Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

全北戦プレビュー

2022-08-25 14:46:18 | 浦和レッズ
遅くなりましたが、今日のACL準決勝の全北(韓国)戦のプレビュー記事です。ようやく、全北対神戸の映像を前半だけ見ることができました。全北は4-2-3-1の布陣で、ソン・ミンギュを1トップに置き、トップ下にキム・ボギョン、左MFにバロー、右MFにハン・ギョウォンという攻撃陣でした。ソン・ミンギュがあまり背の高くないFWなので、韓国サッカーによく見られるアーリークロスはあまり送って来ないチームです。

目立っていたのはバローでした。アフリカのガンビア代表MFで、幼少期に移住したスウェーデンで頭角を現した選手です。この選手はいいボールに反応するタイプで、スピードを生かして裏へのボールに反応することで左サイドに何度か拠点を作れていました。もっとも、キム・ボギョンは元プレミアリーグのカーディフでプレーした実績こそあるものの、この日は存在感がなく、前半途中でベンチに下げられています。

全北は戦術的には4-2-3-1をしっかり作れていましたが、弱点と言えそうなのはクリアが小さくなることです。そのため、神戸にセカンドボールを拾われてピンチが連続することがありました。浦和としては、そういうセカンドボールを拾う動きができていることが、ここまでの快勝の要因なので、全北に同じようなミスが出れば畳みかけたいところです。

浦和はジョホール戦を5-0、パトゥム戦を4-0としっかり勝ち切り、しかも大差がついたことで主力選手を途中でベンチに下げることもできています。準々決勝の神戸戦で延長戦まで戦った全北とはコンディション的な差もあるはずで、試合時間が進んでくるとその差が大きくなってくる可能性もあります。序盤でなかなか点が取れなくても、粘っていけば相手は動きが落ちるはずと思っていいでしょう。

もっとも、全北は何度かACLでは浦和の壁として立ちはだかった、アジアの好敵手です。この試合に限っては、これまでと同じような試合にはならないのではと思います。浦和は持ち味のポゼッションサッカーで、ボールを持ってゲームを優位に運びたいです。中2日が続く連戦続きの強行日程ですが、これを勝つことですべて報われることでしょう。
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「偽9番」が合っている(松尾佑介)

2022-08-24 22:40:59 | 浦和レッズ
今が旬の選手ネタで、なかなか適任者が見つからなかった1トップに入って浦和の攻撃を機能させている、松尾佑介選手を取り上げます。松尾は横浜FCから移籍のウイングタイプの選手で、浦和のユースに在籍しており「古巣復帰」です。負傷明けということでキャンプで出遅れており、トップチームの公式戦に出てくるまで少し時間がかかりました。

彼が1トップにフィットできた理由には、もちろんリンセンの負傷という他力も多少はありますが、無理にトップの位置に張っていなくていいと割り切ったことではと思っています。もともとはウイングなので、展開によってはサイドに流れたりトップ下気味に引いたりして、先輩江坂が1トップで出るときに定番にしている「偽9番」の動きができるようになってきました。

最初はどうしても、最後のシュートが決まらないことで決定力不足が目立っていましたが、もともとウイングをやるために浦和に入ってきた選手です。ウイングであることを無理に矯正しなくていいと割り切り、空いた1トップの位置にはモーベルグや小泉が代わりに入ることで攻撃を機能させています。モーベルグの得点数が増えているのはそういう背景もあります。

松尾はユース所属ながら、トップチーム昇格がならなかったことで、仙台大を経由しています。大学4年生のときに横浜FCの特別指定選手になり、J2ながら21試合6得点といきなり戦力になります。2020年シーズンは横浜FCの左ウイングのポジションに定着し、古巣浦和からゴールを挙げるなど7得点と主力選手に定着します。当時から、そのスピードは目立っていました。

今季、浦和に加入したときはもちろんスピードへの期待でした。意外にもチャンスは1トップでやってきましたが、ACLの1次リーグでFWが足りないチーム事情で抜擢したときに結果を出していました。本職の左MFで出場する機会も将来的にはあるでしょうが、FWをどうこなすか、つかんだことがここのところの急成長の理由だと思います。
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パトゥム戦マニアック分析

