本日午前、12月の「親鸞とカウンセリングコース」が終了しました。
参加者は、総勢8名(女性5名 男性3名)でした。
初参加の高◇さん。玉川学園から1時間30分かけてのご参加。
ありがとうございます。
岩◇さん。高齢のお母さまの介護の合間を見つけて駆けつけてくれました。
皆さん、ご参加ありがとうございます。
学習会の流れ。
◆9時~10時の自主学習タイム
*佐◇さんは、『般若心経』の写経。
佐◇さん曰く「今は、仕事をしているので写経をする時間がありませんが、
退職してからじっくりと写経に取り組む楽しみを《くりのみ会》
でもらいました。ありがとうございます」
カクムさんと聞者くりのみは、『高僧和讃』の読誦をしました。
①『嘆仏偈』読誦
②『教行信証・総序』音読
③『正信偈』 読誦(草四句目下げ)
④楽 談(エンカウンターグループ)
ご参加の皆さんから、自由に近況等をお話してもらいました。
*タクシーの運転手をしている広◇さん。(女性)
お仕事明けに、学習会に立ち寄ってくれます。
数年前、娘さんがご病気でお亡くなりになりました。
菩提寺のご住職の紹介で《くりのみ会》に参加してくれるようになりました。
ご逝去をご縁に、仏教の勉強を深められています。
最近、繰り返し読んできた高史明先生の『歎異抄』を読み返したそうです。
「『歎異抄』は、これまで繰り返し読んできました。読む度に涙がでます。
ただ、読む度に、涙が流れる箇所が違います。不思議です」と。
*高齢のご両親の介護をしている岩◇さん。(女性)
「同年配の友だちの多くが、親の介護をしています。
先日、15年間、母親の介護をしている友人に会いました。
友人が言うには、(最近は、老人に対する医療的なケアーが充実して、
老人が自然死できなくなっています。医療でただ生かされている感じです)と。
ヒトの生死の問題を考えるのには、仏教に学ぶのが大事なように思います」と。
*カクムさん
歌手のクミコさんの『広い河の岸辺』を紹介してくれました。
カクムさんが、課題を出してくれました。
歌詞にある「ふたり」。
わたしともう一人は誰でしょう?
わたしと恋人
わたしと妻
わたしと家族
わたしと・・・
皆さんは・・・?
「楽談タイム」は、くりのみ会の特色。
誰もが、気楽にお話しができます。
⑤テキスト、岩波文庫 金子大栄校訂『教行信証』
化身土巻 375頁3行目~388頁2行目を音読しました。
長い箇所でしたが、全員で音読しました。
大きな声の音読は、汗が出て来ます。
今回は、最澄さんの『末法灯明記』の所でした。
著者は、(最澄さんではない)との説があるそうですが、その探求は学者さんにお願いし、
現代に生きる我々は、自分なりの時代認識・歴史を明確にすることが大事なようです。
その後、自由討論。
→次回の「親鸞とカウンセリングコース」は、
1月24日(日) 午前10時~12時 タワーホール船堀
*どなたでも歓迎です。
直接、会場にお出かけ下さい。
(事前にメール等をいただけますと、舞い上がって喜びます)
*当日、9時~10時、自主学習タイムです。
お時間が許す方は、お早めにお出かけください。
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