自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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「骨ストレッチ」ランニング ⑤ ダブルT Walking

2015-11-06 08:29:06 | 図書メモ




11/4に「ダブルTの立ち方」をご紹介しましたが、
今日は、その「立ち方」からそのまま歩行する方法です。

P.91 ダブルTは中指のラインとくるぶしの両端を結んだラインの
   交点を重心点と定めているため、歩くときは縦のラインにあたる
   中指がリードする形で重心移動していくことになります

   こうして、ブレーキ役となる親指に力がかからないと、
   結果として踏ん張りが利かず、
   倒れこむようにして体のほうがつねに最初に前に出る。

   要するに、ブレーキがかからず、
   筋肉にも過度の負担をかけず歩いていけるのです


   倒れそうになるのを、足の動きでたえず補いながら進んでいくーーー
   これが人の体に備わった自然な歩きといえるわけです(後略)


P.92 自然界の本質は諸行無常であり、
   同じ形にとどまり続けるものは何もありません。

   すなわち、たえず変化している不安定な状態のほうが自然であり、
   動物が持っているしなやかな動きは、
   この不安定さとつながっているものなのです。

   固めて動きにくくしてしまうことが安定ではなく、
   ダブルTWalkingのように不安定さをうまく操るなかに本当の安定がある
   と考えたほうが理にかなっているのです。
コメント
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