ゴールデンウィークは、
くりのみ会《坐禅とカウンセリングコース》のお仲間のMさんお薦めの一冊を読みました。
堀川惠子著
『教誨師』
講談社
2014年1月30日 第1刷発行
帯の言葉を紹介します。
半世紀にわたる死刑囚教誨、
そして、死刑制度が持つ苦しみと矛盾を一審に背負って生きた人生。
心の奥底から絞り出された言葉は、
いずれかならず自らの「死」に向き合うことになる
私たちひとりひとりに投げかけられた問いへと重なっていく。
「死刑」とは、一体何なのか-。
人生の先輩のMさんは、長い間、点訳ボランティアに取り組んでいます。
点訳対象の本は、専門書が多いようです。
たくさんの本を読むMさん。
「この一冊は、必読です。生死について、人間の在り方の奥底を問われます」と。
Mさんの言葉通りの一冊です。