こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

急に暖かくなって発生した水面での霧、桐生川ダムにて、2016年2月

2016-02-16 | 桐生川ダム湖

今週日曜日は春の到来を思わせるかのように暖かかった。関東南部では春一番としての強い風が吹いたが、私達の街は春一番に縁がなかった。街が関東北部の山際にあるためだろうか。

さて、この日、雨が止んだ後の日差しで、周りが2月であることを忘れさせるほど暖かくなった。ところで、気象条件が大きく変化するとき、近くのダム湖において普段は見られないような景色が現れる。急いで準備をして、写人(私)はダム湖に向かった。


ダム湖に到着したとき、水面の一部が霧で覆われていた。そして、霧が覆う面積は広がり始めた。

 

釣り人のボートが霧で包まれている。

 

     橋を通過しようとしたドライバーは車を止めた。この有様を眺めるためであろうか。

霧は約20分後には消えた。気温が高くなってきたためである。


春一番が吹いたならば、このような風景は現れなかったはずである。

ともかく、このときに湖面で発生した霧は、水面がそれの上の大気に先んじて日差しで暖められることを暗示する。

仮に、このような現象がより大きな規模(例えば、海面)で起こると.....、シャッターボタンを押しながら写人の妄想(?)は広がる。


2月14日午前10時頃、桐生川ダム(梅田湖)にて。