ステイホームを守っていると、家の内外のアラが見えてしまいます。
特に、何年も植え替えていない植物たちが「狭~い、苦し~い」
「植え替えて~~!!」と叫んでいるのが聞こえて来るので、
重い腰を上げて、色々植え替え始めました。
私の担当は多肉植物なので、小ぶりの鉢が多いのですが、
とっくり蘭、柱サボテンの鬼面閣だけは夫の助けが必要。
とっくり蘭は、根が廻り過ぎて鉢から抜けず、鉢を電動鋸で切る羽目に。
夫はエンジニアだったので機械工具の扱いは慣れたもの。
さらに、農家出身なので、植物の特性や気持ちを読めるのです。
株分けするのなら、思い切ってナイフで裂くとか、
元気そうな芽を生かすとか、何かと知識や直感力で助けてもらえ、
有り難い存在。
「夫なのに、どうして察してくれないのよっ!」と求めまくっていた時代から、
「いいわよ。一人でやるから放っといて!」と、何も期待しなくなった老年期。
いつ離婚してもおかしくなかったトゲトゲ夫婦が今、現在平和な理由は、
①「7つの習慣」を読んで、お互いの意見を言い合う場所をつくった。
②各自ライフワークが忙しく、喧嘩する時間がもったいなくなった。
③現在、素人夫婦がミュージカル研究会を運営できていることへの感謝。
④「期待(所望)されて行うノルマ的作業」は楽しくなく、
時間割引率を考え、自分が行った方が得策の作業が分かってきた。
日本人の平均健康寿命を鑑みると、夫はあと10年。私は25年?
何が起こるか分からない時代ですが、悔いのないよう、
時間を大切に暮らしたいと思う此の頃です。