Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

ツユクサ

2021-06-23 22:46:48 | 埼玉
今日はレッズ戦を残業で見られなかったので、穴埋めネタは「ツユクサ」の花です。小さな花ですが美しく、何とかして写真に収めたいと歴代カメラで狙っていた花です。今回のカメラでも、ある程度満足いく写真が撮れました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

平良海馬、35試合連続無失点

2021-06-22 23:36:05 | 他スポーツ
今日は映像を見ることは叶いませんでしたが、西武ライオンズの平良海馬投手が35試合連続無失点のパリーグ新記録を達成しました。もともと、そのメタボ体型から繰り出す速球は将来を嘱望されていましたが、今は変化球の割合が増え、速球だけの投手ではなくなったことがこの記録の大きな要因です。走者はよく出しますが、今日の登板でも「気持ちを切り替えた」と強弱がつけられる投球術を持っています。

平良は中学時代まで捕手で、投手になったのは中学の途中からです。高校は野球名門校の八重山商工ですが、3年生のときの沖縄大会では初戦で、自らの暴投がきっかけで敗退して、これといった実績は残していません。もっとも、高校時代に酷使されていなかったことで将来性は十分期待され、西武ライオンズがドラフト4位で指名してプロの世界に入ってきます。

高校時代の球速は147kmほどでしたが、プロに入ってから球速が増し、プロ2年目のシーズンに初めて一軍に昇格します。当時の平良はコントロールに不安があったものの、最速157kmを投げられる球威でど真ん中でも打ち取れるので、中継ぎでシーズン終盤に7回などで使われます。当時はまだ、ストレートを投げるときに力んでいる様子が見え、これと同じ投げ方で変化球を投げられないといけない、未完の大器という印象でした。

翌年が平良のブレイクになりました。中継ぎで大事な場面で使えるようになり、8回を抑える中継ぎとしてシーズン防御率1点台の好投を見せて新人王に輝きます。前半戦で出遅れたライオンズですが、7回森脇、8回平良、9回増田の継投で逃げ切り体勢が固まり、シーズン終盤に一気の巻き返しを見せて、当時2位までだったCS出場にあと一歩まで迫りました。

昨年は160kmの球速をマークするなど、投手としてはまた一段のブレイクを果たします。先発になりたいという本人の希望は、キャンプの練習試合で先発させたものの大乱調で中継ぎに戻りますが、今季は抑えの増田が不振で二軍落ちする中で、今は抑えで起用されています。できるだけ3連投はさせないなど首脳陣もこの才能を大事にしたい様子で、この剛腕がどこまで記録を伸ばしていけるか、楽しみが大きいです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

柏戦プレビュー

2021-06-21 22:39:09 | 浦和レッズ
浦和レッズは湘南とのホームゲームを落とし、意気消沈ですが、休む間もなく水曜日にアウェイの柏戦です。柏レイソルはここまで4勝2分12敗の成績で18位と降格圏内に沈んでいます。15得点25失点のデータを見る限りでは、やはり失点の多さがここまでの低迷の原因でしょう。GK中村航輔がポルトガルに移籍して抜けていますが、代役に韓国人キム・スンギュを補強しており、わかりやすい理由は見当たらないです。

チーム得点王はFWの呉屋が4得点を決めています。もっとも、柏はチームの中心選手に予定していた新外国人選手がコロナの影響で来日が遅れたという、不利な要因がありました。いろんな選手が入れ替わり立ち替わり使われていますが、絶対的なレギュラー選手と言える選手がいないと言うこともできます。ベテランの名将ネルシーニョも、ここまではその手腕を発揮できていないです。

浦和は湘南戦を落としたものの、FWユンカーは2得点と好調を維持しています。もっとも、今回は中2日と強行日程の試合なので、湘南戦と同じメンバーが出るとは言い切れないです。ユンカーをベンチスタートにするなど、選手のコンディションに配慮した起用がなされる可能性もあります。昨年はミッドウィークに試合があると、スタメン全員を入れ替えるチームもありましたが、今年は昨年なかった降格があるのである程度のメンバーを出さないと怖いでしょう。

浦和GK鈴木彩艶が、湘南戦では自らのミスが決勝点につながったこともあって、試合後は涙に暮れていました。そこから、中2日で精神的にもどこまで回復しているか微妙なので、GKを西川に戻す選択がなされる可能性もあります。GKは練習より試合の方が楽と言われ、連戦でも大丈夫なポジションではありますが、GKのミスというのがはっきりしているので、鈴木彩艶本人は相当ショックだったと思われます。

