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埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

W杯アジア2次予選他組動向202106その1

2021-06-17 15:18:44 | ワールドサッカー
グループA
1 シリア 21 7 0 1 22 7 +15
2 中国 19 6 1 1 30 3 +27
3 フィリピン 11 3 2 3 12 11 +1
4 モルディブ 7 2 1 5 7 20 -13
5 グアム 0 0 0 8 2 32 -30

13 2021年6月11日 21:00 中国5-0モルディブ Sharjah Stadium
14 2021年6月11日 18:00 フィリピン3-0グアム Sharjah Stadium
15 2021年5月30日 19:30 グアム0-7中国 Suzhou Olympic Sports Centre Stadium
16 2021年6月4日 20:00 モルディブ0-4シリア Sharjah Stadium
17 2021年6月7日 18:00 グアム0-3シリア Sharjah Stadium
18 2021年6月7日 21:00 中国2-0フィリピン Sharjah Stadium
19 2021年6月15日 18:00 フィリピン1-1モルディブ Sharjah Stadium
20 2021年6月15日 21:00 中国3-1シリア Sharjah Stadium

この組は、独走していたシリアが早々と最終予選進出を決め、中国が2位の中の上位4チームに入れるかどうかがポイントでした。2勝1敗1分けと苦しい成績で前半戦を折り返し、W杯優勝の実績のあったリッピ監督が辞任するなど混乱していた中国の最終予選進出は難しそうと思われました。しかし、中立地UAEでの集中開催となった、最後の4試合を全勝するという奇跡的な追い込みを見せて、最終予選進出をつかみ取りました。特に、シリアに勝ってリベンジできたのは大きく、最終予選で日本と当たると怖い相手でもあります。

グループB
1 オーストラリア 24 8 0 0 28 2 +26
2 クウェート 14 4 2 2 19 7 +12
3 ヨルダン 14 4 2 2 13 3 +10
4 ネパール 6 2 0 6 4 22 -18
5 チャイニーズ・タイペイ 0 0 0 8 4 34 -30

13 2021年6月3日 19:00 ネパール2-0チャイニーズ・タイペイ クウェート市(クウェート)/Jaber Al-Ahmad International Stadium
14 2021年6月3日 22:00 オーストラリア3-0クウェート クウェート市(クウェート)/Jaber Al-Ahmad International Stadium
15 2021年6月11日 19:00 ネパール0-3オーストラリア クウェート市(クウェート)/Kuwait Sports Club Stadium
16 2021年6月11日 22:00 クウェート0-0ヨルダン クウェート市(クウェート)/Jaber Al-Ahmad International Stadium
17 2021年6月7日 21:30 ネパール0-3ヨルダン クウェート市(クウェート)/Kuwait Sports Club Stadium
18 2021年6月7日 19:00 オーストラリア5-1チャイニーズ・タイペイ クウェート市(クウェート)/Jaber Al-Ahmad International Stadium
19 2021年6月15日 21:30 チャイニーズ・タイペイ1-2クウェート クウェート市(クウェート)/Jaber Al-Ahmad International Stadium
20 2021年6月15日 21:30 オーストラリア1-0ヨルダン クウェート市(クウェート)/Kuwait Sports Club Stadium

この組は豪州が予想通り全勝で走っていましたが、残り4試合がクウェートでの集中開催となり、ライバルのクウェートとアウェイで対戦するというところがどう出るか次第でした。その鍵となったクウェート戦を3-0と完勝したことで、豪州にとっては楽に戦える2次予選となりました。2位の中の上位4チームを巡る争いでは、クウェートにとってはヨルダン戦を引き分けたのが痛く、2位クウェート、3位ヨルダンとも敗退という結果に終わりました。このレギュレーションはホームには強いもののアウェイではからきし駄目なヨルダンにとっては酷なルールで、今回も2次予選敗退という結果になりました。

グループC
1 イラン 18 6 0 2 34 4 +30
2 イラク 17 5 2 1 14 4 +10
3 バーレーン 15 4 3 1 15 4 +11
4 香港 5 1 2 5 4 13 -9
5 カンボジア 1 0 1 7 2 44 -42