2022-08-23 22:40:24 | 浦和レッズ
パトゥム戦はテレビ観戦でしたが、いろいろ書きたいことがあるのでマニアック分析を追加します。パトゥムで知っている選手は、広島や清水でプレーしたティーラシンだけです。そのティーラシンはFWに入り、上背こそないもののパトゥムのサイドハーフに蹴る技術があるので、頭に合わせることはできていました。パトゥムの11人中、タイ代表が8人、シンガポール代表が2人と、現実的に揃えられるいい選手は揃えていたチームでした。

もっとも、前半で2点ビハインドになったことで、ベンチの手倉森誠監督は動き、ティーラシンを下げてブラジル人のMFディオゴを投入してきました。このディオゴはトップ下に入り、布陣を3-5-2に変えて、思い切って前に人数をかけてきました。解説の元FC東京FW林凌平さんによれば、高い位置に張るパトゥムのアウトサイドに浦和の誰が付くか、曖昧になると危ないとのことでした。

また、ディオゴの技術も確かでした。自陣からのボールを正確に収めることができるので、縦パスをディオゴに収めてからパトゥムはチャンスをうかがうことができました。ディオゴは35歳とベテランなので、守備に帰らされると運動量が足りないですが、この浦和の守備が混乱していた後半頭の10分ほどがパトゥムにとってチャンスの時間でした。

その時間をしのいだ浦和は、逆にパトゥムが空けている3バックの両脇のスペースを使うことができました。この攻めで、パトゥムの両アウトサイドは自陣に戻らざるを得ず、意図しない5バックに押し込まれることになります。こうなれば、パトゥムの強みであるアーリークロスも出すことができず、浦和優位は確実なゲームになります。

伊藤敦樹のドリブルで、3バックの脇のスペースを使えたのが、小泉の3点目の大きな要因となりました。これでゲームは決着した感もあり、パトゥムは追いかけようとしても足が動かない展開になります。さらに明本のゴールで4点目を入れた浦和は、交代枠をうまく使ってスタメン組を休ませるなど、余裕のある起用ができました。

準決勝の全北は、準々決勝の神戸戦で延長戦まで戦っています。そのコンディション的なところも浦和に有利な要素で、全北のビデオを見る時間があれば戦術的なところも見たいですが、サポーターらしく勝利を見届けるつもりでいます。
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効いた前からの守備(8/22ACL浦和対パトゥム)

2022-08-22 22:48:01 | 浦和レッズ
今日の浦和のACL準々決勝パトゥム・ユナイテッド(タイ)戦は、4-0と浦和の勝利に終わりました。相手パトゥムは、昨年までJ1のベガルタ仙台を率いていた手倉森誠監督で、個人技では負けることを前提として人数をかけて浦和の攻撃を止めにきました。サイドで酒井宏樹が持った際は3人がかりで止めに来たり、パスが通りやすいように選手間の距離を寄せてきたりしました。

立ち上がり、松尾がスルーパスに抜け出してゴールかと思われた場面がありましたが、この場面はVARの結果松尾にハンドがあったとしてゴールは取り消されました。それでも、この日浦和が良かったのは個人技ばかりではなく、パトゥムの攻撃に対してボランチやサイドハーフの位置で回収できたことでした。パトゥムが持っても、前にボールをつなぐ前に浦和がボールを奪えるので、パトゥムはアーリークロスに賭けるしかありませんでした。

こうなってくれば浦和にゴールが出るのは必然でした。左からのクロスを中央で待っていたモーベルグが合わせて、今度こそ文句なしのゴールで浦和が1点を先制します。また、浦和はこの日は左SB大畑が効いていました。相手の攻めに対していいポジションを取るだけでなく、攻撃にも絡んで、前半のスタッツでは左サイドの攻撃が浦和の半分以上を占めていました。

また、勝負を大きく左右した2点目はCKでした。おそらく練習で温めていた形で、岩尾が蹴ったボールがニアサイドに走り込んでいた岩波に合って、岩波のバックヘッドが決まって2-0とします。それでも、2点はまだセーフティリードではないというロドリゲス監督の判断で、後半は同じメンバーで臨んできました。3日前のジョホール戦にもフル出場した選手も何人かいました。

