

クオリティ・オブ・ライフとは何か
P.236 オランダ人にとって「クオリティ・オブ・ライフ」の中で
何を一番大切にしているかといえば、それは「健康」である。
一方、日本人は「ストレスのない職場」だという。
いつごろの、誰による調査かは、定かでないが、著者の調べでは、この結果だそうな。
イタリアでは「家族と一緒にいる時間」だと聞いたことがあります。
第二次世界大戦から70年近くたった現在、オランダと日本で、
クオリティ・オブ・ライフの捉え方は違っている。
同じ生命維持であってもオランダ人は、空腹から経済成長をとおって
「満足できる健康管理のケア」に変わり、
日本人は、空腹から経済成長をとおって「ストレスのない職場」に変わった。
オランダ人にとって家族・家庭がほとんどすべてだとすると、
日本人にとっては
職場・会社がほとんどすべてであるとの報告もあった。
この本を読んで、私が一番羨ましいと思う点は、
P.237 ある程度確立された将来があり、
NPO活動や成人の教育施設が完備されているオランダでは、
旅行・趣味・別荘暮らし・ボランティア活動・習い事などに、
時間が足りないと悩んでいる(ベビーブーマー=団塊の世代が多い)
何が羨ましいって、<自分達の意思で選んだ政治>に信頼がおけて、
<税金の使途>がばら撒きでなくReasonable!
<常に政治に関する議論が活発で、変更可能な社会>
これらのお陰で<将来に対する不安が無い>から、老後を楽しく過ごせる
オランダ人が羨ましいです。
翻って、日本人は箪笥や銀行に貯金がたくさんあるのに、思い切って使えない、
政府の医療政策や、介護見通しが信用できないし、
美しく快適な住居に投資する才覚がない・・・・・
繰り返しになりますが、私たちは気づいた順に、諦めず、地道な活動を
始め、続けるしかありません。願わくば、
良い仲間と、効率良い活動ができれば!と念じつつ。