
P.204 医療はすべて延命治療
P.205 病院は、基本的には病気を治すところであり、
「生きている質(いわゆる生の尊厳)よりも、
「長く生かす」ことが優先されます。
また、救急車を呼ぶということは、
「蘇生措置も救命処置も、しっかりお願いします!」という意思表示なのです。
(中略)
在宅なら、まず、訪問看護士や在宅医に電話して相談してください。
「最後まで自宅で」と決めていても、
慌てた誰かが、よく救急車を呼んでしまうものです。
決して慌てないことも、在宅での平穏死に必要なことです。
P.210 「尊厳死」と「平穏死」と「自然死」
「尊厳死」とは、日本では「平穏死」「自然死」と同じ意味です。
P.211 一方、海外では、尊厳死(Death with dignity)とは、
(Phisician-assisted death)「医者が介助する死」を指します。
これって日本では 「安楽死」 ですよね。
言葉の定義の間違いが原因となって、尊厳死が誤解されています。
そのため、尊厳死と安楽死を医者もよく混同しています。
では、日本で言う尊厳死(平穏死)を英語ではなんと言うのかというと、
言葉はありません。
世界では当たり前のことなので、わざわざそんな言葉はないのです。
つまり、日本は世界でも稀な、「治療攻めの果ての、疲労死??」そして医療費の増大?!
P.211に、ベネルクス3国、スイス、アメリカのワシントン州などの安楽死」が
法律上、認められていることや、具体的な内容が紹介されています。
こういう事実も学びながら、親の背中や看取り方を見て、私たちは自分自身の死に方を、、
後世に莫大な医療費の赤字を残すこと無いよう、よく考えて逝かねばなりません。
P.215 平穏死とは、亡くなる瞬間のことではなく、死ぬまでの時間、
死んでからの時間も含めた一連のプロセスを指します。
「平穏生」の先に「平穏死」があります。
P.215 「どうして病院や施設で平穏死できないのか?」という最大の理由は、
「待てないからだ」と思い至りました。
(中略)
終末期には「待つこと」こそが大切ではないでしょうか。
待つこととは、寄り添うこと。医者も家族も介護職、
しっかり待ち、そして、待ちながら、どう過ごすかを考えます。
この辺は、「がん治療に関する論争」から完全に離れてしまうため、
あれ? 何がテーマの本だっけ??という気もします。
が、今話題になっている終末医療や医療費増大に関する勉強にはなりました。