このゲームが本当に決まったのは浦和のカウンターでした。バイタルエリアで持って上がっていた伊藤敦樹の動きで、ファーサイドの小泉がフリーになり、落ち着いて相手DFの股抜きをして決めて3-0としました。これでゲームはほぼ決着したと確信したロドリゲス監督は、連戦だった小泉やモーベルグを下げて、出場時間のマネジメントもしてきました。

スタメンがジョホール戦から一人しか変わっていないのを見て、彼らの疲労が出ないかちょっとした恐れはありましたが、磐田戦、ジョホール戦と2戦続けて大量点を取っている攻撃陣を信じたのが当たりました。この、前から回収する守備でカウンターを許さない攻めは、準決勝の全北戦でも通用するはずだと思っています。
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パトゥム戦プレビュー

2022-08-21 15:31:47 | 浦和レッズ
浦和レッズは明日、ACL準々決勝のパトゥム・ユナイテッド(タイ)戦です。パトゥムはかつてはバンコク・グラスというチーム名で2015年のACL予選にも出場していますが、予選敗退に終わっています。その後、パトゥム・ユナイテッドに改名してから、昨年のACLで初めて決勝トーナメント進出、2021年には初のタイリーグ優勝と、上り調子のチームです。

選手のリストはインターネットに載っていたのは2020年現在と古いリストだったので、今の選手が誰かの情報は持っていません。このチームはJ1のセレッソ大阪と協定を結んでおり、セレッソ大阪に何人かレンタルで選手を送り出しています。セレッソ大阪からも、かつてはDF茂庭照之が1年間レンタルでプレーしたこともあります。

監督は昨年までJ1だったベガルタ仙台を指揮していた手倉森誠監督です。リオ五輪代表監督として、うまく日本をターンオーバーを機能させながら勝ってきた監督として印象的で、この試合でもさすが手倉森さんというところが見られる可能性もあります。タイ人が中心というチームなので、誰もが知っているようなビッグネームはいないチームですが、まとまっているチームが見られるようなイメージがあります。

パトゥムの映像は見たことがないですが、タイサッカーの一般的なイメージで語ると、足元の技術は上手い選手が多くいます。スピードも持っていますが、選手の身長が低くセットプレーの力技を仕掛けると弱い印象があります。そのため、浦和はCKが一つの攻略ポイントで、岩尾のキックからショルツや岩波の頭で制空権を取りたいところです。

また、モーベルグのFKは戦術は関係ないので、いい位置でセットプレーを取れば狙いたいところです。モーベルグはジョホール戦で90分フル出場しているので、スタメンで起用するかどうかは微妙ですが、彼のFKは好調なのでそれで1点取れればという頭はあります。埼玉スタジアム開催の優位な条件を、結果で生かしたいものです。
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ジョホール戦マニアック分析

2022-08-21 14:56:32 | 浦和レッズ
後半、3点リードで余裕ができた浦和は、後ろでつないで確実にゲームを終わらせに行ってもいい展開です。途中から入った選手では、ボランチに入った安居が効いていました。後ろを岩尾に任せながら、空いているポジションに正確に位置を取って、パスをさばいて味方を走らせる動きが良かった印象です。こういう展開では不用意に失ってのカウンターが一番いけないので、安居の確実性は使えそうに思えました。

もっとも、浦和にも大ピンチはありました。小泉のバックパスがミスになって相手FWに拾われ、シュートは西川が触ったものの手前に落としてしまい、それをベルグソンにシュートされます。これはゴールの中に入っていた岩波が何とか蹴り出してピンチを逃れますが、こういうプレーはACLを優勝しようとするならしてはいけないです。

ジョホールは右SBとボランチを交代させてゲームの流れを戻しに来ます。確かに彼らの身体能力は高く、浦和の運動量が落ちたこともあって遠目から豪快なシュートを何本か打たれています。たまたま、そのシュートが枠に飛んでいなかったことで失点につながらなかったものの、この先はそういうシュートが入ってもおかしくないので、それは今後の課題として残りました。

それでも、浦和には「カウンター要員」のユンカーがいます。浦和の最後の交代枠で、75分に松尾に代わって1トップに入ります。ユンカーは長い距離を走ると速いタイプで、何度かカウンターのチャンスに走りこめていました。それはゴールという結果に結びつき、モーベルグの出したスルーパスに追いついた江坂のクロスを、ユンカーが確実に決めて4-0とします。

