第2章「検診を受けるか、受けないか」
第3章「患者よ、もっと賢くなれ」
第4章「抗がん剤の真実」
以上が、争点?、論点になるところで、著者・長尾医師は
「治療すれば助かる癌もあるのだから、放置は良くない!」と主張。
一方の近藤医師は、
「本物の癌なら、治療しても治らないし、がんもどきなら、治療の必要なし」
もし私なら、
<放置もしないし、手術などの治療もしない>でしょう。
ま、本当に具合が悪くなって、癌病巣が見えた場合は、
その時点で色々考えるのでしょうが、
癌が出現するには、それなりの理由があるはずなので、
自分の生活を見直し、軌道修正が必要なら行い、経過を観察します。
「生きている主体」としての自分が、「天から借りている肉体」を
「正しく、大切に管理して、天寿を全うする」のがヒトの道!だと、私は思います。
私自身は、仕事や子育てで悩んだとき、<自然療法>に縁がつき、
身体の酷使で膝を傷めたとき、<「自力整体」>に縁がつき、
リタイアして時間が出来たとき、<新老人の会>や
地域での<ミュージカル活動>や<タップダンスの会>に縁がつきました。
「より良い生活習慣」へのアンテナを常に高く、感度を磨いておけば、
面白い、自分に合った健康法を捕まえることができます。
これに失敗している人の言い訳は、
「トシとったら、どっかこっか痛いのは当たり前だよネ」とか、
「もともと健康に生まれついてる人と違うんだから!!」など……
こういう考え方が既に限りなく「病気」に近いと思うのです。
こういう方々に私の方法を押し付けることはできませんから、
やっぱり、ヒトは、自分の信念で決断した運命を紡いでいくのだなぁ、と思います。