自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

Oldies Party

2013-12-09 05:51:09 | 唄と踊り


昨夜は久しぶりに生バンドの演奏を聴き、大いに騒いで飛び跳ねました。
演奏陣は高校の同期生仲間だし、聴衆も殆どがそれぞれの家族や友人の団塊世代。
どこかで見たような、会ったような、似たような年恰好の連中が
大声でエールを送り、踊りを楽しむスタイルには、恥も外聞もありません。

思えば、私も数年前、このバンドで歌ったり演奏に加わっていたのですが、
自分が主宰するミュージカルが忙しくなってきたので止めたのでした。
ミュージカルで歌う曲が、オペラアリアやクラシック曲が多くなってきて、
ポップスの発声やリズムのノリ具合と食い違うのも一因でした。

でも、今回こんなにノッたのは、素晴らしいドラマーのリズムのお蔭で、
気持ちよく踊れたからなのでしょう。

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「がん治療で殺されない七つの秘訣」

2013-12-08 05:29:59 | 推薦図書



今日から夫の白鳥撮影記録から綺麗な写真を少しずつご紹介します。

標題は、おなじみ、近藤 誠医師の本です。
「がん」に関する情報・解説は今まで散々ご紹介したので、
今回は「終末期の治療について」をメモします。
具合が悪くなって、入院すると、「点滴治療は当たり前」のようですが、
こんな状況も有り得るらしい、ということをメモしておきます。


P.54 転移がある「がん」は、放置した場合も、治療した場合でも、やがて
   終末期を迎えます。このとき、水分補給・栄養補給という名目で点滴注射が
   行われますが、それで患者はかえって苦しくなります。

   これに対し、自然の成り行きに任せた場合には、諸臓器の機能が衰え、
   食事がとれなくなり、痩せていき、尿量は少なく、呼吸は浅く、脈は弱くなり、
   やがてロウソクの火が消えるように亡くなります。

   人体は死期に向って、食事や水分を控えることにより、体がひからびて
   ラクに死ぬことができるよう、自己調節しているわけです


P.55 これに対し、水分が強制的に体内に入れられたらどうなるでしょうか。
   尿や汗として排泄できなかった水分が体に溜まり、手足がむくみだします。
   やがてその影響は肺にも及び、水が肺の中にしみだします。
   すると人体は反射的に肺内の水分を痰として外に出そうとする。

   しかし末期患者は、筋力も衰えているので(強い咳をして)痰を排出することが
   できない。それで肺に水がますます溜まり、
   酸素を体内に取り込むための肺スペースがいよいよ限られてきて、
   いわば海でおぼれて水が気道から肺に入ったような状態になります

   これでは苦しい。じっと寝ていても、苦しくなるのです。
   それで患者は、鎮静剤等で早く意識をなくしてくれと願うようになる
   (実行すると、お迎えが早くなります)。

    だから、末期患者が呼吸困難になったら、
   点滴のせいではないかと疑ってみることが必要です。
   点滴はまた、感染症の源にもなります。

   点滴のため血管内に留置したカテーテル(管)の周囲に細菌が繁殖し、
   敗血症や肺炎へつながっていくのです。これでは病人は苦しくなるばかりですし、
   命も縮めます。日本の年間(すべての死因による)死亡数は125万人。