ユンカーは江坂のアシストで5点目も決めて、浦和は未知の相手だったジョホール相手に5得点の圧勝でした。今回のACLは、1次リーグが東南アジアでの集中開催だったこともあって東南アジア勢が決勝トーナメントに多く残っていますが、正直言えばジョホールは今回が決勝トーナメントは初めてということもあって浦和よりは格下に思えました。ジョホールはボランチで先発したスペイン人のマースが、加入後初出場がこの試合ということもあって、コンビネーションが合っていなかった印象もあります。

準々決勝の相手はタイのパトゥムに決まりました。今回の決勝トーナメントが埼玉スタジアムで集中開催なのは浦和に有利な条件なので、ここは結果を出すことを期待したいです。パトゥムについてはプレビュー記事で書きます。



























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球際の勝利(8/19ACL浦和対ジョホール)

2022-08-20 21:42:16 | 浦和レッズ
昨日のACLのベスト16、浦和対ジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)戦は、5-0で浦和の勝利に終わりました。こういう、相手がどういうチームかわからないときは、ジョホールの動きから見るのがいつもの自分ですが、それをする前の前半8分に早くもゲームが動きます。右からのクロスに対して、ゴール前で松尾が相手GKのファウルを受けてPKになり、そのPKをショルツが決めて浦和が1点を先制します。

ジョホールの布陣は4-3-2-1の様子でした。右SBデービスは守備的に入りながら、その前にいた右MFのハナピを走らせて、1トップのベルグソンに合わせる攻めが狙いのようでした。しかし、ジョホールには明確な欠点がありました。それはボールをコントロールする際に取られる位置の把握で、浦和の選手が体を寄せる際に容易にボールを奪われることが目立った印象です。

また、左SBオン・ラベレのところは浦和が集中して狙いました。欧州の代表歴があるモーベルグのレベルの個人技は彼らにとって見たことがなかったもののようで、そこから見せるキープは浦和にとって使えるポイントでした。2点目もジョホールのミスからで、浦和ボールからのパスを大久保が走ったところ、体を入れてキープしようとしたデービスの処理で誤ってファウルをしてしまい警告を受けます。

このFKはモーベルグが狙い、壁の前に立っていた小泉がどいたところに正確に蹴り込んで、直接ゴールが決まって2-0とします。これでこのゲームは決まった印象もあります。あとは、サイドのMFに入っていた大久保とモーベルグが持ってから、SBの酒井宏樹、大畑を上げてサイドに拠点を作り、ジョホールの動きを終始後ろ向きにします。

1トップの松尾も、無理にトップの位置に張らずに「偽9番」的にサイドやトップ下気味の位置で受けようとしたのが良く、松尾が流れているときにはモーベルグや小泉がトップの位置で待てるチーム全体の理解も深まっていました。決定的となった3点目はその流れで、小泉の上げたクロスにモーベルグが中央で合わせて、GKマーリアスは反応できずに3-0とします。

前半で3-0となったことでベンチのロドリゲス監督にも余裕が生まれ、ハーフタイムに一気に大畑、大久保、伊藤敦樹を下げて、安居、江坂、明本を入れて出場時間のマネジメントを行ってきました。次の準々決勝まで中2日ということで、この交代で下がった選手は準々決勝にも出場が可能になるという読みでしょう。後半戦については、明日マニアック分析で補足します。











































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盛田剛平の記憶

2022-08-18 22:17:01 | 浦和レッズ
先日の浦和OB戦にいた、現ハートフルクラブコーチ、盛田剛平さんの記憶です。盛田は1999年、駒大を卒業して大学No.1FWの期待を集めて浦和に入団してきました。開幕戦ではスタメンだった盛田ですが、なかなかゴールを挙げることができずに、当時下位を低迷していた浦和で戦犯扱いされる苦難のシーズンを送ります。結果的に、この年は最後まで点を取れず、浦和はJ2に降格することになります。

翌2000年もJ2に降格した浦和でプレーしましたが、浦和では失意の中、セレッソ大阪にレンタル移籍して浦和を去ることになります。その後はJ2の大宮に移籍して、ゴールも何点か取りましたが、本人によれば「(J2でも試合に出られていない)自分にオファーが来るなんてありえない」という、J1広島から完全移籍でのオファーが届きます。