13 2021年6月3日 17:30 イラン3-1香港 Al Muharraq Stadium
14 2021年6月3日 19:30 バーレーン8-0カンボジア マナマ(バーレーン)/Bahrain National Stadium
15 2021年6月11日 17:30 カンボジア0-10イラン Khalifa Sports City Stadium
16 2021年6月11日 19:30 香港0-1イラク Al Muharraq Stadium
17 2021年6月7日 17:30 イラク4-1カンボジア Al Muharraq Stadium
18 2021年6月7日 19:30 イラン3-0バーレーン マナマ(バーレーン)/Bahrain National Stadium
19 2021年6月15日 19:30 バーレーン4-0香港 マナマ(バーレーン)/Bahrain National Stadium
20 2021年6月15日 19:30 イラン1-0イラク Khalifa Sports City Stadium

この組は、前半戦は台風の目となったバーレーンの躍進と、本命イランの2勝2敗という低迷で混戦模様でした。それでも、残り4試合を全勝すれば自力で1位になれるイランのモチベーションは高かったようで、その注文通りの4連勝をアウェイのバーレーンで達成しました。2位争いはバーレーンとイラクで争っていましたが、わずかにかわしたイラクが2位の中の上位4チームに入って最終予選進出を決めました。前半戦ではイランを破り旋風を起こしたバーレーンですが、イランにリベンジされた黒星が響き敗退となりました。
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大外の1対1(6/15日本対キルギス)

2021-06-16 15:05:09 | ワールドサッカー
昨日のキルギス戦、ビデオでチェックしました。結果は5-1と日本の勝利に終わりました。今回の2次予選は8戦全勝で通過し、主力選手の吉田、酒井宏樹、遠藤航を早めに五輪代表に合流させる余裕もありました。今の日本は、誰がいないから勝てないということはなくなり、少なくとも2次予選のレベルなら普通に戦えば圧勝できる力がつきました。

この試合ではキルギスの出方を見ていました。キルギスはこれまでの親善試合で見せてきたのと同じように、5-4-1で自陣にブロックを作る守り方をしてきました。日本が攻め込むスペースをなくして膠着状態を作り、勝負を後半に持ち越そうという意図でしょう。しかし、キルギスの弱点は比較的簡単に見つかりました。

その弱点は、5バックの外側にいるアウトサイドの守備力でした。日本のサイドMFの坂元や浅野がボールを持って仕掛けると、キルギスの両アウトサイドは比較的簡単に突破を許し、日本にゴール前に入り込む余裕を与えていました。やはり、1対1で簡単に負けてしまうとゴール前を固めるのは難しく、日本がサイドからボールを入れられたことが、前半のオナイウのハットトリックの活躍を生む結果となりました。

前半終了間際にキルギスの個人技で守田がファウルしてPKを与え、これを決められて1失点したのは残念ですが、それでもスコアは3-1でした。日本としては全く慌てる必要がないスコアで、1トップをオナイウから古橋に代えたり、DF佐々木を投入して3バックにするような戦術的な実験も行うことができました。キルギスは得点の場面以外はいいところがなく、5-4-1のFWのところになかなかボールを入れられない内容でした。

今回のキルギス戦はJリーグ組中心のメンバーでしたが、お互いに特徴はわかっている様子だったのが良かったです。いいボールに反応するオナイウには横からクロスを入れ、スピードのある古橋には縦のボールを入れていました。個人のアピール合戦ということが強調されますが、チームとしての日本代表が機能していたことが良かったゲームでした。

もちろん、最終予選の相手はこんなに簡単に弱点は露呈しないでしょう。それでも、チームとしてお互いの長所を生かすようなチーム作りをこれからも進めていければ、W杯の出場権も取れるだろうと、最終予選には大きな期待を寄せています。写真は4点目を決めた佐々木翔です。
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西武特急ラビュー

2021-06-15 23:44:37 | 埼玉
今日は残業でサッカーを見ていないので、写真の西武特急ラビューの写真で穴埋めします。疲れました。とにかく寝ます。



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通算2000試合出場(栗山巧)