浦和としてはこの柏戦で、チームの流れを変えておきたいところでしょう。FWは興梠慎三の1トップ起用も考えられ、こういうチームが苦しいときはベテランの力に期待というのもあります。最近、私自身の仕事が忙しく、リアルタイムでの観戦は難しいですが、何とか映像を見てゲームレポートを書けるようにできればと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

打てるユーティリティプレーヤー(呉念庭)

2021-06-20 22:21:22 | 他スポーツ
今日の西武ライオンズは、川越の代打タイムリーで勝ち越したものの、8回にリリーフの平良が押し出し四球で同点とされ、そのまま引き分けに終わりました。今日はノーヒットでしたが、内野ならどこでも守れる便利さで西武ライオンズを地味なところで支える、今は二塁手で試合に出ている呉念庭(ウー・ネンティン)選手を取り上げます。

呉は台湾の出身ですが、岡山県の共生高校から第一工大と日本の学校を出ているので、外国人枠には入らないメリットがあります。西武ライオンズには2016年のドラフト7位で入団してきます。当時、遊撃手と右翼手が空席だったライオンズで、入団当初は遊撃手での出場を狙って、当時新人だった源田壮亮と激しいポジション争いを展開したこともあります。

しかし、当時の呉は打てるものの守備に課題があり、源田が遊撃手に定着したことで大きく出番を減らすことになります。しかし、昨年あたりからその流れが変わってきました。呉は昨年の後半戦で一軍をキープし、三塁、一塁で守備固めで多くの試合に出場することができました。ここで、内野手ならどこでもできるという評価を得られるようになってきます。

今年も開幕は二軍スタートでしたが、4月に山川が走塁の際に肉離れで離脱したチャンスをものにしました。呉は代役の一塁手に定着し、チームトップの打点数を誇る勝負強い打撃で、6年目でようやく安定してスタメンを確保できるようになります。山川が復帰した後は、外崎が骨折で離脱している二塁手のポジションに挑みます。

さすがにあまりやったことのない二塁手の守備はどうかと、少し不安なコンバートではありましたが、うまくはないとしても確実にさばける力はあり、打撃の好調も維持しており現在まで試合に出続けています。ユーティリティプレーヤーはどこのチームにもいますが、呉の場合打てるのが強みです。これからも、どこでも守りながら試合に出るたくましさを、見せて欲しいと期待しています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あれだけミスが出ては(6/20浦和対湘南)

2021-06-20 21:47:47 | 浦和レッズ
今日の浦和のホーム湘南戦は、2-3で浦和の敗戦に終わりました。浦和が誇る1トップのユンカーはこの日も好調で、CKの流れで槙野が前線にいたタイミングで、明本のクロスに槙野が競り、倒れながら槙野が出したパスに左足で合わせて、わずか9分で先制点を得ます。浦和としては、3バックの湘南の両サイドのスペースを狙いたい様子で、MFの田中達也を走らせてチャンスを何度か演出します。

もっとも、3バックの相手は、アウトサイドを前に出して攻めてくるのと表裏一体です。GKからつないで攻め口を探る浦和のポゼッションは相手に狙われており、バックパスが相手に当たりそうになるピンチの前の場面は何度かありました。それは最悪の形で表に出てしまいました。DFラインからつなごうとした金子のパスがミスになってウェリントンに拾われます。

ウェリントンはパスを選択し、ゴール前で池田がスルーするとファーサイドの山田直輝が空き、シュートが決まって同点にされます。それでも、ミスがこの場面だけなら浦和が目指そうとしている理想は高いので、その分点を取ればいいと割り切ることもできます。浦和は前半こそその同点ゴールで1-1で折り返しますが、湘南がボールを持って攻めていた場面から見事なカウンターを見せます。

西のヘディングでのクリアがユンカーにつながり、小泉が出したスルーパスからユンカーが抜け出し、GKの上を抜く見事なシュートを見せて2-1と勝ち越します。その後もユンカーからチャンスができ、ユンカーがシュートするもののポストを叩いた惜しい場面も見せました。ユンカーとしては出すべき結果は出しているので、あとは味方が守ってくれれば勝利につながる展開です。

