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P.58 ご先祖様に手を合わせて感謝するのは、
洗濯物をたたむのと同じくらい当たり前のこと
朝起きるとご先祖様に手を合わせ、もらい物があると、
まずはご先祖様にお供えしてからいただく
そういう習慣が人さまに感謝する気持ちや住む場所を
清潔に保つことにつながっていった
夫の実家には神棚と仏壇の両方があり、私の実家は神棚だけ。
義母も私の母も、著者が言うような生活をしていました。
(それでも、私の母は「整理整頓が苦手」でしたが)
実家は神道だったので、毎月一日と15日には榊を新調していました。
母から頼まれて、結構なの値段(?)の榊を買いに走ることには、
懐疑的な私でしたが、毎日一生懸命手を合わせ、水を変えている姿は
すがすがしいものでした。
このように、いつ誰に見られても恥ずかしくない家で、
自分を生み、支えてくれてきたご先祖様に感謝する習慣は
素晴らしいと思います。
これは「宗教」のくくりには入れず、倫理・道徳として
学校で教えられるべきことでは?と思います。
もちろん各家庭で親が実践しているのを見て育つのが理想ですが、
そうでない親の方が圧倒的に増えていますから。
かくいう私も、3人の子供を生後6~8週間で保育園に預けながら
働いていたときは、神棚に水とか、手を合わせる時間なんてゼロ。
でも、、、必要だったなぁ・・・・と最近は思います。