2021-06-14 23:22:19 | 他スポーツ
先日の西武ドームでは、写真のレジェンド栗山巧選手の通算2000試合出場の節目でした。過去に生で見た節目は、東尾の200勝と、金子の250盗塁がありましたが、西武一筋をいち早く宣言してくれたこのレジェンド栗山は西武ファンにとって誇りなので、嬉しかったです。栗山は最近はDHでの出場が多く、守備に就かないので写真は狙いにくいですが、試合前にはいつも一番にグラウンドに表れて、写真のようにストレッチをしています。

栗山は兵庫県の育英高校から2001年のドラフト4巡目でライオンズに入団してきました。同期生には今でも一緒に現役の中村剛也がいて、二軍時代を共に過ごした仲間です。無名時代の背番号は52でしたが、当時から守備よりは打撃が売り物で一軍に上がってきた選手です。そのため、外野手の中では守備力が落ちる選手が起用されることの多い左翼手が彼のポジションでした。

栗山のいいところは、1番から9番まで、どこの打順で起用してもそれなりの役割を果たしてくれることです。さすがに、去年4番で起用されたときは「え?俺?」と意外な起用に驚いた様子でしたが、勝負強く安打が打てる選手なので、一発こそないもののクリーンアップの仕事もしてくれます。無名時代は、1番片岡の後ろで走者を進める2番打者が定位置でした。

また、選球眼の良さも彼の武器です。四球で塁に出てくれるのは大きく、勝負所でチャンスを広げてくれることも多いです。最近は守備力に不安もあるという理由でDHでの起用が多いですが、下手な外国人選手よりは計算できるので、まだまだスタメンで起用できます。あとわずかに迫った、西武生え抜きで初の通算2000本安打も、いよいよ時間の問題になってきました。

彼は西武ファンの間では尊敬される存在ですが、オールスターになかなか縁がない選手でもありました。一度だけ、監督推薦で出場して本塁打を打ち、ついに出てしまった?オールスターと当時はちょっとした話題になりました。栗山はFAに興味がなく、FAで選手が流出していた当時の西武で、いち早く「生涯ライオンズ」を宣言したことが忘れられません。

ここまで来たら2000本安打はどうしても達成させてあげたいです。打率は平均2割7分、本塁打は平均10本以下という、成績だけを見れば地味な選手ですが、西武のためにここまで貢献してくれたので、できれば納得ゆくまで現役を続けてくれればと思います。

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捨て身の神戸、カウンターの浦和(6/13ルヴァン杯浦和対神戸)

2021-06-13 20:25:03 | 浦和レッズ
今日のルヴァン杯プレーオフステージ2ndレグ、浦和対神戸は2-2の引き分けに終わり、トータルスコアで上回った浦和の決勝トーナメント進出が決まりました。第1戦を1-2で落としている神戸は、この試合は2点以上取っての勝利が勝ち抜けの最低条件で、最終ラインを高い位置に引いて連続攻撃を仕掛けてきました。第1戦と同じハイプレスを、DFを一枚減らしている状態で実行してきました。

前半2分にアーリークロスが山口蛍の頭に合い、クロスバーに当たって難を逃れると、佐々木の突破に対してGK西川周作が倒してあわやPKかという場面も作られます。そんな神戸が攻めに出た試合は、予想外のところから動くことになります。神戸が押し込んだ時間で、DFラインに戻ってきたボールをシュートしようとした酒井高徳のキックがミスになり、小泉が奪って攻め上がります。

小泉を追い越して上がったユンカーがフリーになり、GKと1対1となる決定機を迎えますが、ユンカーは確実にゴールにするためにフォローに来た小泉にパスを出し、小泉は当てるだけでゴールになり浦和が1点を先制します。無理に高い位置に最終ラインを引いた神戸の積極策が仇になりました。逆転には3点が必要になった神戸も反撃し、ミスをした酒井高徳のアーリークロスをドウグラスが頭で合わせて同点ゴールを決めます。

神戸は1点入れておけば延長戦に持ち込む可能性も出ましたが、前半終了間際にまたもユンカーが神戸DFラインの裏に抜け出し、今度は確実に決めて2-1と浦和のリードで前半を折り返すことになります。これで延長戦の可能性は消え、神戸はアウェイゴールで上回ることが必要になりました。浦和はFWユンカーとDF山中を下げて、FW興梠とDF西を入れて、ボールをより落ち着かせることを狙ってきました。