しかし、この日の浦和はミスで崩れました。左サイドからのアーリークロスをウェリントンに頭で合わされて同点とされ、引き分けとなりそうな展開です。ウェリントンといえばヘディングというのは有名なので、それに対する警戒が足りなかったようにも感じます。それで終わればまだましでしたが、最後の最後で、GK鈴木彩艶のフィードがミスになって相手MF名古に拾われます。

そこから左サイドの梅崎に回され、クロスには何とか明本が頭でクリアしたものの、もう一人ファーサイドにいた岡本がフリーで決められて、最悪の敗戦という結果に終わってしまいました。ミスからの2失点は、これでは監督がどう動いても勝てない展開です。鈴木彩艶にとってはあまりにも痛いミスですが、ここからこの苦い経験を自分の中でどう消化できるか次第です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いざというときの154km(今井達也)

2021-06-19 22:19:27 | 他スポーツ
今日の西武ライオンズは、ロッテに対して初回に一挙6点を挙げて、そのスコアを先発今井達也投手が7回2失点の好投で守り切りました。今井は栃木県の作新学院高校時代に夏の甲子園で優勝した投手で、西武にドラフト1位で入団して5年目の右腕です。その150kmを超せる速球は将来を嘱望されましたが、1年目は辻監督が「一軍のレベルを味合わせたい」とキャンプで抜擢したものの張り切りすぎて肩を痛めて二軍降格となり、即戦力にはなれなかった過去があります。

一軍定着は2年目のシーズンでした。プロ初登板が先発のマウンドで、この試合で勝利投手となり、初登板初勝利は1999年の松坂大輔以来という快挙を果たします。その後は3回続けて先発の役割を果たせず二軍落ちしますが、その後何度かあった先発機会で5勝を挙げて、一軍戦力として大いにアピールすることになります。

当時の今井を生で見た印象は「投げ方がいい」というものでした。足をリラックスさせながら急にスピードを上げて、思い切りよく速球を投げ込んでくるスタイルで、無理なく投げ込んでいる様子に見えました。おそらく高校時代に結果を出した投げ方をあまり変えていない様子で、その投げ方から時折150kmを超せるストレートには、将来のエース格を期待しました。

それから4年経ちましたが、今年は今日の勝利で5勝目となり、結果が出てきています。球速は当時より速くなっており、今では154kmを投げることもあります。今井の場合、どうしてもコントロールに難があり、よく3ボールになるので球数が多くなり完投はできないですが、154km出ていればストライクゾーンに投げれば大抵打ち取れます。

もっとも、ストレートだけでは相手打者に狙われてしまうので、彼の持っているスライダーとカットボールの2種類の変化球も大事です。この、曲がり方と球速が微妙に違う変化球が、決まってくるとリズムに乗ることもできます。今井の場合、この球を投げれば確実にストライクになるという、安定したボールはまだないですが、捕手の森がどのボールがいいか見極めてリードする必要があります。

まだ、カーブはコントロールし切れず、ワイルドピッチで1点を献上する原因にもなりましたが、それでも今日は相手にファウルで粘られても根負けせずに相手打線を打ち取れました。そろそろ、辻監督が我慢して使うレベルからは少し成長した印象はあるので、CSや日本シリーズなどの大舞台のマウンドを踏んで、また一段階成長して欲しいものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

湘南戦プレビュー

2021-06-19 22:17:28 | 浦和レッズ
明日、浦和はホーム埼玉スタジアムで、湘南ベルマーレと対戦します。湘南は3勝9分6敗で14位という位置です。全消化試合の半分が引き分けということは、少ない点を粘って持ち込んでいる引き分けも多いのではと思われます。湘南スタイルとも呼ばれた、後ろからいろんな選手が走り込んでいくサッカーが印象的ですが、そのサッカーを導入したチョウ監督が去って3年となるので、サッカーも様変わりしているでしょう。

チーム得点王は、MF山田直輝とMF名古の3得点ですが、コロナで来日が遅れていたFWウェリントンが合流8試合で2得点を挙げています。ウェリントンは彼がいるとサッカーの内容が変わるほどのインパクトがある選手で、強いヘディングを生かしてゴール前に起点を作れます。アビスパ福岡をJ1に上げたときの主力選手で、33歳とベテランになっていますが、そのヘディングの強さは簡単には失われないでしょう。

