赤城山にレンズを向けているとき、鳥居峠に朝日を強く反射するものがあることに気付いた。3月2日午前6時半頃。
左から地蔵岳(山頂に電波中継所)、長七郎山、鳥居峠、篭山、駒ヶ岳、黒檜山
何だろうか。鳥居峠が強く輝き始めた。
輝きはかなり強く、あたかも点光源であるかのように見える。
ところで、この場所にはレストハウスがある。ハウスの窓ガラスが朝日を反射しているのであろうか。
余談ながら、鳥居峠は赤城登山鉄道(地上ケーブルカー)の到着地点であった。また、峠付近にはアカヤシオが自生している。
鳥居峠での輝きは、太陽の角度が変わると消えた。ちなみに、視点と鳥居峠の直線距離は約20 kmである。
この事実は、例えば自分の位置を何らかの理由で知らせたいとき、手鏡などの鏡類が有用であることを実感させる。
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話は逸れるが、この朝は八ヶ岳連峰に長い雲がかかっていた。