありません。理由はバーレーンの存在です。バーレーンは南アフリカW杯予選で5位決定戦でサウジを破り、惜しくも本戦出場はならなかったものの健闘しています。
おそらく、インドからは全チーム勝ち点3を計算しているでしょうが、バーレーンから勝ち点をどう取るかがこの組の勝ち抜けを決めることになりそうです。そうなると、既にバーレーンから勝ち点3を取った韓国はやや有利でしょう。豪州は直接対決で韓国を引きずり下ろしたいです。
D組(イラン、イラク、朝鮮民主主義人民共和国[以下共和国]、UAE)
共和国0-0UAE、イラン2-1イラクという結果です。この組が一番混戦になりそうで、全チームW杯出場経験があるという激戦区です。UAEサッカーは最近低迷しているものの、南アフリカW杯予選は最終予選まで勝ち進んでいますし、共和国は本戦に出場しています。イラクはディフェンディングチャンピオンですし、イランは一番強そうですが、油断はなりません。
イラクのFWマホムードは今大会にも出てきているようですし、初戦は落としましたがまだチャンスはあると思います。もちろん、初戦を勝利したイランが最も有利ではありますが、勝ち点3を計算できる相手がいないので、まだまだわかりません。
B組(日本、サウジ、シリア、ヨルダン)
日本1-1ヨルダン、シリア2-1サウジ。この組は日本とサウジの2強で決まりの無風区だと思っていたのですが、最初から波乱模様で予想が難しくなりました。日本対シリアの結果次第では通過ラインが下がる可能性があり、1勝1敗1分けでも通る可能性があります。