著者のタイトルは柔道整復師・鍼灸師。プラス、トレイルランの
メディカルトレーナーとして、「ウルトラ・トレイル・デュ・モンブラン」に
2017年から3年間連続参加したそうです。
自身が柔道で負った「複数の靱帯断裂」を施術とリハビリにより治した
経験を生かして治療家に転身したそうな。
ごくシンプルな体操・・・というより、いつでも簡単にできる動きなので
気に入りました。やることは殆ど二つだけ。
p.68 足の甲のばし(基本編)
基本的に椅子に座って行い、足指を曲げて足を立てて、
足の甲を前方と小指側にそれぞれ押し出して、
足指からすねまでをのばします。
2方向に押し出すのは、のばしたときに刺激される筋肉が
異なるためです。
なんのことはない・・・・といっちゃ失礼ですが、
マナビバ等で散々やってきた足指体操と同じです。
自力整体でも、を両手で挟んで「甲伸ばし」をしますが、
それを椅子に腰掛けたままできるのが素晴らしいです。
写真付で、手で捻ったり、立って行ったりのバリエーションも。
以下、理論的説明です。
p.50 下腿のすね・前面に「前脛骨筋」「長趾伸筋」
外側に「長腓骨筋」「短腓骨筋」などの筋肉があります。
浮指で足のアーチがくずれがちな現代の日本人は、特に
前脛骨筋と長腓骨筋が固まっているケースが多くみられます。
(中略)
p.52 縮んで固まっている前脛骨筋と長腓骨筋を、のばして緩める
セルフケアに最適なのが「足の甲のばし」です。
興味がある方は、解説をしっかり読んで実践してください。