遅くなりましたが、今日のACL準決勝の全北(韓国)戦のプレビュー記事です。ようやく、全北対神戸の映像を前半だけ見ることができました。全北は4-2-3-1の布陣で、ソン・ミンギュを1トップに置き、トップ下にキム・ボギョン、左MFにバロー、右MFにハン・ギョウォンという攻撃陣でした。ソン・ミンギュがあまり背の高くないFWなので、韓国サッカーによく見られるアーリークロスはあまり送って来ないチームです。
目立っていたのはバローでした。アフリカのガンビア代表MFで、幼少期に移住したスウェーデンで頭角を現した選手です。この選手はいいボールに反応するタイプで、スピードを生かして裏へのボールに反応することで左サイドに何度か拠点を作れていました。もっとも、キム・ボギョンは元プレミアリーグのカーディフでプレーした実績こそあるものの、この日は存在感がなく、前半途中でベンチに下げられています。
全北は戦術的には4-2-3-1をしっかり作れていましたが、弱点と言えそうなのはクリアが小さくなることです。そのため、神戸にセカンドボールを拾われてピンチが連続することがありました。浦和としては、そういうセカンドボールを拾う動きができていることが、ここまでの快勝の要因なので、全北に同じようなミスが出れば畳みかけたいところです。
浦和はジョホール戦を5-0、パトゥム戦を4-0としっかり勝ち切り、しかも大差がついたことで主力選手を途中でベンチに下げることもできています。準々決勝の神戸戦で延長戦まで戦った全北とはコンディション的な差もあるはずで、試合時間が進んでくるとその差が大きくなってくる可能性もあります。序盤でなかなか点が取れなくても、粘っていけば相手は動きが落ちるはずと思っていいでしょう。
もっとも、全北は何度かACLでは浦和の壁として立ちはだかった、アジアの好敵手です。この試合に限っては、これまでと同じような試合にはならないのではと思います。浦和は持ち味のポゼッションサッカーで、ボールを持ってゲームを優位に運びたいです。中2日が続く連戦続きの強行日程ですが、これを勝つことですべて報われることでしょう。
目立っていたのはバローでした。アフリカのガンビア代表MFで、幼少期に移住したスウェーデンで頭角を現した選手です。この選手はいいボールに反応するタイプで、スピードを生かして裏へのボールに反応することで左サイドに何度か拠点を作れていました。もっとも、キム・ボギョンは元プレミアリーグのカーディフでプレーした実績こそあるものの、この日は存在感がなく、前半途中でベンチに下げられています。
全北は戦術的には4-2-3-1をしっかり作れていましたが、弱点と言えそうなのはクリアが小さくなることです。そのため、神戸にセカンドボールを拾われてピンチが連続することがありました。浦和としては、そういうセカンドボールを拾う動きができていることが、ここまでの快勝の要因なので、全北に同じようなミスが出れば畳みかけたいところです。
浦和はジョホール戦を5-0、パトゥム戦を4-0としっかり勝ち切り、しかも大差がついたことで主力選手を途中でベンチに下げることもできています。準々決勝の神戸戦で延長戦まで戦った全北とはコンディション的な差もあるはずで、試合時間が進んでくるとその差が大きくなってくる可能性もあります。序盤でなかなか点が取れなくても、粘っていけば相手は動きが落ちるはずと思っていいでしょう。
もっとも、全北は何度かACLでは浦和の壁として立ちはだかった、アジアの好敵手です。この試合に限っては、これまでと同じような試合にはならないのではと思います。浦和は持ち味のポゼッションサッカーで、ボールを持ってゲームを優位に運びたいです。中2日が続く連戦続きの強行日程ですが、これを勝つことですべて報われることでしょう。