この広島時代に、CBに転向したことが、盛田の選手生命を延ばすことにつながります。もともと、左足のテクニックは持っており、無理に難しいプレーをせずにシンプルにクリアすることでDFへの適応を見せます。広島時代の盛田で印象的なのは、2008年の天皇杯決勝でのプレーです。当時広島を率いていたミシャが、自分たちのストロングポイントを消しに来た鹿島相手に、右ストッパーの盛田を上げることで対抗したオプションを見せました。

広島時代には、Jリーガーのセカンドキャリアを支援するイベントで、ラーメン店で一日店員を務めたこともあります。店主が盛田の働きぶりを評価して、秘伝のスープを作るところを見せてくれたというエピソードもありました。そのラーメンは盛田の特技となり、甲府時代にはファン感謝祭で臨時のラーメン店を出して、用意した300食を完売したという逸話もあります。

甲府時代は、「点を取ることはあまり期待していない」と、ポストプレー専用FWとしてのFW再転向もありました。この年に、キャリアハイの5得点を挙げて、38歳にして「最も成長した選手」に挙げられたこともあります。そうやって、いろんなポジションをやったことと、ベンチスタートでも腐らずに準備してきたことが、その長いキャリアの要因でした。

今は浦和の少年少女向けにサッカーを教えています。もし、レッズフェスタが復活するなら、盛田のラーメンは目玉になるでしょう。果たして、甲府時代のような売れ行きを見せるか、見てみたいですね。
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水内猛の記憶

2022-08-17 23:02:09 | 浦和レッズ
先日の浦和OB戦で見ることができた、現スポーツキャスターの水内猛さんの記憶です。水内は神奈川県の旭高校を卒業して、当時日本リーグの三菱に入団しますが、最初はプロ契約をさせてもらえず、「コピー取りをしていた」という社会人生活も経験します。のちに浦和の代表取締役になった、淵田敬三さんが当時の水内の上司で、淵田さんは当時の水内を覚えていました。

そんな水内のブレイクはJリーグ元年になった1993年でした。当時、負傷者が続出していた浦和で、シーズン終盤に出番を得た水内は、そのスピードと小柄な割には強いヘディングで、当時チームトップとなった7得点を挙げます。ゴール後の「キャイ~ン」ポーズでも有名になり、当時大差で最下位だった浦和の希望の星という期待を集めました。

翌1994年シーズン、水内にとって強力なライバルとなる、岡野雅行が日大を中退して浦和に加入してきました。当時の岡野は技術的には完成されておらず、シュートの精度は今一つでしたが、その爆発的なスピードは、当時低迷していた浦和では賭けて見たくなる才能でした。プライベートでは水内と岡野は仲良しでしたが、この岡野の存在は、水内が1995年シーズン限りで当時JFLのブランメル仙台に去らざるを得なくなる理由でした。

水内のプレーでは、1995年の国立競技場でのV川崎戦で岡野のボレーシュートをアシストするクロスを上げた姿が、浦和では最後の記憶になりました。その後は仙台でJリーグ昇格を目指してプレーしましたが、1997年限りで仙台を戦力外になって現役生活にピリオドを打つことになりました。ちょうど、当時テレビ埼玉のGoGoレッズのMC上野晃氏が退くことになっており、その後任に明るい性格の水内は適任とされ、それを引き継いで現在までGGRのキャスターを続けています。

水内は司会者ができるという強みがあるので、トークショーなどではインタビュアーとして出番があります。この日のOB戦でもマイクパフォーマンスでファンを盛り上げていました。選手としては輝いた時期は短かったですが、どこに成功のきっかけが転がっているかは、人それぞれなんでしょうね。
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鉄分補給in西武鉄道

2022-08-17 22:33:38 | 埼玉
先日の西武ドームの往復で、通過していった電車の写真を撮ってきました。かつては次の列車が「通過」だと、苛立って「何だよ」と思っていましたが、今はシャッターチャンスだと思ってコンパクトデジカメを出します。西武鉄道、車両のバリエーションが多く、撮っていてなかなか面白い路線です。









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