2020年夏季五輪の立候補3都市の開催能力を調査するために、
国際オリンピック委員会(IOC)評価委員会(クレイグ・リーディー委員長)の方々が東京に来ているそうです。
それによりますと、IOCが独自に実施した調査で都民の東京開催支持率が70%だったことが示されました。
プレゼンテーションの席で、管官房長官は、
「開催して赤字が出たときは、政府が全面的に補てんする」と確約したそうです。
言いにくいことですが、私は、2020年の夏季五輪の立候補には、反対です。
その理由。
①東京電力福島原発事故の後始末の見通しが全く立っていない。
オリンピックを開催するのには、それ相応の電力が必要になります。
エネルギー政策が全く不明のままに、オリンピック開催を進めるのは理解ができません。
ましてや、オリンピック開催のために、原発再稼働の口実にすることはいただけません。
②いまもなお、15万人以上の福島県の方々が故郷に帰ることができていません。
オリンピックにかけるお金を、福島県の方々に回すべきです。
③政府は、日本国の財政赤字を補てんするために、消費税率を上げようとしています。
オリンピックの赤字の補てんするお金は、そちらに回すべきです。
④オリンピック招致も尖閣列島問題も、前都知事・石原さんのスタンドプレーのような気がしています。
スタンドプレーの背後に有るものが気になっています。
サッカーの沢選手やスキージャンプの沙羅選手も誘致のプレゼンに参加したそうですね。
また、猪瀬都知事とテニスの国枝選手とのラリーの演出もあったそうです。
本当に、ご苦労様だと思います。
選手の皆さんや関係の皆さんのことを考えると、反対の声は上げずらいですが、
日本のエネルギー政策が軌道にのり、財政赤字解消の道筋が見えてからの
オリンピック開催を熱望するものであります。
猪瀬知事のテニスラリー、まずまずの腕前でした。
ただ、フォームがいまいちです。
私の方が、テニスは上手いかな?(笑)
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