こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

朝の展望、赤城山の鳥居峠で何かが輝く、2016年3月

2016-03-04 | 朝景

赤城山にレンズを向けているとき、鳥居峠に朝日を強く反射するものがあることに気付いた。3月2日午前6時半頃。


左から地蔵岳(山頂に電波中継所)、長七郎山、鳥居峠、篭山、駒ヶ岳、黒檜山

 

何だろうか。鳥居峠が強く輝き始めた。

 

輝きはかなり強く、あたかも点光源であるかのように見える。

ところで、この場所にはレストハウスがある。ハウスの窓ガラスが朝日を反射しているのであろうか。

余談ながら、鳥居峠は赤城登山鉄道(地上ケーブルカー)の到着地点であった。また、峠付近にはアカヤシオが自生している。

 鳥居峠での輝きは、太陽の角度が変わると消えたちなみに、視点と鳥居峠の直線距離は約20 kmである。

この事実は、例えば自分の位置を何らかの理由で知らせたいとき、手鏡などの鏡類が有用であることを実感させる。


+++++

話は逸れるが、この朝は八ヶ岳連峰に長い雲がかかっていた。


朝の展望から、朝日で染まる赤城山と浅間山、2016年3月

2016-03-03 | 朝景

昨日、霜柱を踏みながら何時もの展望台に登って行くと、朝日で染まった景色が視界に入ってきた。


山越しで眺める赤城山

赤城山において、左から、荒山、地蔵岳、長七郎山、鳥居峠、篭山、駒ヶ岳、黒檜山である。

 

朝日で染まる地蔵岳長七郎山、鳥居峠、篭山、駒ヶ岳、黒檜山、そして上空の雲

 

朝日に染まる浅間山と市街地(桐生市、みどり市、前橋市など)。


剣ヶ峰、浅間山、湯の丸山(冠雪)、鼻曲山(浅間山手前)などのクローズアップ

山頂付近に雲がたなびいている。左下に写ってるビルは群馬県庁舎(前橋)である。

 

染まっている領域でのグラデーション

これは逆転層が生じたためであろう。なお、浅間山の左側は榛名山である。

 

朝日で染まる山々や市街地の色には赤味が強かった。

前夜の嵐による影響が残っていたために、地表近くで波長の短い光(青色系)はいつもの時よりも散乱され、

山々や市街地まで届きにくかったのであろう。


3月2日午前6時過ぎ、桐生市にて(撮影と現像での色温度、6000 K