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「心にふれる話」 東京新聞

2014年12月22日 15時59分12秒 | 日乗

仕事をしている頃は、新聞各紙を読み比べることも少なかった。
この頃は、時間があるので読み比べが楽しみ。
「楽しめる」より、「腹立つ」ことが多いかな!(笑)
「腹が立つ」のも、ボケ防止になるか…!

これまでも書いてきたことだが、東京新聞と地方紙が面白い。

東京新聞は、がんばっています。
読みたいニュースをしっかりと届けてくれます。

今朝の東京新聞。
ホットする記事がありましたので紹介します。

心にふれる話

「伝え忘れた ことば」

その女性に初めて会ったのは、午前六時二分、京王相模原線多摩境駅発の電車内だった。
乗客がまだ半袖シャツを着ていた九月。
東京農大一高の教諭長田(ナガタ)道広さん(60)は、座席で本を読んでいた。
乗り換えの一つ前の駅。
乗ってきた二十代ぐらいの女性が前に立った。
バックにぶら下げたマークが目に入る。
「おなかに赤ちゃんがいます」。
席を譲ると、女性は申し訳なさそうに座った。
翌日も同じ駅で女性は乗った。
「どうぞ」「すみません」。
それが続いた。

交わす会話はそれだけだ。
大きくなっていくおなかを見て、「座らせてあげないと」と使命感が芽生えた。
確実に席を取れるように、少し早起きをして、電車が到着する五分前にはホームで待った。
乗客がコートを羽織るようになった今月一日。
普段通り席を立つ長田さんに女性は言った。
「今週で産休に入ります。これまで、ありがとうございました」。
手作りの焼き菓子をプレゼントされた。
最後まで、名前も、どこの駅で降りるかも知らなかった。
語り掛けもしなかった。
ただ、これだけは言っておけばよかったと悔やむ。
「出産、頑張って」
(石井紀代美)

先程、文化放送で、吉田照美さんも紹介していました。

ボクも、一言。
元気な赤ちゃんを産んでください!」


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コメント
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