著者のタイトルは「運動指導者」だそうです。
実際、私もこの2年で運動関係の本を2冊ほど読みました。
でも、巻末にある彼のダイエット格言は
年をとればとるほど 代謝は下がる。
それを”食事”で食い止めろ!
確かに、若い頃と同じに食べていたら太る一方です。
私は18歳から玄米を食べ続け、パンを焼いたり、納豆をつくったり、
りんご・人参ジュースも20年くらい飲み続けましたね~~
懐かしい思い出です。
じゃあ、今は?
お米自体が体に負担になってきて、滅多に食べなくなりました。
お米を必ず食べるのは月に2回の山行トレーニングの昼食くらい。
夫がつくる<冷凍の焼きおにぎり>に海苔を巻いて、小さいのを2個。
理由は、山ではこれが<とても美味しい>から。
間食に食べる粒あんパンも好きです。
この本の主旨に沿えば、微量栄養素ゼロで糖質過多のこの食材は最悪。
でも、美味しいし、栄養的には普段の食事でバッチリ足りている筈・・・
食べたいモノを適宜選び、体が軽く、毎日やる気に溢れた活動ができれば
どんな食べ方でも良いと思います。
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私自身、長年の玄米菜食や読書により、Food Literacyはあるつもりです。
だからこの本の内容は既知のモノが殆どですが、世の中全般は違います。
なので、テレビで放映される栄養情報に右往左往する人たちには、
この本を薦めたいと思います。
私にとっては、随所に登場する「トレンディ言葉」が目新しく、勉強に。
お勧めしたいページは、
p.36 高炭水化物ダイエット
p.55 カロリーゼロ飲料の落とし穴
p.65 ミネラルは塩(My salt持ち歩き)で摂る
p.104 除脂肪体重
p.125 糖新生を利用して脂肪燃焼
p.138 胸鎖乳突筋エクサ
以下、私の生徒さん・友人たちに伝えたい言葉
p.202 (あとがきより)
基礎となる食事では、自分にとって何が必要かという知識を
持っていないと、選択肢が多すぎて迷ってしまい、
最終的に病気や肥満になってしまいますよ。
(中略)健康も不健康もあなたの選択次第
今、減量法を伝えたいドイツ人の友人が居ます。
元はスリムだった、という彼女。ダンスもピラティスもやってきて、
理論も踊りのセンスもバッチリなのに、腰痛のせいで動きが制限されています。
共通の友人たちは、「ゲルマン民族は全員、あの体型になるんだから、無理!」
と言っています。アメリカ人のように、「太っていても、どっこも悪くない」
のなら、良いのですが、「痛む部分があるのなら、何とかすれば??」と
思ってしまうのは、おせっかい?
自力整体の考え方・整食法で改善できるのにねぇ~・・・・と、
毎日あの手この手を考えています。