昨日の朝は、変化の激しい空模様になった。まさに、「風雲急を告げる(何か大きな変動が起こりそうな不穏の気配がする)」とのことわざで形容されるような場面に、朝の散策において遭遇した。雲が朝日の染まる場面を撮りながらの散策をと、気楽な心境で歩き始めて間もなく、上空が暗い雲で覆われ、強い風が吹き始めた。
そのとき、雲間で輝く朝日の周りに、あまりにもはっきりとした虹色の輪(光環)が現れた。
美しい虹の輪(太陽が隠れる位置にて)。
虹の光環は、スギなどの花粉が多く舞うと現れることが知られている(花粉光環)。今回の光環は、強い風で尾根沿いの杉林から飛散した花粉によるものであるか、現時点では断定できない。しかし、これは自分にとって初めて見る朝日の光景であった。
以下の画像は、他の方向での光景である。暗く厚い雲を背景とするために、日差しを受けた部分が不気味なほど浮き出て見えるようになった。
突然にも現れた、風雲急を告げるような空模様である。
しかし、上空にも強い風が吹いたのであろうか。程なくして暗い雲は去り、青空が戻ってきた。興味深いことに、部分的ながら朝日の光芒が虹色を帯びている。まだ、光環が完全には消えていないのであろう。
撮影、3月5日朝。
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「余談」今日は透明度の高い景色が広がった。半年振りに受診する大学病院に向かう道では、雪を被った浅間山を正面に見ながらの運転になった。病院では、前日の空模様から連想される予感にストレスを感じながら、検査の結果を待った。2年前に、前立線がんに対する重粒子線照射治療を受けたからである。幸いにして、照射前にくらべて著しく低下した前立腺特異抗原(PSA)の値は今回も持続されているとのことにて、対がん作戦の結果は順調に推移しているとの診断を受けた。なお、院内には、入院されている方々への面会は禁止との知らせが掲示されていた。今回は、1ヶ月間朝夕2回体温を測定して、発熱がないことを確かめてから受診した。
3月の上旬は例年ですと、移動性高被圧がゆっくりと通過し、日本各地は三寒四温になります。
3月5日は日本海で移動性低気圧が急速に発達し、各地に春の嵐をもたらし、各地に雪を降らせました。浅間山も冠雪しています。
その時に、この虹色の輪(光環)現象が起こったのでは?。いい気象現象に遭遇し、すぐに撮影なさっています。
毎回のお写真に癒やされたり、驚嘆したりと
いろいろ感じさせていただいてます。
検査結果がよくて良かったです💕
1ヶ月前からの体温測定。
周到なご準備をされたことに、頭が下がりました。
当日の気象状況をお知らせいただき、ありがとうございました。
浅間山がさらに冠雪したとのことについては、翌日に実感しました。
この山が病院に向かう途中で見えることは知っていたのですが、
昨日は、この山の存在を強く意識しました。
虹色の光環については、即座に対応できましたので、よかったと思っています。
現れることを予想していませんでしたので、一瞬、自分の眼に異常が起きたのかと
思いましたが、カメラのディスプレイを見て、そうではなかったことを
確かめて安堵しました。それにしても、美しい虹が現れたものだと感動を覚えました。
コメント、ありがとうございました。
画像についてのコメント、ありがとうございます。
印象派のファンとして、遭遇する自然の美しさと意外さを画像に残したいと思っていますが、
いつも苦戦しています。余談ですが、NHK BS3での番組「ニッポン印象派」を
毎回必ず録画し、繰り返し見ています。
検査結果につきましてのお言葉、ありがとうございます。
それなりの準備をして受診しますと(例えば、体温を含めて自覚症状についてのメモの提出)、
担当医も良く検査結果を説明してくれます。これからも、このような準備を続けたいと
思っています。