意見の食い違いが多い著者(和田医師)と私ですが、
珍しく(?)「そうよねぇ~」と頷けたのが異性問題です。
p.22 実は、私(著者)は見た目年齢を若返らせるには異性への
関心が最も重要な要素の一つだと思っているのです。
LGBTQの時代では、恋愛への意欲といってもよいかもしれません。
恋愛が重要であるのは、女性にも男性にも言えることです。
ところで、この本を読まれている方は最後に恋愛したのは
いつだったか覚えていますか?
結婚してから一度も恋愛していないというなら、ちょっと
寂しいですね。だからと言ってパートナーのいる人に浮気を
推奨しているわけではありません。
浮気をしても良いのですが・・・・・(後略)
その理由
p.23 恋愛すると男性ホルモン(テストステロン)の分泌が増える
ことが分っています。恋愛と関連しますが、性的な欲求でも
男性ホルモンは増えます。男性の場合、一般的に男性ホルモンの
分泌は年齢とともに減少します。男性ホルモンが減ると、
筋肉がつきにくくなったり、記憶力や思考力が低下します。
もちろん意欲も低下してしまいます。男性ホルモンが減少すると、
よぼよぼ老人になる条件がどんどん増えていくというわけです。
p.24 ちなみに、日本では高齢者と呼ばれ呼ばれる年代、特に男性が
女性のヌード写真などを見ていると、眉をひそめるような風潮が
あります。でも、先進国と呼ばれる国でポルノを解禁していないのは、
日本くらいです。ポルノを解禁するだけでも、高齢者を若返らせる
ことが期待できるのに、それを政策に上げる政党が一つもないのは
残念です。
大事なことは、前述したように、「もういい歳だから」といった
年齢バイアスにとらわれないで、体の欲求に正直に生きることです。
p.25 男性ホルモンが充分に分泌されていれば、意欲もアップしますし、
筋肉も脳も衰えないので、見た目も若返ってきます。「禁欲は美徳」
などといっている人は、老けるだけなので私はお勧めしません。
なお、女性も男性ホルモンが分泌されていて、性的な欲求を高める
働きがあるとされています。また、男女に関わらず、
恋愛パートナーがいない人は、男性ホルモンのレベルが低いという
報告もあります。男性ホルモンのレベルを上げるためには、
男性も女性もどんどん恋愛した方が良いのです。
それが見た目の若返りの近道になります。
問題は、既婚の場合、夫婦ともに性的魅力を感じなくなってしまったり、
独身の場合、そういう魅力を感じる人に出逢えなかったりすることです。
でも、個人的意見を言わせていただくなら、
「出会うチャンスの無さ」を嘆く人は「努力不足」だと思っています。
どんなジャンルにせよ、努力したって報われないことは多いモノです。
声楽とか体操なら「自分との闘い」ですから、恥も外聞もありません。
恋愛の場合は「相手と気が合って、さらに一緒にやることがある」ことが
条件ですから、出逢いの範囲は狭まります。
相手が積極的なのに、自分が気が向かなくて断る場合、
逆の場合も含めてお互いに気まずい思いはあるでしょう。
向こうから自分がフラれれば嫌な気分になることも多いでしょう。
でも、、、
そういうことを恐れずに、気が合いそうな人がいれば、
積極的に付き合ってみて、人生を楽しむべきだと思います。
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