もっとも、浦和で最もゴールが決められるユンカーがいなくなったことで、浦和としては攻撃が組み立てにくくなりました。神戸もこのままでは敗退なので圧力を強め、FWリンコンやFW藤本、FWアユブ・マシカを投入して最終ラインを3枚に減らして、最後の勝負を賭けます。FKを何度も取った神戸は、ゴール前のいい位置のFKをイニエスタが蹴り、GK西川周作が一歩も動けないゴール隅に決めて、2-2の同点に追いつきます。

これで、神戸はあと1点取ればアウェイゴールで勝ち抜けとなるので、俄然元気が出てきました。浦和は苦しくなって、コーナーポストに持ち出しての時間稼ぎを狙うなどなりふり構わないプレーを見せて、辛くもこの試合を2-2でしのぎ決勝トーナメント進出を決めました。難しい試合でしたが、ルヴァン杯制覇に望みがつながったので、このタイトルも狙いたいところです。
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キルギス戦プレビュー

2021-06-13 17:32:24 | ワールドサッカー
今度の火曜日、日本代表はホームのパナソニックスタジアム吹田で、キルギス代表と対戦します。既に7戦全勝で2次予選通過を決めている日本代表にとっては消化試合で、コンディションの悪い選手は休ませながら、チーム状態を上げに行く親善試合と同じ使い方ができる試合です。キルギスは抽選時のポット分けでは第二ポットと日本に次ぐ位置にいましたが、前節では格下モンゴルに0-1で敗れておりチーム状態は良くないです。

その理由に、キルギスのチーム内で新型コロナウイルスの感染者が出たことが考えられます。ミャンマー戦では濃厚接触者を除いたチーム編成を強いられたものの8-1で圧勝しましたが、サッカーではこれからのチームだったモンゴル戦を落としたことで、2位の中の上位4チームの最終予選進出はかなり難しくなりました。日本戦に、どういう気持ちの持ち方をしてくるかは微妙です。

また、過去の日本との対戦でも日本の2戦2勝です。親善試合で4-0と圧勝したときは、5バックを引くキルギスの両アウトサイドが、日本のMFが持った時に釣り出されやすいという欠点が判明し、裏への縦パスで比較的容易に攻略できました。もっとも、2次予選のアウェイ戦では、アウェイのビシュケクのグラウンド状態の悪さに日本は苦しみ、不用意なボールロストからのカウンターも食らった苦戦でした。

それでも、そのアウェイ戦も2-0の日本勝利と結果は出ています。カウンターを食らっても、まず長友が戻ってファーストディフェンダーになり相手の攻めを遅らせると、もう2枚は最低でも戻ってスペースを消す守り方をすれば、キルギスはそれを打ち破れるほどの攻撃力ではなかった印象です。グラウンドが日本となる今回は、もっと落ち着いた戦い方はできると予想しています。

動き回っていれば相手の動きが先に落ちるのは間違いないので、日本としては不用意な失点で相手を乗せないことです。相手も状況的に勝ち点が取れそうだと思ってくれば乗ってくる可能性もあるので、確実にリードしておきたいです。それは十分可能な相手だと思えるので、最終予選に向けてチーム状態を上げていきたいものです。
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カウンターでの攻め(6/9天皇杯浦和対富山)

2021-06-13 16:50:18 | 浦和レッズ
ようやく、水曜日に行われた天皇杯2回戦、カターレ富山戦のビデオを見ました。富山は5バックで自陣を固めながら、縦パスで行けるときは行くと明確にゲームプランを決めており、浦和としては相手がサイドを埋めているのでいつもの試合のようにサイドにボールを回しての崩しを出しにくい展開になります。浦和が後ろからつなぐ攻めには、人数をかけて対応して勝負を後半に持ち越すという、富山側の意図もあったでしょう。

また、富山GK西部もこの日は好調でした。浦和が、富山のミスを拾ってからの速攻を狙うと、シュートまでは行けましたが、そんなシュートを西部がよく止めていました。元浦和のGK西部も既に40歳と大ベテランですが、浦和サポも彼のことは未だに覚えており拍手も響いていました。この試合は、浦和としては高い位置で取ってショートカウンターを狙うとどうやら攻略できそうと、ゲームのポイントもつかめてきました。