   そのうち数万人は、死因ががんや脳卒中となっていても、
   直接の死亡原因はカテーテルによる感染症と見られます。





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がん放置療法 まとめ

2013-12-07 09:09:28 | 推薦図書


左の猫は置物です。目が微妙に輝くので、本物っぽく見えます。



P.201 がんを放置するのは愚かしい行為ではありません。

   それは、無神経で粗野な医者たちに人格や体が蹂躙されることを

   避けるための最善の方法であり、

   人としての尊厳を回復する特別の処方箋なのです。


P.202 また、治療の合併症による苦痛や治療死から完全に逃れることが

   できる唯一の方法です。がんを放置することは、

   思慮に欠ける行為でもない。むしろ、

   がんが「もどき」と「本物」に分れるという、

   がんの実体に最も適した対処法です。


   とはいえ、がん放置療法を実行するには、医者の無理解や反対を

   乗り越える等、種々の苦労があるでしょう。ことに問題なのは、

   周囲の無理解です。家族や友人・知人が、


   「がんを放っておくなんて信じられない」

   「転移しちゃうわよ」「すぐ死んでしまうぞ」

   「放っておいて後悔した患者を知っている」等、ありったけのことを

   言ってきます。それでも放置を貫いたら、

   友人・知人と絶好状態になったという話も聞きました。


   そういう人たちは、がん放置療法について深く知らず、

   旧弊な社会通念に支配されているだけである可能性があります。

   それでも患者本人と、個人的な関係を結んでいるだけに、

   対応するのが厄介であるわけです。



以下、最終章のまとめ的文章です。そのまま書き写します。

P.205 人はいつか必ず死ぬのですから、宇宙の悠久の歴史からみれば、

   数年や数十年の延命などいかほどの意味もない、

   どういう医療をうけようが同じではないか、という見方も

   可能かもしれません。しかし、ひとつだけ大きな違いがあります。


   それは、医療の内容によって、あとで後悔するかしないかが

   違ってくる、ということです。


   私は医療で一番大切なことは、だれ一人として

   後悔しない後悔させないことだと、考えています。 


   せっかくよかれと思ってつらい治療をうけたのに、

   あとで後悔するのでは悲しすぎます。その場合、後悔したのは、

   現状認識や将来予測と治療の結果とが食い違ったためです。  


   したがって後悔しないためには、

   がん治療の現状を正確に知り、

   がんの本質を深く洞察することが必要になるのです


   できることとできないことをはっきりさせて人々に知らせるのも、

   科学としての医学の役割でしょう。


   これまで患者や家族が悲痛にあえいできたについては、

   がんと闘う、という言葉にも責任があったように思われます。

   つまりこれまで、闘いだから手術や抗がん剤が必要だと、

   考えられてきたわけですが、そのために過酷な治療がおこなわれ、

   患者が苦しんできた、という構図があります。


   しかし考えてみれば、がんは自分のからだの一部です。

   自分のからだと闘うという思想や理念に矛盾はないのでしょうか


   徹底的に闘えばたたくほど、自分のからだを痛めつけ、

   ほろびへの道をあゆむことにならないでしょうか。また、

   逸見政孝さんの様子からも示唆されるように、

   患者が闘っていると思う相手はがんではなく、

   じつは手術の合併症・後遺症や抗がん剤の副作用と闘っているだけ、

   という可能性はないのでしょうか。
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がん放置療法 <乳がんについて>

2013-12-06 08:32:22 | 図書メモ


久しぶりに「がん放置療法」に戻ります。

P.104 「がん一元論」とは:

   「早期発見・早期治療は正しい」という説。すなわち、

   早期がんを放っておくと周囲の組織へがんが浸潤し、

   他の臓器へ転移する進行がんとなり、

   さらに末期がんとなって死に直面する、という考え。


   いわゆる「多段階発がん説」で、これによれば、

   早期発見・早期治療が正しいことになる。


近藤医師の見解は、上記の説と異なり、

P.105 がんは発生当初から他臓器へ転移する「本物のがん」と、

   他臓器へ転移しない「がんもどき」の、

   性質の異なる二種類のがんがある、という「がん二元論」が正等と考える。


P.101 マンモグラフィ検診で見つかる乳がんについて。

   しこりや腫瘤がなくて、マンモグラフィでしか見つからなかった癌は

   「もどき」です。

   ところが、治療となると乳房を全摘されてしまうことが非常に多い。


P.102 2009年11月、米国政府の予防医学作業部会は

   「マンモグラフィによる乳がん検診は40代の女性には薦められない」

   と、勧告しました。がんを検出する精度が低く、誤った診断で

   不必要な組織検査を受けさせられるなどデメリットが多いことが理由。

   (2009年11月17日付朝日新聞)

P.103 (中略)ところが日本の検診関係者はこの勧告を無視し、

   相変わらずマンモグラフィ検診にいそしんでいる。そして、

   有名芸能人、企業、一般人らを巻き込んで

   「ピンクリボン運動」なるものまで推進しています。


私自身は最近まで、朝の着替えのときに、簡単な自己検診をしていました。
が、近藤医師の理論を知り、乳がんを念頭にチェックすることは止めました。



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雄猫 トニー

2013-12-05 18:57:36 | 猫物語


マリアのことばかり書いていると、トニーが僻みそうなので、紹介します。
本当に、猫でも「平等に扱われたい」という気持ちがあるようで、
マリアだけかまっていると、「ボクも~~」と割り込んできます。

この子たちは、<問題あり>の飼い主から動物救済NPOに保護されていたのを、
ネットで知って、譲ってもらいました。



ず~~っと二人一緒なので、とても仲良しです。
でも、トニーには器質的な障害があるらしく、運動神経が最悪です。
しょっちゅう、色々な所に飛び移ろうとしては、落っこちます。

爪の引っ込め方を知らないので、抱っこしていると頻繁に痛い思いをさせられます。
声がひどい。(マリアが良すぎる =^-^=)
甘え方も下手。

でも、家族なのだから、良い点を探し出して、褒めてあげます
すると、嬉しそうに、満足の笑みを浮かべて、全身で幸福感を表します。
日本人の人間夫婦は、

   どうしてこれが<お互いに>出来ないのでしょうね?





