先週末は、当地でも黄砂の飛来によって透明感が欠ける空模様が続いた。黄砂の影響は消えたが、今日も周囲はどんよりとした雰囲気で包まれた。さて、前記事の続きとして、満月(4月27日)の画像をアップする。
尾根には厚い雲がかかっていたために、満月が木立から顔を出す場面を捉えることはできなかった。撮影対象が雲の切れ間に現れたのは19時過ぎであった。
4月の満月は英語圏でピンクムーンと呼ばれ、その名は4月にピンク色の花が咲くことに由来すると聞く。今回は、雲から顔を出した月そのものが、由来を忘れさせるほどまで、赤味を帯びていた。波長の短い光(青色系)が薄い雲によって散乱されたためである。
この画像は月が尾根から昇る前の空模様である(17時半頃、月の出の時刻は18時40分(群馬))。
これまでの画像と比較できそうな満月の姿が撮れたのは、20時頃からであった。
21時頃の満月。
ところで、当方が満月の撮影にこだわっているのは、今月(5月26日)、最も地球に近い満月(スーパームーン、20時14分での地心距離 35万7千キロメートル)において、皆既月食が起こるからだ。
食の始まりは20時09分、食の最大は20時19分、終わりは20時28分と予測されている。西日本では欠けた状態の月が昇ってくる「月出帯食」が見られる(国立天文台ホームページ)。
空模様次第では、いわゆるスーパームーンが赤銅色と呼ばれる赤黒い色の月に変化する過程を観察できるだろう。
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添付した画像は、10年前(2011年12月10日)での皆既月食である(スーパームーンによるものではなかったが)。
皆既食の前にて。22時56分、シャッター速度、1秒。 月の大部分が地球の本影に入っている。地球の形と大きさを想像したくなる場面である。
寒空での赤銅色の月は、心を揺さぶる絶景であった。23時14分、シャッター速度、2秒。
4月下旬にはピンクムーンの赤い満月が観察でき、5月の早い梅雨入りを予告していたと、今ごろ感じる予兆だったようです。
梅雨時は、月の観察はやはり難しくなるのでしょうか??
赤い満月は、今思えば確かに今年での早めの梅雨入りを予告しているようです。
次第に、来週(26日)の天候が気になり始めました。
間もなく関東の梅雨入りになるかと思いますが、スーパームーンの皆既月食を眺めたいものです。
コメントありがとうございました。
別に関係はないのですが、5月27日は私の誕生日なのです。
松山はもう梅雨人ったいうので、残念ながら皆既日食は観測できないでしょうね。
昨年と今年は続いて5月に梅雨入りですね。これが普通になるのだろうかと心配をしています。
5月は生きてきた今まで青空を見えるいい季節に生まれたことを誇りに思っていたのにです。
今夜もニュース番組において、今年の梅雨入りは例年よりも1ヶ月ほど早いと報じられていました。
当地でも強い雨が降り出しました。現在およびこれからの気象状態が心配です。
さて、天気予報によりますと、皆既月食はなんとか見ることができそうです。
赤銅色の月がご誕生日プレゼントになりますことを祈念いたします。
コメントありがとうございました。