もっとも、ちょっとした運が浦和にはなかなか味方してくれず、CKからの岩波のヘディングシュートがクロスバーを叩くなど、わずかな差ながらゴールだけが遠いという結果で前半を0-0で折り返します。相手FWの9番と、デンがファウルの判定を巡ってもめるなど、不安定要素も含んだ折り返しでした。これを見て、ロドリゲス監督はハーフタイムにデンを下げて槙野を入れて、不安定要素を除こうとしてきました。

この日は富山のサイドが空かない展開で、右SB西もいつものボールキープを相手に狙われていました。彼にしては珍しく不用意な奪われ方もした試合で、相手カウンターをファウルで止めてイエローカードももらっていました。サイドが空かない展開を見たロドリゲス監督は、阿部勇樹を下げて興梠を入れて2トップ気味に布陣を変更してきます。

この日、良かったのは左MFでスタメン出場のルーキー大久保でした。彼のドリブルは独特で、富山が比較的手薄な中央に切れ込んで行けました。富山サイドも大久保は要注意と見て激しく守備をしていたので、ベンチは交代も考えているのではと思われた80分にようやく試合が動きます。その大久保のドリブルで左サイドに起点ができ、アーリークロスをユンカーが左へ持ち込んで、GKの上を抜いてゴールとなり1-0と浦和がリードします。

これを見てロドリゲス監督も確実に試合を終わらせる手を選び、大久保、山中out、汰木、宇賀神inの交代を打って守りを固め、そのまま1-0で浦和の勝利に終わりました。ショートカウンターが有効とわかっても、なかなか点にならなかったのは課題でしたが、富山のパスもつながっておらず負ける気はしなかったゲームだったと振り返ります。
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1回裏に試合を決める(6/12西武対中日2回戦)

2021-06-12 22:25:19 | 他スポーツ
交流戦は毎年恒例の楽しみにしています。今年も、中日戦を見に行ってきました。試合内容などは明日以降に更新しますが、とりあえず撮ってきた写真を貼っておきます。

昨日の交流戦の中日戦、西武先発は今井、中日先発は岡野でした。岡野が今季初登板ということで、勢いの乗れるかどうかの立ち上がりが鍵でしたが、先頭打者の岸の遊ゴロを三ツ俣が一塁に悪送球してセーフになったエラーで試合は動くことになります。続く金子の二塁打で攻めると、四番に抜擢された呉のタイムリー内野安打で先制点は西武に入ります。

続く山川に死球を与えたのも試合が動く要因でした。これで満塁となった岡野は、スパンジェンバーグ相手には確実にストライクを取らざるを得なくなり、思い切った打撃をするスパンジェンバーグはレフトフェンス直撃のタイムリー三塁打で、一気に4-0と大きくリードを広げることができました。続く愛斗のタイムリー二塁打も、詰まった当たりがライト前に落ちた、岡野にとっては不運な結果でした。

そこで畳みかけられる西武サイドとしても成功した1回裏でしたが、プロがすごいのはコーチがマウンドに行って指示を送ると投球内容ががらりと変わって立ち直ることがあることです。岡野はストレートの球速を抑え気味にして、カーブを多投した結果、何とか4回まで6失点ながら投げ切ることになります。岡野も社会人野球東芝出身だけに、そういう「素養」はあるのでしょう。

今井にとっては2回がピンチでした。先頭の福留にレフト線の二塁打を打たれると、続く木下のタイムリーで失点してその後もピンチが続き2失点します。味方が6点取ってくれた後の2失点は雰囲気が悪くなる恐れもありましたが、この日の今井はスライダーの切れが冴えており、苦しくなったらスライダーを多投することで中日打線に内野ゴロを打たせる投球ができました。

特に、中日の4番ビシエドとの勝負はこの試合のポイントでしたが、ビシエドの鋭い振りがスライダーにはタイミングが合っていないのがよく見えたので、困ったときのスライダー勝負がこの日は当たりました。7回表に、ピンチでビシエドを遊ゴロ併殺打に打ち取ったのも、このゲームのポイントでした。今井は7回2失点と先発の役割は十分果たす内容でした。