浦和はこの試合は確実に勝っておきたい試合です。目下8位で勝ち点6差のACL圏の3位横浜FMを追いたい浦和としては、ここで勝ち点3を確保して上位をうかがいたいところです。ルヴァン杯プレーオフステージで難敵神戸を退けている浦和としては、チーム状態はいいはずで、特に新加入のデンマーク人FWユンカーがリーグ戦5試合5得点と結果を出しています。

ユンカーの良さに、こぼれたところで決められる能力があり、その左足シュートの技術は高いです。相手がブロックを作ってスペースをなくす守り方をしてくると消えてしまう時間もありますが、一つチャンスがあればゴールに近づけます。相手としては、85分消していても、残り5分で仕事ができるユンカーのような選手は嫌な相手でしょう。

酒井宏樹は五輪終了後の合流ですが、浦和としてはようやく戦える戦力が揃ってきた印象はあります。ベテランの興梠や武藤らの力も生かして、チームとしてうまく回していければ、この試合は勝利に近づけると思います。SBを高い位置に出して、ボランチに最終ラインをカバーさせるロドリゲスサッカーも浸透してきており、期待したいです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

W杯アジア2次予選他組動向202106その3

2021-06-18 23:24:18 | ワールドサッカー
グループG
1 UAE 18 6 0 2 23 7 +16
2 ベトナム 17 5 2 1 13 5 +8
3 マレーシア 12 4 0 4 10 12 -2
4 タイ 9 2 3 3 9 9 0
5 インドネシア 1 0 1 7 5 27 -22

13 2021年6月3日 20:45 UAE4-0マレーシア Zabeel Stadium
14 2021年6月3日 20:45 タイ2-2インドネシア Al Nasr
15 2021年6月11日 20:45 インドネシア0-5UAE Zabeel Stadium
16 2021年6月11日 20:45 マレーシア1-2ベトナム Al Nasr
17 2021年6月7日 20:45 ベトナム4-0インドネシア Al Nasr
18 2021年6月7日 20:45 UAE3-1タイ Zabeel Stadium
19 2021年6月15日 20:45 タイ0-1マレーシア Al Nasr
20 2021年6月15日 20:45 UAE3-2ベトナム Zabeel Stadium

この組は、序盤で本命UAEが2勝2敗と出遅れ、ベトナム、マレーシア、タイの3チームにも最終予選進出の望みがあるという、大混戦の前半戦でした。その要因として、UAE以外はすべて東南アジアのチームであることから、UAEとしては苦手な高温多湿の東南アジアの気候もあったと思われます。そんなUAEにとっては、コロナの影響で残りの4試合が地元UAEでの集中開催になったのは「神風」が吹いたかもしれません。最終戦のベトナム戦こそ1点差と苦しみましたが、これら東南アジアの曲者に対して4連勝を果たして最終予選進出を決めました。2位に入ったベトナムは初めての最終予選進出です。ベトナムは近年力をつけているチームで、今回結果が出たことで勢いもついてくるかもしれません。

グループH
1 韓国 16 5 1 0 22 1 +21
2 レバノン 10 3 1 2 11 8 +3
3 トルクメニスタン 9 3 0 3 8 11 -3
4 スリランカ 0 0 0 6 2 23 -21

9 2021年6月5日 20:00 韓国5-0トルクメニスタン Goyang Stadium
10 2021年6月9日 20:00 スリランカ0-5韓国 Goyang Stadium
11 2021年6月9日 15:00 トルクメニスタン3-2レバノン Goyang Stadium
12 2021年6月5日 15:00 レバノン3-2スリランカ Goyang Stadium
13 2021年6月13日 15:00 韓国2-1レバノン Goyang Stadium

この組は、予選の途中で朝鮮民主主義人民共和国が棄権して、4チームでのリーグ戦になりました。集中開催のスタジアムになった「Goyang Stadium」は韓国の高陽スタジアムで、消化試合となったレバノン戦こそ1点差の苦戦だったものの、韓国の1位は実力通りでしょう。勝ち点1の差で2位になったレバノンは、2位の中の上位4チームにあと一つでしたが、カタールが首位になったことで1チーム繰り上がることになり、その最後の1チームに入りました。レバノンはアウェイではそれほど強いチームではないですが、ホームのベイルートでの試合が曲者で、過去には韓国が敗れたこともあります。日本と当たるとすれば、入念な敵地対策が必要となる、嫌な相手でしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

