著者は精神科医で、高齢者の医療に長く携わってきた方。
たくさんの著書があり、私も何冊か読んできました。
が、個人的に相容れない説が多く、「うぅ~ん、そうかなぁ???」
「私は違うけど・・・・・」と思い、暫く距離を置いていました。
そもそも、これまでの著書に顕著だった
「高齢者は、ちょい太(ふと)で良い」という説が今一つ。
だって、老廃物を処理しきれていない太さでは
軽やかに踊ることも、野山を歩きまわることもできません。
膝の故障にも繋がります。
和田医師によると、
p.13 見た目年齢が老け込んだ患者さんと話すとき
私がいつも思うのが、栄養のバランスが悪い、
とりわけタンパク質が足りていないということです。
これが見た目年齢を老けさせる理由の一つです。
皮膚にしわが目立っていたり、体全体がしぼんだように
見える60代の患者さんに、どんな食生活をしているか尋ねると、
明らかにタンパク質不足であることがわかります。
私は、著者が危惧しているような「たんぱく質不足の少食・穀菜食」
(ビーガンではなく、卵・牛乳・ささみ・魚は食べます)に近く、
牛肉・豚肉は自分で買うことは無し。
(飲み会やおよばれの席での肉は普通にいただきますが)
で、年齢より老けてみえるかどうかは自分からは言い難いです。
が、動きの俊敏さだけは自信を持って「若い」と言えます。
(卓球やミュージカル演技の練習などで、吃驚されますし)
化粧でゲットする美よりは、「健康な動きと考え方」で勝負。
いえ、勝ち負けではありませんね。個々の価値観の問題です。
多分、客観的にみて、そして主観的に見ても、私の肌は、
きめの細かい、白い肌には程遠い「土方のオバサン」風です。
友人たちからの評価は「健康そうでイイね」「もぉ見慣れちゃったよ」
などの、賛辞とも諦めともつかない不思議な言葉の数々・・・・・
いずれにしても、自信過剰に陥らず、たまには他人の意見も聴き、
自分の体調や鏡(=見た目)からも目を反らさず、
生きていく上での心地よさを追求するつもりです。
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