点差が4点とセーブがつかない場面だったので、8回森脇、9回ギャレットの継投で逃げ切りを図りましたが、森脇が桂に今季初本塁打を献上するなど苦しみました。それでも、ギャレットの球威は中日打線にとって脅威で、守備から入った根尾が打席に立ったものの、150kmを優に超すストレートにまったくタイミングが合わない三振で安心してみていられました。試合は7-3と西武の勝利に終わりました。1回裏が、終わってみれば最大のポイントだったと、野球の難しさも感じた今日の観戦でした。


福留孝介外野手


ビシエド内野手


高橋周平内野手


山田遥楓内野手


コーリー・スパンジェンバーグ内野手


岸潤一郎外野手


山川穂高選手


山田遥楓内野手


辻監督


岸潤一郎外野手


岸潤一郎外野手


呉念庭内野手


コーリー・スパンジェンバーグ内野手


山田遥楓内野手


金子侑司外野手


今井達也投手


(大瀧)愛斗外野手


呉念庭内野手
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ブルーレジェンズ2021年6月

2021-06-12 21:55:23 | 他スポーツ
交流戦の中日戦が行われた、西武ドームから帰ってきました。チアガール「ブルーレジェンズ」はいつものように試合前に球場で踊っていました。どうしても、自分の席はバックネットがカメラのアングルに入るのが避けられないので、多くの写真が失敗写真になりますが、その中である程度使えそうな写真を、とりあえず貼っておきます。















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遅かった相手の戻り(6/11日本対セルビア)

2021-06-11 22:36:34 | ワールドサッカー
今日の日本代表セルビア戦は、1-0で日本の勝利に終わりました。欧州各国が親善試合の「囲い込み」を行い他大陸とほとんど対戦しなくなったので、今回欧州選手権に出場しないセルビアとの対戦は、2018年W杯ロシア大会のベルギー戦以来の欧州相手の試合でした。もっとも、昔「欧州のブラジル」と呼ばれた華麗な個人技をイメージしていたセルビアは、実際は違うイメージのチームでした。

そう感じたのはセルビアの出方にあります。セルビアは屈強なCBタイプを3人置く3バックで自陣を固め、両アウトサイドも引かせて5バック気味に戦う時間もありました。日本が逆サイドに振ろうとしてもサイドにスペースが空かないので、中央からの縦パスで攻めようとしましたが、セルビアはダブルボランチで中央を閉め、日本のパス回しを最後のところでは許さない強さを見せてきました。

また、セルビアは攻めもフィジカル主体でごりごりと来るチームで、不利な体勢でも強引にシュートを狙ってくる相手でもありました。ベストメンバーではなく、攻撃陣は主力選手が来日していないセルビアですが、今は東欧で一般的となっているフィジカルの強さを生かすチームということが見えてきました。もっとも、セルビアは弱点も比較的はっきりしているチームでもありました。

それはスピード不足です。特にDFは裏へのボールに弱く、日本の飛び出しがたまたまオフサイドにかかってピンチは逃れましたが、あわや独走という場面は何度か見られました。日本が、FWを古橋からオナイウに代えて、攻め方を変えた後半にその弱点を突く攻めを見せました。その攻めは高い位置からプレスに行くことでのショートカウンターでした。

セルビアの戻りが間に合わないので、日本の攻めの分厚さを出せる展開に持ち込みました。たまたま、ゴールの形はCKからのサインプレーでしたが、それ以外にも高い位置で持ってセルビアゴールを脅かす展開を作れました。セルビアのカウンターには、スピードで勝てる日本DFが確実に対応しました。南野の独走からオナイウが押し込んだもののオフサイドだった場面は、日本の速い攻めが機能した場面でした。

1-0のスコアの割には中身があった勝利だと思いますが、この相手ならもっと点を取っておきたかった思いもあります。それでも、セルビアの弱点を確実に狙うことはできたので、あとは最後のところだけです。それが難しいタスクなのは承知ですが、W杯で上位に行こうとするなら解決しておきたいところでしょう。(写真はゴールの伊東純也です。)
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