W杯アジア2次予選他組動向202106その2

2021-06-18 23:00:22 | ワールドサッカー
グループD
1 サウジアラビア 20 6 2 0 22 4 +18
2 ウズベキスタン 15 5 0 3 18 9 +9
3 パレスチナ 10 3 1 4 10 10 0
4 シンガポール 7 2 1 5 7 22 -15
5 イエメン 5 1 2 5 6 18 -12

13 2021年6月5日 21:00 サウジアラビア3-0イエメン King Saud University Stadium
14 2021年6月3日 21:00 パレスチナ4-0シンガポール King Fahd International Stadium
15 2021年6月11日 21:00 シンガポール0-3サウジアラビア King Saud University Stadium
16 2021年6月11日 21:00 イエメン0-1ウズベキスタン King Fahd International Stadium
17 2021年6月7日 21:00 ウズベキスタン5-0シンガポール King Fahd International Stadium
18 2021年3月30日 20:30 サウジアラビア5-0パレスチナ King Saud University Stadium
19 2021年6月15日 21:00 パレスチナ3-0イエメン King Fahd International Stadium
20 2021年6月15日 21:00 サウジアラビア3-0ウズベキスタン King Saud University Stadium

この組はサウジアラビアとウズベキスタンの2強対決でしたが、ホームでの直接対決を制したサウジアラビアが1位で最終予選進出を決めました。今回の2次予選最大のアップセットはウズベキスタンの敗退で、サウジアラビアとの直接対決で連敗したことと、初戦のパレスチナ戦で敗れていたことが響きました。欧州スタイルでアジアの中では異彩を放つウズベキスタンを最終予選で見られないのは残念ですが、身体能力は高いものの組織力に難のあるチームで、今回パレスチナ戦を敗れたところもそういうところが出たのでしょう。

グループE
1 カタール 22 7 1 0 18 1 +17
2 オマーン 18 6 0 2 16 6 +10
3 インド 7 1 4 3 6 7 -1
4 アフガニスタン 6 1 3 4 5 15 -10
5 バングラデシュ 2 0 2 6 3 19 -16

13 2021年6月3日 17:00 バングラデシュ1-1アフガニスタン ドーハ(カタール)/Jassim Bin Hamad Stadium
14 2021年6月3日 20:00 インド0-1カタール ドーハ(カタール)/Jassim Bin Hamad Stadium
15 2020年12月4日 19:00 カタール5-0バングラデシュ ドーハ(カタール)/Abdullah bin Khalifa Stadium
16 2021年6月11日 20:10 アフガニスタン1-2オマーン ドーハ(カタール)/Jassim Bin Hamad Stadium
17 2021年6月7日 20:10 オマーン0-1カタール ドーハ(カタール)/Jassim Bin Hamad Stadium
18 2021年6月7日 17:00 バングラデシュ0-2インド ドーハ(カタール)/Jassim Bin Hamad Stadium
19 2021年6月15日 17:00 インド1-1アフガニスタン ドーハ(カタール)/Jassim Bin Hamad Stadium
20 2021年6月15日 20:10 バングラデシュ0-3オマーン ドーハ(カタール)/Jassim Bin Hamad Stadium

この組は、開催国でW杯出場権を既に持っていたカタールが貫録の首位でした。カタールは首位でも最終予選には出ませんが、このアジア2次予選が、2023年に中国で行われるアジアカップの予選も兼ねていることから、カタールとしてはアジアカップ出場権の確保が目的でした。近年、カタールサッカーの躍進は顕著で、2019年のアジアカップでは初優勝も果たしています。カタールという国は、1割のカタール国籍を持つ住民が支配し、残り9割は移民という国なので、その移民からいい選手を発掘することで強くなるポテンシャルは持っている国です。2位に入ったオマーンは2位の中の上位4チームに入り、最終予選進出を決めました。

グループF
1 日本 24 8 0 0 46 2 +44
2 タジキスタン 13 4 1 3 14 12 +2
3 キルギス 10 3 1 4 19 12 +7
4 モンゴル 6 2 0 6 3 27 -24
5 ミャンマー 6 2 0 6 6 35 -29