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Xmas飾り

2013-12-04 05:52:29 | 猫物語


今年はミュージカル研究会の公演がたくさんあって疲れたのかどうか?
12月になっても、例年のようなデコレーション意欲がわきません。

でも、長男ファミリーを呼んで食事をすることは確かなので、
重たい腰をあげてオーナメントを吊るしました。

3年目を迎えた猫達は大喜びで悪戯を開始。
いえ、雄猫Tonyは飾り物に手を出す好奇心を失って、見向きもしないので、
はしゃいでいるのはMariaだけです。

同じ日に生まれた姉弟だというのに、
男と女ではこんなにも違うものなのか!と、驚きです。
白い雌猫マリアは、輪ゴムとか紐、レジ袋など、
何にでも興味を持ち、口でくわえて投げ上げたり、走り回ったり、
全てのものごとに興味を持って、遊びを創造しています。

見ていると、

私の娘時代も、いえ、今もこんな風に……>と、いじらしくて涙が出そう……

と、ソラ涙を搾り出そうとしていると、

とっくに<無意味な遊び・行動>に興味を失った相棒が
シラ~~っとした眼差しで、「早く終らせんかい!」と語っているのを感じます。

考察:男女の寿命の差は、その好奇心とチャレンジ精神の差で生じている

提言:世の男性諸氏は、もっともっと好奇心を持って、歌や踊りに挑戦しましょっ!!



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日野原先生 調布講演会

2013-12-03 05:56:11 | 生き方


12/1は調布市グリーンホールで 日野原重明先生 102歳講演会が ありました。
オープニングでフラダンスのステージがあり、
私たち入門クラスのメンバーにとっては、初の大舞台です。

緞帳や照明、裏方さん達が忙しく動く様子は
秋に体験した「大田区民芸術フェスティバル」と同じです。

フラダンスは新調したてのドレスや先輩たちの華やかな笑顔で大好評。
事務局から「新老人の会」の紹介の後、

日野原先生の講演:「平和をめざした生きかたの選択

相変わらず力強い先生のお話に圧倒されて、
「私も頑張らなくちゃ!」と思わされるひとときでした。

***********************
その後の ショートミュージカルは、思いがけず本格的なもので、
ずいぶん勉強になりました。
題名:「マルコポーロの夢」by 横浜市民ミュージカル

ま、オーディションを受けて参加している老若男女とプロの演出家や演奏陣が
気合を入れて練習を重ねてきたそうですから、
我がミュージカル研究会とは全く違う迫力です。

うちだって、照明・マイク・ミキサーなどを使えれば少しは違うのに……
と、ためいきが出ます。が、
私たちは<ミュー研の趣旨に賛同して>集まったメンバーと、
<無理のない範囲で、より高い演技を目指す>約束なのです。

でも、このスタンスは正に<新老人>向きだと思います。
それほど上手くなくても、自分達らしさを活かし、楽しみながら創造することですから。

たまたまAlvin君のような若い留学生君が入ってくれたのはメチャラッキーでしたし、
メンバーの孫や近所のお子さんが遊び気分で入ってくれるのもウエルカム。
飛び込んできて、一緒に頑張ってくれる方は大歓迎です。

来年はどんな展開になるのか、どんな出会いがあるのか、とっても楽しみです。
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越前岳

2013-12-01 06:03:34 | 登山&Trekking


越前岳は御殿場インターから十里木経由で簡単に登れる、眺めの良い山です。
夫はここの展望台からISON彗星の撮影を計画し、最近、何度か昇っています。
私は久しぶりの登山でしたが、距離が短い(←黒岳コースに比べて)ので楽々でした。



最近は猫たちのために、<前夜・登山口で車中泊>というスタイルは止めています。
なので、<4時起き・5時出発・7時に登り開始>がStandardです。
この日は天気の良さと眺めの良さに、すれ違う人たちは皆、ニコニコ顔です。





風がなく、寒いという感じはないのですが、立派な霜柱がたくさん!







千両(←多分)の実が可愛らしく色づいていました。




頂上から富士山のピークを望遠で撮ると、こんな感じ。
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