13 Home2021年5月28日 19:20 日本10-0ミャンマー 千葉/フクダ電子アリーナ
14 2021年3月25日 22:00 タジキスタン3-0モンゴル ドゥシャンベ(タジキスタン)/Republican Central Stadium
15 Away2021年3月30日 19:30 モンゴル0-14日本 千葉/フクダ電子アリーナ(アウェイ)
16 2021年6月11日 16:00 ミャンマー1-8キルギス 大阪/ヤンマースタジアム長居
17 Home2021年6月7日 19:30 日本4-1タジキスタン 大阪/パナソニック スタジアム 吹田
18 2021年6月7日 16:00 キルギス0-1モンゴル 大阪/ヤンマースタジアム長居
19 Home2021年6月15日 19:25 日本5-1キルギス 大阪/パナソニック スタジアム 吹田
20 2021年6月15日 19:25 タジキスタン4-0ミャンマー 大阪/ヤンマースタジアム長居

この組は日本に敵う相手はいなかったです。消化試合となった最後の2戦で1失点ずつはしましたが、得失点差+44は圧倒的な強さで、日本としてはターンオーバーさせながら予選を戦うことが可能でした。タジキスタンやキルギスにとっては、日本戦で連敗を覚悟しなければならないのは、2位の中の上位4チームに入るには不利な条件で、2位に入ったタジキスタンも敗退となりました。それでも、中央アジアの中ではサッカーの発展途上国である、タジキスタンやキルギスにとって、2位を賭けて争ったのは今後につながります。タジキスタンでは、2011年には公園の芝生ではと思うほどの悪いグラウンドでしたが、今は人工芝となって改善していました。それだけ、アジア各地にサッカーが広がっている証明です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

酒井宏樹、浦和加入

2021-06-17 21:14:15 | 浦和レッズ
他のネタを書いていて出遅れましたが、今季までフランスリーグのオリンピック・マルセイユに在籍していた日本代表右SB、酒井宏樹選手が浦和に完全移籍で加入することが発表になっていました。酒井宏樹は五輪代表にオーバーエイジで加わっているので、浦和合流は五輪終了後になります。それでも、現役代表の即戦力の加入は、浦和にとって上位を狙う一つの起爆剤になり得ます。

酒井宏樹は出身こそ長野県ですが、育った地の柏でU-15から地元の柏レイソルに加入してプロ入りへの基礎を作ります。U-18時代はクラブユース選手権の準優勝やビジャレアル国際ユーストーナメントで3位と実績を作ります。U-18時代は2種登録されたもののトップ出場は叶いませんでしたが、トップチームに2009年に昇格し、チームがJ2に降格していた翌2010年から出番を得るようになります。

当時のレイソルは、名将ネルシーニョ監督が率いており、酒井宏樹は2011年に「昇格即優勝」の離れ業を演じた当時の主力選手です。初めて、酒井宏樹の名前が自分の中でインプットされたのは、2011年の国立競技場での柏対浦和戦でした。当時、浦和の左MFのエスクデロと、右SBの酒井宏樹がマッチアップする対戦でしたが、エスクデロが何もさせてもらえなかったので、酒井宏樹はいい選手なんだなと記憶に刻まれました。

酒井宏樹の名前を大きくアピールしたのは、その2011年のクラブW杯での活躍です。当時、J1優勝で開催国枠でクラブW杯に出場した柏は、4位と世界に名前を轟かせます。サントスFC(ブラジル)からもゴールを決めており、そのサントスFCが酒井宏樹の獲得に興味を示すなど、いずれは世界を目指すDFという評価はこのときに固まります。

その後は2012年にドイツのハノーファーに渡り、その後マルセイユで5年間プレーして日本代表でも主力選手に定着します。日本では小柄な選手がプレーすることの多いSBですが、酒井宏樹は大柄でフィジカルが強く、攻守両面に絡める強さを持っています。日本代表でも、相手が格下のときはウイング的にプレーしてアシストを狙うなど、戦術眼も持っている選手です。

浦和では、左右両方のSBで起用可能という長所もあるので、右で使われるか左で使われるかは未知数です。もっとも、酒井宏樹は現在のレギュラーである西や山中よりも一段上のレベルの選手なので、彼らには衝撃が走っているかもしれません。そういう選手が、精神的にも浦和を引っ張って、浦和というチームを強くする過程にかかわってくれることを期待したいです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする